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ブックマーク / gendai.media (280)

  • ドイツの「エネルギー転換」が大失敗だったと明らかに(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    国民負担は永遠に減らない 7月23日付の産経ニュースに、「再エネ買い取り総額累計94兆円、2050年度に 電気料金に上乗せ、国民負担増も懸念」という記事が載った。 http://www.sankei.com/economy/news/170723/ecn1707230008-n1.html 電力中央研究所が発表した「固定価格買い取り制度(FIT)による買い取り総額・賦課金総額の見通し(2017年版)」をまとめたものだ。 http://criepi.denken.or.jp/jp/serc/source/pdf/Y16507.pdf 再エネを生産している人、および企業は、発電した再エネ電気を買い取ってもらえるが、その買い取り金額が激増している。現在、再エネの発電施設はどんどん増えているので、2030年度には、1年分の買い取り額だけで4.7兆円になるという。 これは、2016年の買い取り総額2

    ドイツの「エネルギー転換」が大失敗だったと明らかに(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
    tweakk
    tweakk 2017/07/28
    独占委員会って競争法関係の政府の諮問委員会なんだけど、時々ネオリベ(死語だが)方向に偏った報告を出してくる印象。今回のこれも他の見解と照らし合わせてみないとなんとも。
  • 早稲田大学で起こった「非常勤講師雇い止め紛争」その内幕(田中 圭太郎) @gendai_biz

    名門・早稲田大学で、2017年4月まで続いていた、大学と非常勤講師の4年間にわたる闘争をご存知だろうか。 3000人以上いるといわれる非常勤講師を5年で雇い止めすることなどを目的に、2013年3月に突如、強引な手段で就業規程の導入を試みた早稲田大学。これに対して、非常勤講師らが、刑事告発や刑事告訴といった手段で対抗。早稲田大学の「違法行為」が露呈した結果、2017年4月、非常勤講師側の勝利に終わったのだ。 急速な少子化と国からの予算削減などで、厳しい経営を強いられる私立大学が増えているなか、大学の教師・講師の「雇い止め」という問題が深刻化している。早稲田大学が非常勤講師の雇止めに踏み切ろうとしたのには、一体どのような背景があったのか――。 非常勤講師は5年でクビ…? 「早稲田大学は、非常勤講師との契約を全員5年契約に変えて、雇い止めしようとしているのではないか」 早稲田大学のごく一部の非常

    早稲田大学で起こった「非常勤講師雇い止め紛争」その内幕(田中 圭太郎) @gendai_biz
    tweakk
    tweakk 2017/07/26
    これどういうこと?“早稲田大学に籍がある非常勤講師は3700人、実際に教えているのは2700人”
  • いま日本中で急増している「マンション管理人失踪」という異常事態(週刊現代) @moneygendai

    管理人はいるのが当たり前――そう思い込んでいる人ほど、彼らが普段、どれほど面倒事を引き受けてくれているかを知らない。いざいなくなったとき、待ち受けているのは絶望的な現実だった。 ヒビが入った窓ガラスも放置 埼玉県川越市。JR川越駅から徒歩20分ほどのところに、築約40年のAマンションがある。 「正直、身体がしんどいので、ここらで辞めさせてもらいます」 20年以上にわたりこのマンションの管理人を務めていた70代の女性が突然いなくなったのは、この4月のことだった。 Aマンションの管理組合理事長を務める60代の男性住民が言う。 「その管理人さんはもともと管理会社から派遣されていたのですが、長年修理や管理を一手に引き受け、住民からの信頼も篤かった。会社を定年退職されたのを機に、管理組合と直接契約し、引き続き務めてもらっていました。 それが、昨年あたりから『私も歳だし、この仕事はキツい』と何度か相談

