あけくま!
![新年のご挨拶 - クマムシ博士のむしブロ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/47505ae8c3698f60ea968f3da669deaafa0cde61/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fh%2Fhorikawad%2F20111231%2F20111231213648.jpg)
10代の大腸癌患者さんというのがいた。 僕の担当ではなかった。むかしのことだけど。 若い人のがんの進行は速い。若ければ若いほど速いのかもしれない。もちろん担当の主治医はそれこそ頭をかきむしるくらいに苦悩していたけど、僕にとってもそれはとても言葉で言い尽くせるような経験ではなかった。こういうのを言葉に出来る人が作家になるのだろうが、僕には文才がない。 思ったよりずっと早く亡くなった。 大腸癌だからこれほどの衝撃をうけるので、白血病や骨肉腫とかならよくあることではあるかもしれない。交通事故で若くして死ぬこともよくあるだろう。それでも、ひどく不公平なものだと思った。だって大腸癌だ。 10代の1型糖尿病患者さん、20代のSLE患者さんならよく診た。いずれも一生付き合う病気だ。人生の長さが70年なら、まだそのうち1-2割しかすごしていないのに、残りすべてをこの病気とつきあって生きていかなきゃいけない
2012年が始まりました。明けましておめでとうございます。 新しい年を迎えるに当たって、2011年を振り返り、そして、2012年に向けてやっていきたいことをまとめておきたいと思います。 2011年は自分の人生の転機であり、はてなの転機になりました 25歳ではてなを創業してからちょうど10年目にあたる2011年は、僕自身にとって、そしてはてなという会社にとって大きな転機になりました。 僕自身にとって一番大きかったのは、人との関係を見直す事になったことです。人生最大の転機とも言えるような年になりました。そして会社にとっては、これからの成長に向けて準備が整う年になりました。 絶望の淵から 2010年の暮れ、はてな社内は今から思うとかなり危機的な状況にありました。新サービスのローンチに失敗し、がっかりする気持ちが社内に蔓延していました。経営と現場、そして取締役会との間に意識のギャップがあり、お互い
ごく微量の物質を分析できる大型放射光施設「SPring―8(スプリング8)」(兵庫県佐用町)で、犯罪捜査の科学鑑定を専門に行う組織が設立された。 従来の1000倍の精度を誇る新しい分析技術に、警察OBら捜査のプロのノウハウを生かすのが狙いだ。 組織は、和歌山・毒物カレー事件で鑑定人を務めた元兵庫県警科学捜査研究所長の二宮利男さん(69)や元警察庁刑事局長、元大阪府警科捜研所長ら4人。「ナノ・フォレンシック・サイエンス(法科学)グループ」の名称で今後、増員する。 事件現場に残された微物を鑑定し、どう活用すれば容疑者特定や犯罪の立証に有効かなどをアドバイスする。合成麻薬MDMAや覚醒剤中の不純物の分析結果などもデータベース化し、他の事件解決に役立てる。 1997年に建設されたスプリング8は、電子を光速近くまで加速して発生させる放射光によって1ピコ・グラム(ピコは1兆分の1)以下の物質も分析でき
忙しくなったり、暇になったり。長年仕事をやっていると波があるわけですが、人の働きぶりを見ていると次の傾向がありますな。 忙しい時には能力、暇な時には性格が出る 多忙な時にはその人の能力が出ます。優秀な人は忙しい時にこそ真価を発揮しますし、隠れた能力が開花します。 忙しい時には「忙しい」という異常な状態であるため、通常求められている能力のプラスアルファが必要になり、通常よりも多くのことを成し遂げようとするもので、能力の限界を突破しやすい。能力を鍛えるには平時での経験をいくら積んでも限界があり、限界を突破するには過剰な負荷をかけたほうがうまくいく。このあたりは筋トレの理論と一緒。 一方、暇な時というのは能力は出ません。能力を使う必要がないので、能力が出ない。そのかわり、出るのは性格。暇な時の過ごし方に性格が出る。あからさまにサボる。手抜きする。平時には出ない性格のマイナス面が出るものですし、そ
「伝票に思いがけないことが書かれていた…」食事をした家族に起きたサプライズ アメリカで、ある夫婦が1歳の娘を連れてレストランに行ったそうです。 食事を終えて、支払いの伝票をもらうと、そこには思いがけないことが書かれていました。 こちらがその伝票。内容を日本語にすると以下の通り。 「 かつて私たちが新米の親だった頃、知らない誰かが食事の支払いをしてくれたことがあります。それは私たちにとって心に強く残る出来事となりました。 この行為の礎となっているのは、「良い子育て」をすること。 そのまま良い親であり続けてください。時は本当に速く過ぎ去っていきます」 全く見知らぬ人が、この小さなメッセージとともに食事代を払ってくれたというエピソードで、いったいどこの誰かは全くわからないのだそうです。 夫婦はこの出来事に大変感謝して、さらに自分たちにとって、それがどんなに深い意味を持つのかという感想を添えて、海
