日本政府の外交指令塔を務めてきた谷内正太郎・国家安全保障局長の後任に警察出身の北村滋・内閣情報官が挙がっていることに関連し、「警察出身者が首相官邸を掌握するのでは」という懸念が提起されている。 5日には日本経済新聞が11日の内閣改造で谷内局長が退任するという事実を伝え、「北村情報官が国家安全保障局の局長に就任すれば同局長ポストが外務省から警察庁の出身者に移る」と伝えた。 同紙は国家安全保障局について「国家安全保障会議(NSC)の事務局で、政権の外交・安保政策の司令塔の役割を担う」とし「省庁間の政策調整や情報交流などの役割もある」と説明した。 同紙は「米国のNSCをはじめとする各国機関とのパイプ役も求められる」とし、谷内氏と北村氏の履歴を比較した。 米国のボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)、中国外交指令塔の楊潔チ共産党政治局員らと親交がある谷内氏と比較すると、警察庁外事情報部長出身の
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