自民党広報のツイッターアカウントが、ダーウィンの進化論を誤用した言い回しを引用して憲法改正の必要性を訴え、批判のツイートやコメントが相次いでいる。専門家は、進化と関係のない憲法の改正にダーウィンを結…

自民党広報のツイッターアカウントが、ダーウィンの進化論を誤用した言い回しを引用して憲法改正の必要性を訴え、批判のツイートやコメントが相次いでいる。専門家は、進化と関係のない憲法の改正にダーウィンを結…
廣野哲朗 / Tetsuro Hirono @TetsuroHirono チバニアンの登録に向けて、何とか好転することを祈ります。それにしても、1970年代に、共産主義に影響されすぎた一部の地質学者が欧米発信のプレートテクトニクスを拒絶していたことは有名ですが、今になっても尾を引いていることに怖さを感じます... twitter.com/nhk_news/statu… 2019-06-25 11:47:01 廣野哲朗 / Tetsuro Hirono @TetsuroHirono もう40-50年も前になる話なので、私を含む中堅から若手の地球科学研究者は知らない話かもしれません。日本の地球科学の負の歴史ではありますが、このチバニアン登録の妨害に根本的に関わっていることなので、広く知っていただきたいと思います。 *画像は以下からの抜粋です www2.jpgu.org/publication/
「日本の植物学の父」といわれる牧野富太郎(一八六二~一九五七年)の伊吹山での足跡を紹介する企画展「神農も伊吹山には仰天し~牧野富太郎と伊吹山近代植物学~」が、米原市春照の伊吹山文化資料館で開かれている。六月九日まで。 牧野は高知県高岡郡佐川村(現・佐川町)出身。幼い頃から植物に関心があり、一八八一(明治十四)年に初めて伊吹山に登り、本格的に植物採集や標本作りを始めた。少なくとも七回、伊吹山を訪れた記録が残っている。 普及にも熱心で、伊吹山でも講習会や植物採集会を通じ、地元の住民とも交流を深めた。一九三一(昭和六)年には伊吹山麓で定宿にしていた対山館で伊吹山の植物の豊富さを評し、「神農も伊吹山には仰天し」と句を詠んだ。
2019年3月13日、大阪大学は、理論物理学者の湯川秀樹の研究史料99点と写真39点を同学総合学術博物館湯川記念室ホームページにて公開したことを発表しました。 プレスリリースによると、今回公開されたのは湯川氏が大阪帝国大学(現大阪大学)理学部の講師、助教授であった1933年から1939年頃の論文、講演の原稿、計算ノート、手紙類などです。これらの史料を保存・管理している京都大学基礎物理学研究所湯川記念館史料室の協力を得て公開に至ったとしています。 データのダウンロードには、氏名・メールアドレスの登録が必要です。 ノーベル賞受賞者 湯川秀樹博士の姿が蘇る!湯川博士の研究史料99点や写真39点が閲覧可能に(大阪大学,2019/3/13) https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2019/03/0802 大阪大学総合学術博物館湯川記念室ホームページ htt
2019年3月6日、近畿大学中央図書館は、近畿大学貴重資料デジタルアーカイブにおいて同大学が所蔵する貴重書のなかから27タイトルを新たに公開したことを発表しました。 主な公開資料として、コペルニクス『天体の回転について』(1543年)やホッブズ『リヴァイアサン』(1651年)、鳥居清満筆『分福茶釜』(江戸時代後期刊)など14タイトルが紹介されています。 【近畿大学貴重資料デジタルアーカイブ】27タイトルを新たに公開しました(近畿大学中央図書館, 2019/3/6) https://www.clib.kindai.ac.jp/news/2019/0306-27_2.html 近畿大学貴重資料デジタルアーカイブ https://kda.clib.kindai.ac.jp/rarematerials/ 参考: 近畿大学、IIIFに対応した「近畿大学貴重資料デジタルアーカイブ」の公開を予定 Pos
