光文社新書から「文章は接続詞で決まる」という本が出た。最近の新書は中身よりも題名に価値のあるものが多いが、これは中身も役に立つと思う。読み物として面白いとは言い難いが、自然言語処理をするアマチュアやプロの人は一度目を通しておいてもいいかもしれない。辞書的な用途で使えるような気がする。ちなみに、私にとって自然言語処理は隣接分野であって専門分野ではない。 文章は接続詞で決まる (光文社新書) 作者: 石黒圭出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/09/17メディア: 新書購入: 24人 クリック: 122回この商品を含むブログ (86件) を見る 構成としては、まず接続詞の定義などについての前置きがあり、次に接続詞が丁寧に分類され(ここにページ数が割かれている)、そして接続詞の実践的使用法への言及へと展開していく。全体的に用例が豊富であり、理解しやすい。 この本を文系の言語学の人たちがど
![確かに「文章は接続詞で決まる」と思う。 - IHARA Note 2008-09-21](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dc31660f9c0a455c4858be4f41bd4bb32a7dcade/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41OBrA0I5uL._SL160_.jpg)