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ブックマーク / michikaifu.hatenablog.com (61)

  • 「コンプガチャ問題」に見る新興勢力の危機管理と矜持 - michikaifu’s diary

    今週は出張していたので、例のソーシャルゲームおよびコンプガチャに関する件はROMしていただけだったが、遅ればせながら私の考えを一応まとめておきたい。 ソーシャルゲーム各社を叩く論調が多いが、ベンチャーの芽を次々と摘み取る役所への不満の話なども聞こえてくる。 私個人としては、グリーやDeNAを「人格攻撃」ならぬ「社格攻撃」をする気はない。せっかくベンチャーからここまで頑張ってきたのだし、世界で戦おうとやり始めているところで、ここで踏ん張ってほしいと思っている。遅きに失したが、それでもbetter late than neverで、かろうじて事前に自主規制したことはよかったと思う。 ベンチャーが出発するときには、既存のシステムに挑戦するがために、法律的にはグレーだったり網の目だったりするところを通るのもある程度仕方ない。グーグルだってフェースブックだって、今でもプライバシー問題などで、年がら年

    「コンプガチャ問題」に見る新興勢力の危機管理と矜持 - michikaifu’s diary
  • 日本の政治をよくするために必要なただ二つのこと - michikaifu’s diary

    最近はやりのこのパターンをタイトルに使ってみた。まぁ、ホントは二つじゃすまないけど。で、このところ「日はダメか?」論争がいろいろあって面白い。 国や組織はどういう時に良くなるか | On Off and Beyond 海外で勉強して働こう | On Off and Beyond 404 Blog Not Found:日に留まりたかったら、一度は留学しておくべき 日をもっとダメな国だと思い危機感を煽りましょう | フランスの日々 私は「日」という大きな「怪物」については、でもブログでも講演会でも「ネタ」にすることはあるが、「日はどうするべきだと思いますか」というド・マクロな質問には答えられず、敢えてスルーしてそういう怪物を相手にするための「個人の戦略」に話を絞ることにしている。答えられない理由は、「日」といっちゃうと政治や政策の話がどうしても避けられず、それは普段の仕事からも生

    日本の政治をよくするために必要なただ二つのこと - michikaifu’s diary
    udy
    udy 2009/05/04
    相変わらずバランスが良くて素敵。2つのことは要するに有権者が政治家に対して「よきクライアント」または「よきマネージャー」として振る舞うことだと思うよ。
  • 「スーザン・ボイルは孔明の罠?」とケータイ業界的雑感想 - michikaifu’s diary

    話題沸騰のYouTubeセンセーション、「スーザン・ボイルさん」が面白かったので、いろいろクリックして遊んだりしていた。 ネットで彼女について読んでいる人は、このイギリスの「Britain's Got Talent」という同じ番組で、2007年のシーズンに優勝したポール・ポッツ氏のこともおそらく知っているだろう。彼も全く同じパターンで、さえない小太りの携帯ショップのセールスマンが、驚くべき歌唱を披露して一躍スターになった。そのときもYouTubeで話題になって、私も見た記憶がある。いやー、イギリスには歌のうまい人がたくさん埋もれているもんだなー。 それっきり忘れていたのだが、スーザン・ボイルのYouTubeビデオを紹介したらばQの「関連リンク」にポール・ポッツの記事があって、そこには彼のCDへのアフィリエートが貼ってある。実は私は、彼のような「オペラ的ポップ歌唱」みたいなのが結構好きで、数

    「スーザン・ボイルは孔明の罠?」とケータイ業界的雑感想 - michikaifu’s diary
    udy
    udy 2009/04/23
    "日本式「iモード」と、それを使える携帯端末の普及をアメリカで仕掛けようとしたドコモや日本メーカーが、欧州型テキスト・メッセージ文化に決定的に敗退したのは、この「アメリカン・アイドル」がきっかけ"
  • 「スラムドッグ$ミリオネア」はハリウッド版「リーマンショック」かも - michikaifu’s diary

