「端原氏城下絵図」 『端原氏系図及城下絵図』(はしはらしけいずおよびじょうかえず)は、小津栄貞(弥四郎)、のちの本居宣長が作成した[注釈 1]、架空の氏族「端原氏」の系図および城下絵図である。延享3年(1746年)から4年(1747年)ごろに執筆がはじまり、延享5年(1748年)には中断された[2]。いずれも松阪市が所有しており、昭和43年(1968年)より「本居宣長稿本類並関係資料 千九百四十九点」の一部として重要文化財に指定されている[3]。本居宣長記念館所蔵[2][4]。 宣長は享保15年(1730年)、伊勢国松坂の裕福な商人である小津家に生まれた。12歳ごろから斎藤松菊より『今川』や『江戸往来』、岸江之仲より『小学』『大学』『中庸』『論語』『孟子』、謡曲などを学んだ[5]。また、延享2年(1745年)4月から翌年3月まで、江戸・大伝馬町にある叔父の店に寄宿した[1]。 青年期の宣長

