Intelは、今後10年間にわたってパフォーマンスを向上させるべく、チップを何層にも重ねる技術を採用する可能性がある。Intel Developer Forum(IDF)で同社幹部が米国時間3月9日に明らかにした。 技術戦略ディレクターのPaolo Gargini氏は、マルチコアプロセッサ間の信号の移動距離を短縮する目的で、チップを積み重ねるための新しい研究を発表した。Intelの製造関連研究の大半と同様に、同社は、ムーアの法則の寿命延長に向けた万能薬として同アプローチの採用を決定しているわけではない。しかし、将来のチップパッケージング技術の選択肢の1つとしてこの新しい研究に注目している。 Intelは今週、自社の4コアプロセッサに関するいくつかの詳細を初めて明らかにした。「Tigerton」「Cloverton」「Kentsfield」は、いずれも4プロセッサコアを搭載するが、その実態は