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ブックマーク / note.com/pkutaragi (2)

  • ウクライナで語られていない軍事的視点|軍事アナリスト 小川和久

    抱えている仕事に支障が出ないよう、今回のウクライナ侵攻では最初からテレビ出演を辞退している。湾岸戦争以来、ことが起きるたびにテレビに出ずっぱりだったので、いささか寂しい気もしないではないが、初志貫徹、ながら族でニュースや情報番組を眺めている。 ロシアウクライナについて、その分野の専門家の解説は勉強になり、頭に刻み込むことも少なくないが、不思議でならないこともある。ロシアウクライナ侵攻から2カ月半になるというのに、押さえておかなければならない軍事的な視点がほとんど提示されていないのだ。 兵器の性能などの解説は行われてきた。しかし、軍事組織の運用を踏まえた話が、テレビだけでなく、活字メディアを含めて行われていない。 稿では、以下の代表的な4点についてメディア報道の補足を試みたい。 4月中旬以降、ウクライナ東部ドンバス地方の掌握に向けたロシア軍の攻勢が活発化するとの予測のもと、戦車戦が行わ

    ウクライナで語られていない軍事的視点|軍事アナリスト 小川和久
  • 日本が核抑止力を備える条件(小川和久)|軍事アナリスト 小川和久

    認めたくないことだが、核兵器の使用も辞さないとするプーチン・ロシア大統領の恫喝を前に、ウクライナ情勢へのNATO(北大西洋条約機構)側の姿勢も慎重さを強いられている。それに加えて、金与正・朝鮮労働党副部長の「韓国の先制攻撃に対しては核兵器で反撃する」との発言は、核抑止力に関する日の議論を加速させるきっかけとなる気配だ。 といっても、これまで叫ばれてきた日の核武装論は、戦略的視点、軍事的合理性、実現可能性を無視した机上の空論に終始してきた。 特に大前提となる戦略的視点について、日の安全保障上の選択肢が、①日米同盟の徹底活用、②武装中立、のいずれかしかないこと、そして、日の軍事力(自衛隊)が同じ敗戦国のドイツとともに自立できない構造に規制されている現状、を視野に入れていない。 そのような日格的に核武装するには、日の軍事的自立を否定している米国との同盟関係を解消し、武装中立の道を

    日本が核抑止力を備える条件(小川和久)|軍事アナリスト 小川和久
    twilightmoon99
    twilightmoon99 2022/05/02
    「日本の核武装論の実態はリアリズムとは対極にある妄想のようなもの」
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