高須賀とき @takasuka_toki これからマインドコントロール系の名著と言われている、影響力の武器 http://t.co/gvlbt2HB の要旨を書いていきます。洗脳は自己啓発のジャンルでも人気のものですが、大体のものはこれが種本となっています。 2011-12-30 23:15:58 高須賀とき @takasuka_toki この本がどういうものか簡単に言うと、上手いセールスマンとか宗教の教祖が何故あんなにも人を説得し、操れるのか、というものの仕組みを説明したものです。よくものにもいいようがある、と言いますが同じように人を上手く操るのにもお作法がある、という事を大規模な実験の結果、解明しております。 2011-12-31 02:08:22
住宅金融支援機構や銀行が「返済期間 50年」の住宅ローンを始めたというニュース。あきれてぶっとびます。 50年も終わらないローンを組んで、 何かを買うのは、 明らかに「分不相応」ってもんですよ。 25歳で家を買ってローンを組んでも 50年ローンだと完済は 75歳。男性なら平均寿命ぎりぎり。てか、死ぬ直前まで稼ぐのは無理でしょ。 一度もリストラされないまま年収が上がっていき、退職金もたっぷり出て、子供も無事に独立し、家族の誰も大きな病気にもならず、 かつ、親が(自分が 60歳くらいの時に介護費用も使わずに)すんなり亡くなり、ある程度の貯金やら不動産を残してくれて、ようやくぎりぎり払えるかも、 みたいな「捕らぬ狸を 5匹くらい当てにした」計画は無謀すぎます。 しかも地震や火災、地域の治安の変化などで、不動産価値が大きく下がる可能性もあるし、なんらかの理由で引っ越しを余儀なくされる可能性もありま
ドイツのアウディが開発した電気自動車(EV)「Audi A1 e-tron」が世界的にもユニークなEVとして、国内外のメディアの注目を集めている。同車には発電用のロータリーエンジンが積まれているからだ。 アウディ・ジャパンはこのほど、神奈川県の箱根ターンパイク(TOYO TIRESターンパイク)を借り切り、アジア各国のメディア向けの試乗会を初めて行った。あえて急峻で過酷な箱根をテストコースに選んだことからもわかるように、ロータリーエンジン搭載のアウディの EV は実用レベルに近づいているようだ。 発電用にロータリーエンジン アウディとEV、ロータリーエンジンの組み合わせは異色だが、このロータリーエンジンはあくまでEVに必要な電力を供給するための発電用で、ロータリーエンジンが直接、タイヤを駆動する動力としては用いられない。アウディはこれを「レンジエクステンダーEV」、つまり走行距離を伸ばすた
年末の風物詩といえば大掃除や紅白歌合戦、そして“第九”。“第九”とは通称で、『交響曲第9番ニ短調作品125』が本当の作品名。ベートーベンの最後の交響曲として、世界中で愛されている楽曲だ。そんな第九が、年末になると日本各地で演奏されるのには何か意味があるの? 社団法人日本オーケストラ連盟の事務局、加納民夫さんに聞いてみた。 「戦後、貧しかったオーケストラが、いわゆる“もち代稼ぎ”で始めたといわれています。第九には、オーケストラのほかにコーラスも参加するので、出演者の総人数がとても多い。その出演者たちの知人が客として来れば、ふだんより多くの来場者が期待できます。コーラスもプロを雇ってしまうとコストはかさみますが、学生などのアマチュアに頼めば出演料もあまりかからず、オーケストラの収益はアップするのです」 選曲の理由がお金って、なんだか現実的……。とはいえ、マーラーの『交響曲第2番』やホルスト
2012年紅白歌合戦に出場したレディ・ガガの"Born this way"の翻訳がおかしいということで酷評されている。本エントリはこの件について、なんで字幕があんなこと(NHKによる自己検閲が疑われるような内容)になったのか私の推測(あくまでも推測)を書いたものである。 NHK紅白・レディー・ガガの歌詞字幕について YouTubeに無許可アップロードされていた動画が消されてしまったので(海外在住者には無許可アップロードが唯一NHKにアクセスする手段なのだが)、上のブログから歌詞の写しを引用するほかないため、一応上のトランスクリプトが正しいものとして引用する。まだYouTubeに動画があった時点で私が見た限りでは全体的に翻訳がヘンだったのだが、一番問題視されているのは下にあげる箇所で、NHKでは以下のように翻訳されていたらしい。 Whether you're broke or evergre
高知県にお住まいの間島さんからタレコミいただいたミラクル。昨年末12月30日に千葉の神社で撮影された夕焼け空として情報拡散していった雲(注:実際には2010年4月5日、スペースシャトルディスカバリー号が宇宙に飛び立った時にフロリダの空に現れた飛行機雲)が、まるで黄金に輝く龍のようだとしてネット上でちょっとした話題となっていたが、その「龍」が、江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎の肉筆画「龍図」にそっくりだというのだ。
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