ブックマーク / katukawa.com (23)

  • マグロの国際会議で日本がフルボッコにされたようです - 勝川俊雄公式サイト

    大変なことになりました。マグロの国際会議で日がフルボッコにされたようです。 12月5日~9日に、フィジーで西太平洋のカツオやマグロの漁業管理を議論する国際会議WCPFCが開催されました。そのなかで、クロマグロの決議が前代未聞の紛糾をした模様です。 クロマグロについては日が中心となり、北小委員会という独立した組織で協議した内容を会議で承認することになっています。北小委員会は、議長も事務局も科学委員も全部日が仕切っています。これまでのWCPFCでは、日が北小委員会を仕切って決めたことが、ほぼ自動的にWCPFC会議で承認される仕組みになっていました。 今年の北小委員会では、米国が中長期的な回復計画をたてようと提案したのに対して、過去最低の稚魚の加入が3年連続しない限り漁獲にブレーキをかけないという日が対立し、新たな規制が何ら合意できませんでした(詳しくはこちらをご覧ください)。この

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    uchya_x 2016/12/10
    クジラで好き勝手やらせたらいずれマグロや鰻も大変な事になる、ってのは真逆の意味で当たっていた事になる。「日本に」というのを頭につけるべきだったんだな。
  • ワシントン条約の象牙規制 - 勝川俊雄公式サイト

    ワシントン条約の締約国会議が南アフリカで開かれています。マグロやウナギについては大きな動きはありません。大平洋クロマグロやニホンウナギの資源は相変わらず壊滅的ですが、東アジアのローカルな資源なので国際的な関心が薄いのです。 今回の締約国会議のハイライトは象牙で、主役は日です。象牙のニュースがNHKなどのメディアで大きく報道されているので目にされた方も多いと思います。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161003/k10010715241000.html 大まかな流れはこんな感じです。 1)象牙の国際取引の全面停止が提案された 2)日が強硬に反対したために、「密猟、または違法取引につながる市場」のみの取引停止が採択される 日政府の代表は、厳格に管理されている日市場は閉鎖の対象外だと国内メディアに説明していますが、これは希望的推測であり、国際的な合意

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    uchya_x 2016/10/04
    中国は規制賛成してるので、全部中国が悪い、といういつも使ってる言い訳が使えない模様。それにしても、反対する理由が全くわからないんだが、なんで?
  • 日本のTAC制度はオリンピック方式ではない。それどころか資源管理ですらない。 - 勝川俊雄公式サイト

    今まで見てきたように、ダービー方式(オリンピック方式)は問題が多い。 資源を守る代償として、漁業がぼろぼろになってしまうのである。 日の漁業もぼろぼろだが、それはダービー方式の副作用ではない。 それ以前の問題なのだ。 資源管理には、乱獲を抑制して持続的に漁業をするというゴールがある。 ダービー方式でもきちんと運用をすれば、資源は守れる。 日のTAC制度には、漁獲量を抑制する効果が全くないので、資源は減り続けている。 これを資源管理と呼ぶのは、まじめに資源管理をしている漁業に失礼だ。 正しい資源管理 生物の生産力を評価して、持続的な漁獲量の上限を推定する。 この持続的な漁獲量の上限が、ABC(Acceptable Biological Catch)である。 生物の持続性を守るためには、漁獲量をABC以下に抑える必要がある。 そのために全体の漁獲枠(TAC: Total Allowable

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    uchya_x 2016/09/13
    水産庁仕事しろ。
  • 日本が漁獲上限を設定したから、サバが回復したのか? - 勝川俊雄公式サイト

    NHKのニュースのニュースでサバ漁業について取り上げられていました。 http://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2016_0831.html?utm_int=detail_contents_tokushu-business_008 サバやサンマについては、「日はちゃんと規制をしているのに、中国が悪い」という一方的な報道が多いのですが、NHKは日の過去の失敗についても触れています。 太平洋のサバをめぐっては、中国漁船の行動だけを批判するのはフェアではありません。実は日も過去に手痛い失敗をしています。 1970年代まで、太平洋の「マサバ」の資源量は、推計で300万トンから500万トンに上っていました。しかし、日の漁業者が取りすぎたことが原因となって資源量が減少し、2001年には一時、15万トンまで落ち込みました。枯渇寸前の危機的状況だったと

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    uchya_x 2016/09/12
    他の魚の漁獲枠も同じように、実際の漁獲量よりは大きいそうだ。もし水産庁の決めた枠が正しいなら、まだ資源に余力がある事になるんだが。id:toraba 東日本大震災で一時的に漁獲できなくて資源回復。
  • 日本のクロマグロ規制見送り提案が見送られたようです - 勝川俊雄公式サイト