    いま日本中で急増している「マンション管理人失踪」という異常事態(週刊現代) @moneygendai
  • 50年間、朝ドラを見てきた私が断言したい「『ひよっこ』はスゴい」(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    50年、連続テレビ小説を見てきたが… 『ひよっこ』がいい。 NHK朝の連続テレビ小説である。 有村架純が主人公。彼女はいま、昭和40年を生きている。 これまでの連続テレビ小説とは少し違う。 彼女は何者でもなく、何も目指していない。 断然違うと言ってもいい。 何となく連続テレビ小説を見はじめて50年(自分で書いていてくらくらする)、録画するようになって30年(だいたい全話録画している)、これまで見てきた連続テレビ小説と、根のところで違った作品だとおもう。 大雑把にいえば、これまでの連続テレビ小説は〝積み上げていくドラマ〟であったのに、今回の『ひよっこ』は〝失われたドラマ〟なのだ。 でも、哀しくはない。喪失の哀しみは描かれていない。そこがすごい。後半にかけて回復のドラマとなるかとおもうが、とにかくつねに喜びの物語になっている。 ひとことで言うなら、すばらしいドラマだ。 これまでのパターンとど

    50年間、朝ドラを見てきた私が断言したい「『ひよっこ』はスゴい」(堀井 憲一郎) @gendai_biz
  • 「一度も働いたことない40〜50代大卒娘」を抱えた高齢親が増加中(前田 正子) @gendai_biz

    女性活躍の時代に「無業」の女性たち 日では少子高齢化が進むとともに、現役世代、つまり働き手が減りだしている。 1995年に約6700万人いた労働力人口は、2015年には約6075万人となり、600万人以上減少した。 現在、男性のほとんどはすでに働いているので、新しい労働力として期待できるのは女性しかない。そういう背景もあり、アベノミクスでは一億総活躍・女性が輝く社会の実現が掲げられ、女性の就業継続を図るだけでなく、管理職比率を上げる動きなども見られる。 世はまさに、女性の活躍ブームであるが、ほんとうに社会は活躍する女性で溢れているだろうか? 一方で、最近では「女性の貧困」も社会的な課題として取りあげられるようになっている。 これまで日では、女性は未婚時代には親に、結婚してからは夫に養われる前提で、安く働く存在として扱われてきた。 その状況はいまでも変わらず、「女性の活躍」と言われながら

    「一度も働いたことない40〜50代大卒娘」を抱えた高齢親が増加中(前田 正子) @gendai_biz
  • 政官財の愚かな圧力で、大学は想像以上にヤバいことになっている(石原 俊) @gendai_biz

    文系と教員養成系は廃止を指示 「学術研究を深めるのではなく、もっと社会のニーズを見据えた、もっと実践的な職業教育を行う。そうした新たな枠組みを、高等教育に取り込みたいと考えています」 2014年5月の経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会における、安倍晋三首相の発言だ。 続いて同年10月、文部科学省の有識者会議メンバーの一人が、「グローバル経済圏」に対応する「きわめて高度なプロフェッショナル人材」を養成できるごく一部の大学・学部のみを残し、それ以外は「ローカル経済圏」に対応する“職業訓練校”に改変すべき、と提言した。 多くの大学のカリキュラムから、学術専門領域の教育研究だけでなく、教養教育をも駆逐し、特に文系学部に関しては全廃すべきというのである。 翌15年3月、文科省は地方国立大学の教育関連学部に設置されていた、教員免許取得以外の人文社会科学系コースを全廃する方針を正式決定。さらに同年6

    政官財の愚かな圧力で、大学は想像以上にヤバいことになっている(石原 俊) @gendai_biz
  • 森友問題は結局、財務省の大チョンボ!? 3枚のメモから見えた真相(髙橋 洋一) @gendai_biz

    「関与」の意味を履き違えている 国会では2017年度予算が成立した。しかし、野党は森友学園問題について今後も追及を続ける方針のようだ。さらには、安倍首相の友人が理事長を務める「加計学園」にも追及の矛先を向けている。 こうした野党の戦略は奏功するのか、残りの国会でほかに審議すべき重要な問題はないのか。 森友学園事件質はなにかといえば、国有地売却において、価格等で籠池氏がなにか便宜を図ってもらったのか、もし便宜があったのなら、政治家による働きかけがあったかである。 籠池氏は「財務省による便宜があった。誰かの政治的な関与があったのではないか」と国会で証言した。また、昭恵夫人から100万円の寄付を受けたとも証言した。 これに対して、財務省は国有地売却については法令に基づき適切に行ったという。安倍首相は、国有地売却にかかる働きかけは、人、夫人、事務所も一切行っておらず、夫人の寄付も行っていない

