「江戸しぐさ」が最近の創作ということは徐々に知られるようになってきたが、「江戸しぐさ」信奉者が別のデマを広げているのをご存知だろうか。それが「朝鮮式お辞儀」である。 このデマで言う「朝鮮式お辞儀」とは、女性がおへその前で手を組んでお辞儀(立礼)をする、ごく普通のお辞儀のこと。ところが「江戸しぐさ」信奉者によると「これは、韓国人が日本の小笠原流の正しいお辞儀を改変したニセのお辞儀」「古来の華族の伝統である小笠原流のお辞儀では手を組むことはない」のだという。そして、「韓国人の文化侵略が進み、朝鮮式お辞儀をしないとマスコミから追放される」といういささか大仰な話になっている。果たして正しいのだろうか? お辞儀は明治時代に創作された新しい礼儀作法だった!手を組むお辞儀は東京府の制定お辞儀だった?! まず、お辞儀の歴史から振り返ってみよう。実を言うと立礼のお辞儀は明治時代に創作されたもので、そもそも小
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