    クロマグロの国際会議が終わったようですね。早くも記事がでてきたので、内容について解説します。 クロマグロ漁獲規制見送り 日案など通らず クロマグロの資源管理を議論する国際会議「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)」の小委員会が2日、閉幕した。日側の提案した漁獲規制措置に対して米国などが反発、採用は見送られ、来年以降に継続して検討する見通しになった。 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDJ02H0J_S6A900C1EAF000/?dg=1 まずは、米国が提案している長期目標について解説します。 米国は2030年までに13万トンまで回復させるという長期目標を定めて、みんなで努力しようと提案をしています。これはごく普通の漁獲規制の考え方ですね。これに猛反発しているのが日です。 日は、長期的な目標水準を設定せずに、魚が減ったら、その分だけ管理目標

    日本のクロマグロ規制見送り提案が見送られたようです - 勝川俊雄公式サイト
    uchya_x
    uchya_x 2016/09/02
    さすが産卵期に産卵場で若い親マグロを漁獲し続けても資源は回復すると考えてる人たちは違うわ。日本SUGEEE
  • やっぱり意味が無かったウナギの池入れ規制 - 勝川俊雄公式サイト

    二年前に書いた「あまり意味の無いウナギの池入れ上限」のアップデートです。 日が国として行っている規制は、シラスウナギの池入れ量の上限です。去年に引き続き、今年も枠を大幅に下回りました。実質的に取り放題、入れ放題となっており、規制の効果は皆無です。 シラスウナギの池入れ上限は、例外的に多くのシラスウナギが来遊した2014年の池入れ量から2割の削減した21.7トンです。過去5年(2010-2014)の平均が19.5トンであることを考えると、減少傾向にあるシラスウナギの漁獲に歯止めをかける効果は期待できないことがわかります。 水産庁は、がんばっても到達しない池入れ上限を形式的に設定して、業界の短期的利益を守りつつ、規制に取り組んでいるポーズをしています。資源管理では無く、「資源管理ごっこ」です。これではウナギ資源もウナギ文化も守ることが出来ません。 追記 この前、対馬に行ってきたんだけど、地

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    uchya_x
    uchya_x 2016/04/22
    マグロもうなぎももうダメかもしれんね。
  • 東シナ海 漁場 乱獲の歴史、中国の乱獲を一方的に非難するNHKクローズアップ現代 - 勝川俊雄 公式サイト

    昨日のクローズアップ現代(国境の海で魚が消える ~追跡 中国虎網漁船~)を録画で見ました。内容はこんな感じ。 豊かな資源を求めて、東シナ海に押し寄せる中国漁船。 漁場を追われ急速に衰退する日漁業。 漁船が担ってきた国境の監視機能も低下しています。 日は日中共同水域の資源管理を中国に呼びかけたが、中国から拒否されている。 漁業の衰退で中国漁船が国境の中に入りやすくなっている。 中国が虎網というむちゃくちゃな漁法で乱獲をしまくっているので、日の漁師さんたちが困っているというお話です。中国の虎網漁船を取り締まる水産庁の監視船の乗組員は、「我が国の水産資源を責任もって守る」と熱く語っていました。 NHKのサイトでクローズアップ現代の全文文字おこしがあります。見逃したかたは、こちらをどうぞ。 http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3329_al

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    uchya_x 2015/09/11
    水産庁とNHKによるプロパガンダ放送。責任逃れのツケは日本人自身に降りかかってくるというのに。
  • WCPFC北小委員会が終わったようです - 勝川俊雄公式サイト

    太平洋クロマグロの資源管理に関する国際会議(WCPFC 北小委員会)が9/1-3まで開催されました。クロマグロの資源評価は、2年に一回行われます。最新の資源評価は2014年で、次回は2016年です。今年は谷間の年に当たるので、普段であればしゃんしゃんでした。しかし、クロマグロの新規加入が劇的に低下していることから、議論が紛糾しました。 下の図はクロマグロの新規加入量の指標です。急激に減少していて、2015年はさらに悪くなりそうです。(水産庁と巻き網業界以外の)関係者の間で、資源の存続に対する危機感が広がっています。米国は親魚を含む規制を再検討して、長期的な回復計画を提案しました。メキシコは、国際合意を待たずに漁獲枠を自主的に削減すると宣言しています。壱岐や対馬の一釣り漁業者は産卵期産卵場での漁獲を自主的に禁漁しました。 日は、クロマグロの新規加入が減少した時に適用される緊急ルールを提案