    昨夜、アカデミー賞を独占しまくった「スラムドッグ$ミリオネア」を見てきた。いつも行く、子供が寝静まってからの10時半の最終回だったが、いつもは私のほか、観客はせいぜい2−3人というのが普通なのに、さすがに半分ぐらい客席が埋まっていた。オスカー効果は絶大。(日では4月公開らしい) なるほどー、確かに、これまで見たこともない斬新な映画だなー、と感心しまくりで見た。序盤、主人公が警察で拷問されたり、子供時代にスラムでひどい目に会い続ける場面が続くのでつらかったが、途中から「それで、次はどうなるのかな???」と引き込まれた。クイズ番組で出される問題と彼の過酷な人生の中のエピソードが重なり、そこにインド社会の変化が背景としてうまく配置される。その「フォレスト・ガンプ」を思わせる寓話性が楽しく、悲しい話も多いながら、「貧困を前面に出したプロパガンダ臭」が後半なくなっていったのでほっとした。また映像の

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  • 「日本語が亡びるとき」と「母の本能」と「多様性」 - michikaifu’s diary

    ウルトラ長文御免。 友人の間ですでに一回り話題が一巡して終わっている、水村美苗著「日語が亡びるとき」をようやく入手できたので読んだ。事前に思ったよりはるかに、私の「肌感覚」で感じていることに近い話であり、また後半に熱く語られる彼女の「主張」の部分については、私の素人としての漠然とした意見を「よくぞ言ってくださいました」と喝采したい。ほぼ、全面的に賛成である。 日語が亡びるとき―英語の世紀の中で 作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (459件) を見る 1.私自身の独白 私は、水村さんよりもずっと半端なバイリンガルながら、彼女の言う「読まれるべき言葉」の連鎖になんとかはいりたい、とずっともがき続けている身である。私自身、これまた彼女の定義する、広い意味での「翻訳者」と

    「日本語が亡びるとき」と「母の本能」と「多様性」 - michikaifu’s diary
  • 主婦は「経営者」「管理職」の自覚を持て - michikaifu’s diary

    この前のエントリーに思わぬ反響をいただいた。コメントやトラックバックも読ませていただいた。 「ではどうすればいいか」という点については、このエントリーの中にもリンクした、一昨年の大元エントリーに書いてあるので省いたのだが、改めて疑問をいただいているので、改めて「共働き主婦」の視点から書き直す。 男性の視点からの話は、私にはうまくかけないので、申し訳ないがトラックバックやブクマコメントにもある男性方のご意見を参考にしてほしい。 一言で言うと、共働きなら特に、また専業主婦でもある程度、自分は「家庭経営の経営者・管理職である」との自覚を持て、ということだ。 過去2のエントリーに書いたように、理想はともかく、現実的にはどうしても主婦が家庭に関してはより多くの情報の蓄積をもち、それをベースにしたより高度なアルゴリズムを備えている。それを夫にいきなり求めるのは無理というもの。前エントリーの例でいえば

    主婦は「経営者」「管理職」の自覚を持て - michikaifu’s diary
    udy
    udy 2009/01/24
    家事に限らず、仕事に限らず。
  • 家事と「グーグルの検索」が似てる件 - michikaifu’s diary

    こういう話が流行ると、黙っていられないTech Momが来ましたよ。 とある夫婦の離婚序章 一時「発言小町」にはまったとき、同じような「家事と仕事とどっちが大変か」という男女の水掛け論を散々読んだのだが、女性の多い「小町」と男性の多い「匿名ダイアリー」の空気の違いがあって、なかなか面白い。 で、私の直接の反応はPollyannaさんとほぼ同じなのでそちらを読んでいただくとして、スレを読みながら、「家事とグーグルって似てるなぁ」とつれづれに思った話を書く。 グーグルのトップページは、ほとんど検索窓しかない。そこに何かほうりこんで検索すると、検索結果は味も素っ気もないリンクの羅列で出てくる。ユーザーインターフェースは昔からほとんど変わらない。使っている方からすると、極めてシンプルな表面しか見えない。しかし、そのウラには、10年にわたって蓄積した膨大なリンクとユーザーのデータを、ものすごいアルゴ

    家事と「グーグルの検索」が似てる件 - michikaifu’s diary
  • strikes back 5 大国の中のバランス - michikaifu’s diary

