■ 2017年度のFTTH純増数は102.8万件、前年度比28%減で無線系へのシフトが影響 ■ NTTの光回線に占める光コラボの割合は54.1% ■ 固定ブロードバンド市場でソフトバンクが首位 ■ 従来の固定回線を代替するワイヤレスが219万件となり、拡大傾向 MM総研(東京都港区、所長・中島 洋)は6月14日、2017年度(2017年4月~2018年3月)のブロードバンド回線事業者の加入件数調査結果を発表した。2018年3月末時点のFTTH(光回線サービス)の契約数は3,029.4万件で、3,000万件を超えた。2017年度の年間純増数は102.8万件で、前年度の約7割の水準だった。年間成長率は3.5%と過去最低となった。世帯普及率の高まりとともに、ユーザーの一部が無線系サービスへシフトしたことが影響したと分析する。 今回調査から、無線を利用した宅内据え置き型の高速インターネットサービス