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    uchya_x 2015/09/08
    大変まずい状態。絶滅させてしまったら取り返しがつかないんだが。
  • 水産庁の国会答弁を徹底検証(その2)親が減った原因は? - 勝川俊雄公式サイト

    今日は親魚が減った原因について検証します。水産庁は次のように答弁しました。 ○政府参考人(川一善君) 太平洋クロマグロの未成魚の発生につきましては、親魚の資源量にかかわらず、環境要因に左右されるところが非常に大きいと認識しております。 先ほど申し上げましたように、北太平洋まぐろ類国際科学委員会、ISCという科学者の方々の集まりの場では太平洋クロマグロの親魚資源が減少していることについては、漁獲のほとんどがゼロ歳から二歳までの未成魚が大半を占めております、近年、この漁獲が増大したこと、それから一方で、未成魚の発生が少ない年が頻発をし、その結果、親魚まで生き残る魚が少なかったことが主な原因であるというふうに科学委員会が分析をしております。 このように、ISC、科学委員会は日海の産卵場での漁獲が親魚資源の減少につながったということは言っておりませんで、ウェッジに記載のあるような、〇四年から始

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    uchya_x 2015/08/26
    取り返しのつかない事になりそう。
  • 水産庁の国会答弁を徹底検証(その1) - 勝川俊雄公式サイト

    しばらくブログをお休みしている間にいろんなことがありました。 発端は、Wedgeの4月号にクロマグロに関する記事を執筆したことです。 http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4896 これまでブログに書いてきたことをまとめたような記事で、「絶滅危惧種の太平洋クロマグロには、ちゃんと卵を産ませましょう」というごく当たり前の内容です。 5月21日の参議院農水委員会で、鳥取県の舞立議員が、このWedgeの記事に関する質問を行い、水産庁長官は次のように答弁しています。 ○政府参考人(川一善君) この記事につきましては、大中型巻き網漁業による成魚、産卵をする親の魚の漁獲の一部を殊更にクローズアップをして、これが太平洋クロマグロ資源全体を危機に陥れるとの主張がなされているわけでございますけれども、私どもとしては、率直に言って公平性や科学的根拠を欠くものではないかというふ

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    uchya_x 2015/08/26
  • 大平洋クロマグロについて、みんなに知っておいてほしいこと - 勝川俊雄公式サイト

    2014年11月17日に、国際自然保護連合がレッドリストを改訂して、新たに太平洋クロマグロ、アメリカウナギ、カラスフグ を絶滅危惧種として指定しました。レッドリストは関係諸国に保全の必要性を示すのが目的であり、掲載されたからといって、ただちに強制的な規制がかかるわけではありません。関係諸国が連携して、保全措置を執ることが強くもとめられています。IUCNのプレスリリースでは、アジアの品需要がこれらの魚種の減少を引き起こしたと指摘しています。これらの魚種の大半を消費する日には、世界から厳しい目が向けられています。 1950年代には、4万トンあったクロマグロの漁獲量は、現在は1万5千トンまで落ち込んでいます。国別に見ると、最も漁獲が多いのが日で、その次にメキシコです。台湾韓国アメリカ合衆国も漁獲をしているのですが、その量は比較的少ないです。日が「韓国のせいでクロマグロが減った」と主張

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    uchya_x 2014/12/18
    規制してると見せかけて実は規制になってない。わかってやってるからより悪質。
  • クロマグロの国際交渉を分析:日本のジャイアン外交が韓国とメキシコを力でねじ伏せた - 勝川俊雄公式サイト

    の提案が14522㌧に対して、メキシコの提案だと12800㌧になる。 日の半減提案よりも、メキシコの25%削減提案の方が厳しい内容だったのだ なんで、こんなおかしなことになるかというと、基準年が違うのと、メキシコの提案は成魚を含むのがポイントです。 次に国別の漁獲量の削減幅を見てみよう。漁獲量が多いのは日。次にメキシコと韓国。米国と台湾も漁獲をしているが量は微々たるものなので、主要な三国について見ていこう。 ここ十年で、日は漁獲を減らし、韓国とメキシコが漁獲量を増やしている。昔を基準に持ってくることは、日にとって好都合なのだ。最近の漁獲量(赤)と日提案(緑)を比較したときに、日はほぼ横ばいだが、韓国とメキシコは激減している。日提案は、ここ10年で、未成魚の漁獲量が増えた国に厳しい内容なのだ。 2010-2012年の平均漁獲量を1とした場合の、日提案とメキシコ提案の漁獲量

