FCGビル(「Wikipedia」より) フジテレビの劣化が止まらない。 フジテレビは2018年以降、報道番組でたび重なる誤報により、局として謝罪するケースが相次ぐという異常事態に陥っている。フジテレビの報道といえば、NHKに次ぐ予算力を誇るといわれ、事件現場では人海戦術でしらみつぶしに当たることで知られるなど、強い存在感を放っていた時代があった。 ところが、今のフジテレビの報道姿勢には同業他社も眉をひそめるほど劣化が目立つという。キー局記者が語る。 「フジテレビは大きな事件になると、有無をいわせないほどの人数を現場に入れて、とにかく関係者に当たりまくるというスタンスでした。ほかの民放局が3~4人のクルーで訪れる現場に、フジはその3~4倍の人員を割いていて、正直予算があってうらやましいなと思っていました。 フジはもともと、番組づけの取材班の質が低いのは定説となっていますが、ここ2~3年の間