    森友問題は結局、財務省の大チョンボ!? 3枚のメモから見えた真相(髙橋 洋一) @gendai_biz
    tweakk
    tweakk 2017/04/03
    大阪音大はゴミの件を知ってて撤去費用込みで7億提示したのでなかった?「交渉が失敗した理由について、筆者は、大阪音楽大学が地中ゴミがあることを交渉途中に気づいたのではないかと推測している」
  • 視聴率ガタ落ち!脱・籾井のNHK ニュース番組「勝負の大改編」(週刊現代) @gendai_biz

    視聴率ガタ落ち!脱・籾井のNHK ニュース番組「勝負の大改編」 アナウンサー10人が異例の「民族大異動」 インターネット社会の到来で、視聴習慣で『ニュース7』を見ていた時代は終わりつつある。NHKもそんなことは分かっている。巨大テレビ局は壮大な戦略にもとづいて、次世代エースを投入した――。 京都から井上あさひを呼び戻す 「看板ニュース番組のメインキャスターを一斉に交代させるなんてことは、近年にはなかった異例のことです。これはドラマに加えてニュースも視聴率を獲りにいく、という決意の表れでしょうね。 毎年11月頃にはアナウンス室長、編成、報道、制作等の幹部からなる『キャスター委員会』が開かれます。それぞれの番組のプロデューサーから『〇〇がほしい』という指名があるわけですが、近年の傾向ではニュース番組が強い。当然のように『ニュース7』、次に『ニュースウオッチ9』の都合が優先されます」(NHKベテ

    視聴率ガタ落ち!脱・籾井のNHK ニュース番組「勝負の大改編」(週刊現代) @gendai_biz
    tweakk
    tweakk 2017/02/14
  • 【戦慄のルポ】いま全国の「限界マンション」で起きていること(週刊現代) @gendai_biz

    白骨化した変死体が… 福岡県・福岡市博多区。JRの博多駅から徒歩10分ほどの裏通りに面した、築40年超のAマンション。 年季が感じられる灰色の壁と、塗装が剥がれて何が書いてあるのか判別しにくいマンション名のプレートを除けば、一見、どこにでもあるような古びた建物に見える。だが、ここは、「スラム化マンション」として全国的に有名になった物件だ。 近隣の不動産を取り扱う業者が言う。 「かつて、このマンションは中流の家庭が入居するごく普通の物件でした。それが、地上げ屋と住民の対立から、入居世帯の過半が不在となり、結果的に管理組合の機能が麻痺してしまった。 共用部の電気代の支払いが止まって、エレベーターは動かなくなり、屋上の貯水タンクへの水の供給が停止。居住が不可能になりました。 多くの住民が出ていってしまい、浮浪者や不審者のたまり場となり、荒れに荒れた。不審火による火災が発生して全焼した部屋が丸焦げ

    【戦慄のルポ】いま全国の「限界マンション」で起きていること(週刊現代) @gendai_biz
  • 能年玲奈「干されて改名」の全真相 〜国民的アイドルはなぜ消えた?(田崎 健太) @gendai_biz

    能年玲奈「干されて改名」の全真相 〜国民的アイドルはなぜ消えた? 「ザ芸能界 TVが映さない真実」第4回 誰もが「彼女を見たい」と思っているのに、消えた国民的アイドル。数々の噂や憶測が流れたが、真実はいったいどこにあるのか――所属事務所と能年サイドの双方が誌に述べる言い分とは。 <取材・文/田崎健太 ノンフィクション作家> (稿は『週刊現代』誌上で連載中の<ザ芸能界>の転載記事です。連載第1回「ジャニーズ事務所はなぜSMAPを潰したか」はこちら http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49869) 「月給5万円」は当か NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で主演を務め、一躍、日中の人気を集めた能年玲奈。彼女が表舞台からほとんど姿を消して久しい。 11月12日公開のアニメ映画『この世界の片隅に』に声優として出演しているが、動く能年をテレビで見る機会は