終戦直後に京都大学から博士号を授与された旧日本軍の軍医が、人体実験を行っていた疑いが強いとして検証を求めている団体に対し、大学は、当時の資料がないことなどから、調査の継続は不可能だと伝えていたことが分かりました。 この論文について、大学教授などでつくる団体はサルの種類が書かれておらず、「頭痛を訴えている」など不自然な記述があることを挙げ、実験は捕虜を使った人体実験の疑いが強いとして、去年、大学に検証を求めました。 団体によりますと、先月、大学から予備調査の結果について回答があり、実験がサルに行われたことを否定する合理的な理由があるとは言えないうえ、軍医は死亡していて聞き取りはできず、実験ノートもデータも存在しないことから調査の継続は不可能だと伝えられたということです。 これに対して、団体は調査は不十分だとして異議を申し立て、改めて詳しい調査を求めたということです。 団体の事務局長を務める滋
平素より株式会社長野日報社のホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。 このたび、弊社ホームページを2024年4月15日(月)にリニューアルいたしました。 より使いやすいホームページを目指して、デザインとページの構成を見直しました。 これからもコンテンツの拡充を図りつつ、お客様に有益な情報を発信してまいります。 今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
成都中医薬大学医史博物館に展示されている復刻された「老官山医簡」(撮影日不明)。(c)Xinhua News 【10月8日 Xinhua News】古代中国の伝説的な名医・扁鵲(へんじゃく)の著作はこれまで、古代医学文献の中には基本的に残っていないとされてきた。だが、四川省にある成都中医薬大学の研究チームがこのほど、5年にわたる研究の末、扁鵲の存在を証明する証拠を発見した。これにより名医は「伝説」から抜け出した。 同大学の梁繁栄(りょう・はんえい)、和中浚(わ・ちゅうしゅん)、李継明(り・けいめい)、任玉蘭(にん・ぎょくらん)の各氏ら30人余りの中国医学者と古典文献学専門家の教授らから成る「老官山医簡」研究チームは、5年に及ぶ研究の末、成都市北郊の天回鎮にある前漢時代の墓「老官山漢墓群」から出土した医学に関する竹簡に記載された全ての文字を解読し、注釈を完成させた。関連研究成果は年内に出版さ
2018年9月19日 東京大学総合図書館 別館地下1Fライブラリープラザ(LP)は、2018年10月2日から、会話ができるアクティブな空間としてリニューアルオープンします。 ニュース:別館ライブラリープラザ リニューアルオープン (10月2日) ライブラリープラザが変わります このリニューアルオープンを記念して、10月は毎週「LPトークセッション」を開催します。 「LPトークセッション」第2回は、東京大学デジタルアーカイブズ構築事業でデジタル化を行った「田中芳男・博物学コレクション」の公開に関連し、『捃拾帖』をはじめとする田中芳男の目で集めた資料の魅力について電気通信大学の佐藤賢一先生にお話しいただきます。是非ご参加ください! 日時:10/9(火)17:00~18:30 テーマ:田中芳男と『捃拾帖』 幕末・明治を魅せる万華鏡的世界 講演:佐藤賢一(電気通信大学准教授) 場所:総合図書館別館
1945年5月から6月にかけて九州帝国大学(現九州大学)医学部で、陸軍によって連行されたアメリカ人捕虜8人が、実験手術で死亡した。のちにGHQ(連合国最高司令官総司令部)に厳しく裁かれたこの「九大生体解剖事件」は、遠藤周作の小説「海と毒薬」(1958年)のモチーフにもなった。現場に医学生として居合わせたのは、現在92歳になる医師の東野(とうの)利夫さんだ。一体どんな手術を目撃し、どんな思いを抱いていたのか。話を聞きたくて福岡まで訪ねた。 いくら話しても、戦争のことは次世代に伝わらない 最初に、事件が起きた当時、どう過ごしていたのかを聞こうと思っていた。これまで多くのメディアに出演していらしたのだから、饒舌(じょうぜつ)に話していただけるだろうと考えていた。しかし東野さんは「……それは話しても、いつも全然伝わらない」と語り始めた。 「あの時代は日本人であれ外国人であれ、もう本当に良心のかけら
