米グーグル日本法人の有馬誠代表が1月31日をもって退任した。後任は未定で、当面は米グーグルアジア太平洋地域担当カリム・テムサマニ社長が兼任する。 有馬氏は2010年1月から日本法人の代表を勤めてきた。それ以前はリクルート情報通信事業部部長を経て、ヤフーの立上げに参画して常務取締役を勤めるなど、長年、国内のネット広告市場の拡大に貢献してきた。 2012年には、日経BP社が主催したイベント「モバイル&ソーシャルWEEK 2012」で「グーグルが考えるマーケティング近未来図~スマホ、ソーシャル過半時代は間近に~」と題して講演。ソーシャルメディア、地域情報、モバイルの浸透とマーケティングの変化を訴えた(関連記事)。