出典:http://www.photo-ac.com 「パーソナリティ障害」は以前「人格障害」や「性格障害」とも呼ばれていましたが、偏見的ニュアンスが強いことから現在の名称に変更されました。英語では「Personality Disorders (PD)」と呼ばれます。パーソナリティ障害は、社会的に順応しない著しく偏った行動、物事の捉え方、内的経験を特徴とします。「内的経験」とは、その人なりの考え方、感情、思い、気持ち、信念を持つことです。 「パーソナリティ」とは、その人の、物事の見方、反応の仕方、考え方、人とのかかわり方、振る舞い方などのその人らしさを形成しているもの、いわゆる"人格"です。このパーソナリティが社会に順応できず、精神的な苦痛を感じたり、自分自身であることにつらさを感じることが「パーソナリティ障害」なのです。 パーソナリティ障害の症状 パーソナリティ障害の診断分類として、世界