    クロマグロの国際交渉を分析:日本のジャイアン外交が韓国とメキシコを力でねじ伏せた - 勝川俊雄公式サイト
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    uchya_x 2014/11/10
    日本がやってる外交努力。
  • クロマグロの幼魚が空前の不漁です - 勝川俊雄公式サイト

    クロマグロの幼魚(ヨコワ)が全然捕れません。親が減っているから、子供が減るのも当たり前なのですが、かなり危機的な状況です。 太平洋クロマグロ加入量モニタリング速報(2014年9月末) 太平洋南(※1)及び九州西(※2)において設定した曳縄モニタリング船の、7~8月(南西諸島海域で生まれたものと推定)における漁獲状況をもとに分 析。 • 太平洋南における2014年のCPUE(漁獲努力量当たり漁獲量)は、2013年の40%、2012年の71%。 • 九州西における2014年CPUEは、 2013年の20%、2012年の35%。 • 2011~2012年の加入量水準は歴史的な平均値より低く、2012年は過去61年で下位8位の低加入と評価されている。太平洋南と九州西における曳縄モニタリング船の2014年のCPUEは、2012年よりも低い。 http://www.jfa.maff.go.jp/j/p

    クロマグロの幼魚が空前の不漁です - 勝川俊雄公式サイト
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    uchya_x 2014/10/10
    規制しますと言いながら、実は規制になってないって事らしい。こんなのばっかり。
  • あまり意味の無いウナギの池入れ上限 - 勝川俊雄公式サイト

    平成26年9月16日(火曜日)から17日(水曜日)まで、東京都内において、「ウナギの国際的資源保護・管理に係る第7回非公式協議」が開催され、日中国韓国及びチャイニーズ・タイペイの4者間で、ウナギ資源の管理の枠組み設立及び養鰻生産量の制限等を内容とした共同声明を発出しました。 日中国韓国及びチャイニーズ・タイペイの4者間で、以下を内容とする共同声明を発出することで一致しました。 (1)各国・地域はニホンウナギの池入れ量を直近の数量から20%削減し、異種ウナギについては近年(直近3カ年)の水準より増やさないための全ての可能な措置をとる。 (2)各国・地域は保存管理措置の効果的な実施を確保するため、各1つの養鰻管理団体を設立する。それぞれの養鰻管理団体が集まり、国際的な養鰻管理組織を設立する。 (3)各国・地域は、法的拘束力のある枠組みの設立の可能性について検討する。 http://

    あまり意味の無いウナギの池入れ上限 - 勝川俊雄公式サイト
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    uchya_x 2014/09/21
    これ、国際規制を発動させないためだけにやろうとしてないか?
  • クロマグロに関する報道の内外格差の検証:クロマグロは増えていて、安くなるのか? - 勝川俊雄公式サイト

    太平洋クロマグロを管理する国際機関WCPFCのレポートのドラフトが公開されました。例によって、例のごとく、国内外で報道の方向が180度違います。 太平洋マグロ、規制継続なら20年で3・6倍に 読売新聞(2013年1月10日09時22分) http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130109-OYT1T00226.htm 日近海を含む太平洋産のクロマグロ(親魚)が、2030年までに最大で10年の3・6倍に増える可能性があるとの予測を、漁業管理機関「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)」の科学委員会が8日公表した。 日で消費されるクロマグロのうち、太平洋産は約7割を占めている。資源量の増加は、将来的な価格下落につながる可能性もあり、日にとっては朗報といえそうだ。 web魚拓 太平洋のクロマグロは2030年に3・6倍に 国際委員会が予測、現行水準

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    uchya_x 2013/08/09
    昔、人間以外の生物は人間の為の資源としか考えない欧米人に比べて日本人は自然を大切にしてる、とか思ってた時期もあったなあ。 (遠い目)
  • 日本のウナギ根絶作戦が、ついに最終段階 - 勝川俊雄公式サイト

    ジャワうなぎ、日へ 「世界最後の稚魚市場」から 東アジアでの激減背景に  (2013年04月20日) 東アジアでウナギ稚魚の不漁が続く中、ウナギ養殖のインダスト(熊県玉名市)が、「ジャワうなぎ」の日輸出を目指して奮闘している。西ジャワで養殖を始めて7年目。成果は実りつつあるが、日人の口に合うウナギの育成が今後の課題だ。 中川勝也社長はインドネシアを「世界で最後の稚魚市場」と表現する。同社によると、世界で確認されているウナギの仲間18種のうち、7種が生息するインドネシア近海がウナギ発祥の地だと考えられており、稚魚は豊富だという。 ウナギの漁獲量が激減する日での需要は大きい。日のコンビニや流通業者から「早く届けてほしい」との要望が日に日に強くなっているという。 http://www.jakartashimbun.com/free/detail/10643.html 1960年代から

