これまで、もっとも長寿であることが確認された脊椎動物は、211歳のホッキョククジラでした。しかし、デンマークのコペンハーゲン大学などの研究チームが、なんと!推定392歳の脊椎動物を発見したのです。 その動物とは、サメです!サメの名はニシオンデンザメ。 北極海の深海が生息域であることから日本人にはあまりなじみがないのですが、その特徴は「ノロマ」一言に尽きます。 体長は4~6メートルあって、一般的には大型の魚ほど泳ぎが速い傾向があるというのに、ニシオンデンザメは時速1キロ程度と人間の歩みより遅いのです。 普段は海の底を「泳ぐ」というより「漂っている」のですが、尾びれを左右に1往復振るのに7秒もかかっています。 成長するのも実に遅く、1年に1センチメートル程度しか成長しません。これで最終的には体長4~6メートルにもなるのですから、さぞ長生きしているのだろうとかねてから考えられてはいたのです。 し
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