2018年12月10日、韓国・朝鮮日報によると、英ケンブリッジ大学経済学科の張夏準(チャン・ハジュン)教授が、「現在の韓国の経済状況は国の非常事態であり、文在寅(ムン・ジェイン)政府がこの状況がどれだけ深刻なのかを受け入れることが解決への第一歩」だと発言した。 張教授は現地時間の11月29日、ケンブリッジ大学講義室でインタビューを受け、韓国の現政府の所得主導成長戦略に対して「一言でいうと、体が弱くなっているからと一度栄養剤注射を打ったようなものである。悪いことではないが、大衆療法に過ぎない。栄養剤注射を受けたなら、運動をして食生活も改善すれば体が丈夫になるが、所得主導成長には体質改善の話はほとんどない」と表現した。また、「今の経済状況はうまくお金が分配されずに生まれたものではなく、投資や新産業の開発が足りなかったために、主力産業が崩壊され作られた」と指摘したという。 急激な最低賃金の引き上