NHKでは会長、放送総局長が定例で会見を開く。その会見で私が書いた記事について批判が出たが、その会見に私が出ることはない。フリーランスのジャーナリストだからだ。閉鎖性の象徴とされた総理会見でさえフリーランスが出ている今、NHKの会見は総理会見より閉鎖的だ。 4月21日、NHKの正籬聡(まさがき・さとる)放送総局長が記者会見を開いている。各社の報道によると、「『クローズアップ現代+』の来年(22年)3月末での終了を決定して後継番組の検討に入った」と報じたYahoo!の記事について「私も驚きました。終了すると決まった事実はありません」と語ったという。Yahoo!の記事では、後継番組に関するNHKの内部資料や後継番組を制作する局横断のメンバーについても報じているが、それについて問われた正籬放送総局長は「知りませんでした」と話したという。加えて、「より良い番組にするためには議論は自由。議論を封鎖す