新型コロナウイルスの感染が猛烈に広がるなか、東京五輪・パラリンピックの開幕まで1週間に迫った。海外メディアの中には「ゴジラ変異株の誕生か!」とまで危機感を募らせるところもある。 しかし、外国選手団らの入国ラッシュがピークを迎えるにつれ、水際対策のザル状態が明らかになってきた。感染防止対策の要である「バブル方式」が崩壊しているのだ。 大丈夫か、ニッポン! 「能天気」バッハ会長に「嘘つき!」の罵声 IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長がいかに能天気な人物か――。主要メディアの報道をまとめると、2021年7月13日、久しぶりに橋本聖子・大会組織委員会会長に再会した時、 「今、最も大事なのはチャイニーズピープル(中国人)の安全安心...」 と、日本人を中国人と言い間違えた。すぐに、「ジャパニーズピープルの安全安心」と言い直したのだ。 「どこの国で五輪を開いているつもりなのか」 と、多くの日