    能年玲奈「干されて改名」の全真相 〜国民的アイドルはなぜ消えた?(田崎 健太) @gendai_biz
  • 結局、本当に「地球温暖化」って起きているんですか?(熊谷 達也) @gendai_biz

    臨界点は超えている? 観測史上初めて――最近しょっちゅう耳にする気象に関するフレーズだ。事実、この夏は、これまで台風被害とはあまり縁のなかった北海道や東北でも、大きな災害が立て続けに発生した。これはやはり、地球温暖化が原因に違いない。ニュースで気象予報士もそう言っているし……。 いや、温暖化などという生易しいものではなく、気候は暴走に向かおうとしている。そう警告を発しているのが『気候の暴走』だ。読み始めてすぐ、書で紹介されている未来予測に、めまいがしそうになった。熱波や干ばつ、台風の巨大化や洪水といった気象災害の頻発はもちろんのこと、水や料の不足、感染症の蔓延、海面と海水温の上昇、海洋の酸性化等々、挙げていけばきりがない。 このままだと、やがては数億人規模の気候難民が出現するという。しかも、気候変動は徐々に進むのではなく、臨界点に達すると急激に変わる。まさに気候の暴走だ。もしかしたらす

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  • 都心でマンション「大暴落」、売れ残り続出…要注意エリアはここだ!(週刊現代) @moneygendai

    全国のマンション数は600万戸超。毎年10万戸前後の新築物件が生まれる巨大市場だが、それがついに「暴落劇」に襲われ出した。しかも、発火点はなんと都内の「中枢」。これはただごとではない。 駅近物件でもダメ 成城、三軒茶屋など、「住みたい街ランキング」で上位にランクインする街を多く抱える世田谷区。不動産業界では「世田谷は鉄板」「作れば売れるエリア」というのが常識だったが、ここに大異変が起きている。 世田谷のマンション市場でまったく新しい「売れ残り現象」が発生し、マンション業者たちが悲鳴を上げ始めたのだ。 住宅ジャーナリストの榊淳司氏が言う。 「物件が完成しているにもかかわらず売れ残る、いわゆる『完成在庫』を抱える新築マンションが急増しています。 そもそも新築マンションというのは建物ができる前に販売を開始し、完成前に全住戸を売り切るのが基。それが完成前に売り切れずに、完成後もマンションの壁面に

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  • 「小泉純一郎にあって、加藤紘一になかったもの」山崎拓が明かす「真実」(週刊現代) @gendai_biz

    取材・構成:横田由美子(ジャーナリスト) 21世紀目前、永田町は大物議員のクーデターに激震した。「加藤の乱」である。乱はホープと呼ばれた3人の男の運命を大きく変えた。なぜ加藤は敗れ、小泉は飛躍したのか。山崎拓が「真実」を明かす。 国会前、二度のUターン 〈「私と山崎さんは、これから会議場に行って不信任案に賛成投票をしてくる。同志の皆さんはここに残ってください」 騒然とする場内。すると、加藤派の谷垣禎一が血相を変えて加藤に駆け寄る。 「あなたは大将なんだから、一人で突撃なんて駄目ですよ」 「ついてこなくていい。俺と拓さんだけで行く」 と、加藤は谷垣を突き放した。 実は加藤の「俺と拓さん」というのは一方的な宣言で、事前に私の了解を取ったわけではなかった。しかし、あくまで友情を全うするため、私は加藤についていった〉 ——山崎さんの著書『YKK秘録』(講談社・7月19日発売)には、森政権打倒を目

    「小泉純一郎にあって、加藤紘一になかったもの」山崎拓が明かす「真実」(週刊現代) @gendai_biz
  • テロ多発地帯と化したドイツで、なぜメルケルは不気味な沈黙を保ち続けるのか(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    7月23日土曜日の夜、シュトゥットガルトの隣町ルードヴィクスブルクで開かれたコンサートに行った。夏の音楽祭の最終日で、前半はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。ソロ奏者は樫大進という日人で、演奏のあと、しばらく拍手が鳴りやまない素晴らしい演奏だった。 ところが、後半のシベリウスの一曲目が終わると劇場支配人が舞台に現れ、「技術上の不都合が発生したので、全員すみやかに会場の外へ出てください」と言った。 この時の情景はおそらく一生忘れられない。ホールはほぼ満席。1200人はいたと思われる聴衆が全員すっくと立ち上がり、喋りもせず、走りもせず、ただ静かにのろのろと出口に向かって移動した。気味が悪いほどの静寂だった。ホールを出しなに振り返ると、空っぽになった舞台には、すでに警官が何人も立っていた。 なぜ、たいした誘導もなしに、このような模範的な避難が成り立ったかというと、それぞれの聴衆の心の中に