約3000人の隊員実名が記載された関東軍防疫給水部(731部隊)の留守名簿。国立公文書館が公開した ペストを投与した人体実験の疑いがある論文の検証を要請している「満州第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」(京都市中京区)が14日、京都大で記者会見し、国立公文書館から関東軍防疫給水部・731部隊「留守名簿」の開示を受けたと発表した。 軍医や技師、看護婦など役種と階級、留守宅を記載したもので、3607人が実名で記されていた。研究者は「731部隊構成の全容が分かる第1級の資料。政府が詳細な公文書を保管していたことが戦後70年以上たって初めて明らかにできた」と話している。 今年1月に公開されたのは、敗戦約半年前に作成された名簿。2016年に開示請求した際は「親族や戦犯とその親族を特定する情報」だとしてほぼ黒塗りの部分開示だったが、引き続き開示を求めていた。同会事務局長の西山勝夫滋賀
パリは年明けからセーヌ川の増水と大雪による交通機関の麻痺など自然災害によるアクシデントに見舞われたが、ようやく肌寒さの中に春の気配を感じられるようになった。インフルエンザ・ワクチンを打ちましょうという広告も落ち着き、三寒四温を繰り返しながらパリは夏のバカンスに向けて陽気さを取り戻そうとしている。 今回訪れたのは、グラン・パレの科学技術博物館「発見の殿堂」で開催中の「実験者、パスツール(PASTEUR L'EXPÉRIMENTATEUR)」展だ。細菌学者パスツールの功績を演劇仕立てにした展覧会を見る前に、会場となったグラン・パレ周辺について触れてみたい。 会場となったグラン・パレはプティ・パレ(現在はパリ市立プティ・パレ美術館)と向かい合い、セーヌ川に架かる37の橋のひとつアレクサンドル三世橋を挟んで左岸のアンヴァリッドへと続く。この一帯は、1900年のパリ万博のために建設されたものだ。橋の
人体実験の疑いを説明する「満州第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」の西山事務局長ら(京都市左京区・京都大) ペストを投与した人体実験の疑いがある論文を執筆した旧関東軍731部隊の将校に京都大が医学博士号を授与したとして、池内了名古屋大名誉教授らが「満州第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」を設立、2日に京大で記者会見し、検証の必要性や学位の取り消しをアピールした。 旧満州で細菌兵器を研究し、捕虜らに人体実験をしたとされる旧731部隊には、部隊長の石井四郎中将を始め京大医学部出身者が所属していた。京大は約20人の731部隊関係者に学位を授与しているという。731部隊の問題で、大学に対し学位撤回を求める運動は全国で初。 問題になっている論文は、京大医学部出身の平澤正欣軍医少佐(1945年戦死)による「イヌノミのペスト媒介能力に就(つい)て」。 検証を求める会事
太平洋戦争末期の1945年、九州帝国大(現九州大)で実施された「九大生体解剖事件」に医学生として立ち会った東野(とうの)利夫医師(92)=福岡市中央区=が、自伝「戦争とは敵も味方もなく、悲惨と愚劣以外の何物でもない」(文芸社)を出版した。戦争を知る世代が亡くなっていく中、歴史の証人として戦争体験を後世に伝えるため、「最後の仕事」として筆を執った。 事件があったのは45年。同年5月に熊本・大分県境に墜落した米軍爆撃機B29の搭乗員だった8人の捕虜に対し、九大医学部の外科医らが血液の代用として海水を入れたり、肺を除去したりするなどの実験手術を実施し、捕虜は全員死亡した。入学直後の東野さんは、4回のうち2回、手術に立ち会った。「当時はB29の搭乗員と聞いてものすごい敵意があり、自分も『かわいそう』とは思わなかった。それが戦争だった」と語る。
このたび、ドイツの若き哲学者マルクス・ガブリエルを一躍有名にした著作『なぜ世界は存在しないのか』の翻訳が講談社選書メチエから刊行された。同書でガブリエルは、「新しい実在論」という立場を主張している。 私はこれまでカンタン・メイヤスーやグレアム・ハーマンらの「思弁的実在論」を紹介してきたが、ガブリエルの立場もそれに関係する。今日の大陸哲学では、「実在論ブーム」が広く巻き起こっているのである。 ガブリエルの「新しい実在論」とは、いかなるものなのか。ひとまず、「世界は存在しない」というキャッチーな主張は脇に置くことにする。それは実は、二次的なことだからだ。私の整理では、ガブリエルの言わんとすることの本体は、「本質主義vs.相対主義」という対立から抜け出す第三の道を開くことである。 「世界は存在しない」とは? 本質主義vs.相対主義というのは、極端に単純化すれば、次のような対立だ。 富士山を、別の
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