辺野古の新基地建設を現場に座り込んで阻止しようとする沖縄県民たち 警視庁の機動隊が沖縄に派遣され、辺野古(へのこ)の新基地建設反対の現場では一気に衝突が激しくなってきた。 それだけではない。10月中から安倍政権の沖縄に対する態度は横暴さを増し、理不尽な手法が次から次へと繰り出されている。 報道を見る限りでは、このまま強引に工事が始まりそうな勢いだが、実はこの一連の動きは安倍政権の焦りの表れなのだ。何が今、辺野古で起きているのか? *** 11月4日、警視庁機動隊が投入され、辺野古ゲート前は一気に緊張が高まった。 この原稿を書いている朝も、座り込みによる非暴力抗議を続ける県民を、警視庁機動隊員が強制排除している。 これは沖縄県民が選挙で示してきた「辺野古新基地建設反対」の民意に対する重大な挑戦であり、沖縄に対する不当な弾圧行為というほかない。 しかし、ゲート前での抗議にほぼ毎日参加している県