    テロ多発地帯と化したドイツで、なぜメルケルは不気味な沈黙を保ち続けるのか(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
  • 「まず、根性論を捨てる」日本柔道復活を成し遂げた、井上康生流「大改革」そのすべて(柳川 悠二) @gendai_biz

    「大奮闘」と言ってもいい記録をリオ五輪で残した日選手団。その躍進を支えたのは、柔道だった。4年前は金メダルゼロに終わった日柔道がなぜ復活を遂げたのか。「井上改革」その全容について、過去五度オリンピックを現地で取材している、ノンフィクションライターの柳川悠二氏が解説する。 ブラジル・リオデジャネイロの地で、日選手団は、史上最多だった2004年アテネ五輪の38個を抜く41個(金12、銀8、銅21)のメダルを獲得した。4年後の地元開催に向け、日のスポーツ界全体が活気づく結果だろう。中でもかつて〝お家芸〟だった男子柔道が復活を果たしたことが、この快進撃を支えた。 12年ロンドン五輪で、男子柔道は史上初めて金メダルがゼロに終わり、母国としての威信は失われた。立て直しを敢行したのはロンドン惨敗の責任を取る形で辞任した篠原信一氏(現タレント)に代わって監督に就任した、井上康生である。 筆者は4年

    「まず、根性論を捨てる」日本柔道復活を成し遂げた、井上康生流「大改革」そのすべて(柳川 悠二) @gendai_biz
  • 『シン・ゴジラ』に覚えた“違和感”の正体〜繰り返し発露する日本人の「儚い願望」(辻田 真佐憲) @gendai_biz

    文/辻田真佐憲(近現代史研究者) バブル時代とゴジラ映画 経済大国日は、21世紀にその財力で赤字国の領土を買いあさり、22世紀に世界最大の面積を誇る大国になり、23世紀に唯一の超大国として世界に君臨するにいたる。この事態を憂慮した未来人の一部は、タイムマシンを使って20世紀末の日に怪獣を送り込み、日を徹底的に破壊して、歴史を改変しようと試みる――。 これは、1991年12月に公開された『ゴジラ対キングギドラ』(大森一樹監督)のストーリーである。衰退する一方の現代日では、このストーリーはいまやまったく現実味のないものになってしまった。 しかし、この脚が書かれたころの日では、必ずしもそうではなかった。 当時の日はバブル景気の真っ直中であり、世界中の企業を買いあさるなど、まさに我が世の春を謳歌していた。いわゆる「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の時代だ。それゆえ、日がこのまま世界を

    『シン・ゴジラ』に覚えた“違和感”の正体〜繰り返し発露する日本人の「儚い願望」(辻田 真佐憲) @gendai_biz
    tweakk
    tweakk 2016/08/14
    率直に言って福島はもう他人事みたいになってたからな。それでいいんかぼけとガツンとやられた気がしたので心揺さぶられた。映画の中の立ち向かえた日本に感激してるわけじゃない。
  • 東京中を破壊するゴジラが、いつも素通りする場所とは? 「シン・ゴジラ」が暗示する日本のあやうさ(中川 右介) @gendai_biz

    文/中川右介 「怪獣映画」というより「災害映画」 『シン・ゴジラ』を公開初日(7月29日)の午前中に観てきた。 「公開日まで内容については一切もらさない」との趣旨の誓約書に署名捺印しなければ試写も見られないという、かつてない情報管理がなされたことが映画業界では話題になっていた。 その話を聞いて「国家機密より厳しいのか」と言って笑っていたのだが、なるほど、映画そのものが「国家」を真正面から描いたものとなっていた。 東宝の社員各位は、日国を背負っている気分になってしまい、特定秘密保護法を適用し、『シン・ゴジラ』を特定秘密に指定したのだろう(これは皮肉です、念のため)。 秘密にしていたのは内容に自信がなく、試写を観た映画評論家やジャーリストたちが「つまらない」「たいしたことない」とネットなどに書き込むのを恐れているからだとの噂もあった。 さて、どうだったか。 怪獣映画を期待して観た人にとっては