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    uchya_x 2013/04/20
    このトレンドグラフ見て「他にも原因があるかもしれないから規制は慎重に」とか言い出す奴の気がしれない。
  • 資源回復計画が予想通り破たんして、青森県のイカナゴが禁漁となった - 勝川俊雄公式サイト

    青森県でイカナゴが禁漁となった。この背景について、考えてみよう。 毎日新聞: イカナゴ:全面禁漁へ 春の味覚、乱獲で激減 陸奥湾6漁協、特定魚では初 /青森 陸奥湾でとれる春の味覚「イカナゴ(コウナゴ)」が乱獲などで激減していることを受け、県と湾内6漁協は今春から、全面禁漁することで合意した。当面、禁漁期間は定めないまま資源量の回復を待つ。 昨年の湾内の資源量は1000万匹以下とみられ、県は3億匹まで回復させることを目指す。 湾内でのイカナゴの漁獲量は73年の約1万1745トンをピークに減少が続き、昨年は約1トンまで落ち込んだ。漁獲金額も77年の約11億円から昨年は約40万円に減っている。海水温の低下でイカナゴが育ちにくくなったことや乱獲が原因とみられる。 http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130214ddlk02040018000c.html

    uchya_x
    uchya_x 2013/02/14
    近海に屈指の魚場を持ちながら、多くの種を絶滅に追い込み、漁業を崩壊させた国として歴史に名を残すのだろうか?
  • 日本近海のクロマグロ漁業の現状 その2 - 勝川俊雄公式サイト

    大西洋クロマグロを、壊滅的に減らした一番の要因は、産卵場での巻網操業である。産卵場で産卵群を巻き網で一網打尽にする破滅的な漁法が日でも2004年から開始され、日海のクロマグロ産卵群が激減している。実は、日のクロマグロは、タイセイヨウクロマグロと同様に、危機的状況にあるのだ。 最近、日海での大型巻き網船の漁獲量が急激に増えている。日海産卵場で漁獲されたクロマグロは、ほぼすべて境港に集まる。富山も市場が水揚げ報奨金を出したりして、水揚げの誘致しているんだけど、マグロの解体処理に必要な人手が確保できない。結果として、マグロの質が落ちてしまって、値段がつかないので、水揚げされないようだ。境港は、魚がいなくて暇をもてあましている沿岸漁業者が山ほどいるので、「明日マグロがあがるよー」と言えば、200人ぐらいの熟練労働者がすぐに集められる。現状では、まとまった漁獲はほぼすべて境港に水揚げされる

    uchya_x
    uchya_x 2012/07/25
    ウナギだけじゃないんだよね。
  • 我々日本人が、捕鯨について議論すべき事 - 勝川俊雄公式サイト

    我々、日人が、今、議論すべき事は、「調査捕鯨を続けることが日の国益に適うかどうか」である。シーシェパードへの感情論とは切り離して、調査捕鯨を継続するかどうかを、日の問題として判断する必要がある。 調査捕鯨の歴史 南氷洋の捕鯨について簡単におさらいをしよう。戦後、糧難を緩和するために、日は米国の協力を得て、南氷洋捕鯨を国策として推進した。極洋、ニッスイ、大洋という3つの大手企業が参入したが、南氷洋のクジラが減少したことと、日で鯨肉が売れなくなったことで、収益が悪化した。3つの会社の捕鯨部門を統合して、共同捕鯨という会社をつくったのである。 その後、南氷洋モラトリアムによって、日は商業捕鯨を継続できなくなった。商業捕鯨再開を目指す日は、鯨類研究所を設立し、共同船舶(共同捕鯨が名前を変えた)に調査を委託するという形式で捕鯨産業を守ったのである。この辺の歴史については、いくらでも資

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    uchya_x 2011/02/21
    結論は出てしまっている。id:vid もともと限られた地方での食文化であった鯨食が全国に"自然に"広まったわけじゃないよね。縮小のみを問題視するのも変
  • シーフードサミット その1 - 勝川俊雄 公式サイト

    uchya_x
    uchya_x 2011/02/11