    東京中を破壊するゴジラが、いつも素通りする場所とは? 「シン・ゴジラ」が暗示する日本のあやうさ(中川 右介) @gendai_biz
  • 「麻生の乱」を封じ込めた、安倍首相の巧みな人心掌握術(田崎 史郎) @gendai_biz

    戦前の日で最大の炭田と言われた筑豊地域で、石炭の輸送ルートだった遠賀川周辺に住む人たちを「川筋者」と呼ぶ。気性は荒いが、義理、人情を重んじる。この気風が育まれた福岡県直方市、飯塚市などを選挙区とする副総理兼財務相・麻生太郎が「筋が通らない」と話す時はかなり重みがあると言える。 「今の状況でわれわれとしてはもう一回消費税を延ばす延ばさないという話をするんであれば、(2014年11月の衆院解散で)延ばすということで信を問うているから、今回は必ず上げるとはっきり申し上げて選挙を当選してきたんだから、延ばすならもう一回選挙して信を問わないと筋が通らんのではないかというのが、私や谷垣さん(禎一自民党幹事長)の言い分だ」(5月29日、自民党富山県連政経文化セミナー) 首相・安倍晋三にこれほど厳しく注文を付けた麻生が翌30日夜、安倍と東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急内のレストラン「ORIGAMI

    「麻生の乱」を封じ込めた、安倍首相の巧みな人心掌握術(田崎 史郎) @gendai_biz
  • 絶対買ってはいけない! 銀行窓口で平然と売られている「ボッタクリ」金融商品(山崎 元) @gendai_biz

    絶対買ってはいけない! 銀行窓口で平然と売られている「ボッタクリ」金融商品 金融庁の正論に銀行は反発してる場合か? 銀行の反発に大義なし 5月25日の『読売新聞』(朝刊)に、「保険手数料開示見送り 金融庁」、「銀行窓口販売 地銀『収入減』反発受け」という見出しの記事を見つけた。 筆者なりに内容を要約すると、銀行の窓口で売られている保険の手数料を顧客に開示すべきだと考える金融庁に対して、手数料を開示すると保険が売りにくくなり、手数料収入が減ることを理由に地銀などが反発しており、金融庁は今年10月の導入を見送るけれども、引き続き手数料開示の実現に向けて業界に働きかける意向だ、という趣旨の記事だ。 金融庁によると、投資信託の販売手数料が2~3%なのに対して、例えば、外貨建ての貯蓄性保険の場合4〜9%と手数料が割高なのだという。 銀行としては、マイナス金利政策の下で貸し出し・運用の利回りが低下する

    絶対買ってはいけない! 銀行窓口で平然と売られている「ボッタクリ」金融商品(山崎 元) @gendai_biz
  • グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ(小林 雅一) @gendai_biz

    社員の生産性を極限まで高めるには、どうすればいいのか――米グーグルが2012年に開始した労働改革プロジェクトの全貌が明らかになった。 社員同士のコミュニケーションを中心に、その仕事ぶりを徹底的に観察するワーク・モニタリングは、果たして功を奏したのだろうか? ●"What Google Learned From Its Quest to Build the Perfect Team" The New York Times, FEB. 25, 2016 プロジェクト・アリストテレスとは 上の記事によれば、米グーグル(持ち株会社に移行後の正式社名は「アルファベット」)は2012年に生産性向上計画に着手した。 この計画は「プロジェクト・アリストテレス(Project Aristotle)」と呼ばれ、同社の「人員分析部(People Analytics Operation)」によって実施された。 グ

    グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ(小林 雅一) @gendai_biz
    tweakk
    tweakk 2016/03/10
    やっぱり飲みニュケーション大事とか言い出す人増えそうな悪寒…