    さて、世界中大不況である。パラダイスどころではない。そして、外でびゅんびゅん冷たい嵐が吹きまくっている中で、内向きだから日はまだなんとか大丈夫だった、という論調もある。内向きでなんで悪いか、と。 実際には、子供達がおうちの中でぬくぬくゲームなぞやっている間に、父ちゃんと母ちゃん(トヨタやホンダ・・・)は、寒風ふきすさぶ中をせっせと外に働きに出て稼いでいたのだ。ところが、その頼みの父ちゃんすら、体調を崩してきてしまった。という見方もできよう。 「パラダイス鎖国」のの中で、「日は大国である」という点を強調した。例えばシンガポールとかアイスランドみたいな、「外」とのつながり「だけ」で生きている国とは違い、内需が十分に大きい国である。を書くときに統計を調べてみたが、先進国の中で、GDPに対する輸出の比率がアメリカの次に低いのが日、というのは実は自分でも意外だった。その昔、日の学校の社会

    strikes back 5 大国の中のバランス - michikaifu’s diary
    udy
    udy 2009/01/10
    "これだけ大きな国の中の数多くの人々が、一斉に同じ方向に向くこと、あるいは同じ方向を向くべきだ、と主張することがそもそもヘンなのだ。"michikaifuさんはいつもながらバランスがよい。
  • 今更、グローバルとは(1) 「平安のイチロー」と「現代の長安」 - michikaifu’s diary

    瀬戸内寂聴さんがケータイ小説を匿名で書いていた、という話を聞き、もともとファンだったけれどますます好きになった。さすが、この方は突き抜けている。 それで、思い出したのがこの。少し前に、たまたま書架にあったのを手にとって読んだらえらく面白かった一冊、じゃなくて上下2冊。 空海の風景〈上〉 (中公文庫) 作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1994/03/10メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 42回この商品を含むブログ (102件) を見る なんで思い出したかというのはほとんどこじつけだが、私は関東生まれで、鎌倉仏教には割りと親しみがあるけれど、「最澄と空海」、「天台宗(顕教)と真言宗(密教)」、「比叡山と高野山」の区別はほとんどついていなかった。このを読んで、初めて一応の区別がついたのだが、空海と対比される「天台宗」のほうで私が知っている人が寂聴さんしかいな

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  • 「低成長時代」の通信政策とは − 「世界一不思議な日本のケータイ」 - michikaifu’s diary

    世界一不思議な日のケータイ 作者: 谷脇康彦出版社/メーカー: インプレスR&D(インプレス)発売日: 2008/05/21メディア: 単行購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (8件) を見る 私はそれほど通信の規制に詳しいわけではないが、業界サイドから見ていて、世界の通信規制当局にもいろいろと特徴があるな、と思う。イギリスのOfcomは世界でも特殊なほど、徹底的かつ理念的な「競争促進」派であり、消費者がハッピーになるならイギリスの通信事業者が弱体化しようが何しようが構わない、といったところがある。これに対し、同じ欧州内でもお隣のフランスでは、大企業優先の体質が強く、フランス・テレコムと仲良しといった印象がある。アメリカのFCCは、理念的にはOfcomに近いが、委員会がポリティカル・アポインティーなので、時の政権の考え方も色濃く反映しており、ブッシュ政権にはいってから

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  • 取材する力と、グーグルの成功譚と・・ - michikaifu’s diary

    昨日の続き。 毎日新聞という企業が今後どうなるかは時の流れに任せるとして、「エセ記者」と「ブロガー」の両方ともにスタンスを持つ私として、やや複雑な思いを持つのは、「取材を仕事にするプロ」をこのあとどうやって確保していくのかなー、という点である。 記者のまねごとをしたり、メディアの方とお話したりして、つくづく思うが、やはり給料をもらって、毎日毎日取材をするプロの記者というのは、どうしても必要な存在だと思う。片手間でやっているブロガーとしての私では、どうしてもできないことは多い。ふだんからのリサーチ、記者会見への出席、人のつながり、インタビュー先を探し出す手法、足でかせぐインタビュー。同じ記者会見に出席しても、質問の仕方やそのための覚悟が、アマチュアとプロでは違う。(プロでもヘタな人はいるが、それはとりあえずおいといて、全体のレベル、という意味で・・・)表現の仕方も、まとめ方も、プロはプロであ

    取材する力と、グーグルの成功譚と・・ - michikaifu’s diary
    udy
    udy 2008/08/13
    今後優秀なジャーナリストは取材ではなく編集(というか情報の取捨選択)のプロになっていかないかなと夢想。ボトルネックが一次情報ではなくユーザーにあるのは最早明らかなのだから。
  • 毎日新聞問題は「セクハラ問題」であるとの認識 - Tech Mom from Silicon Valley

    当件、まだ続いております。 この件につき、署名入りで分析や論評されている方は男性が多いためか、この視点についてあまり言及されていないようなので、書いておく。 私自身も含め、毎日新聞問題は「旧メディア対ネット」の構図で語られることが多かったのだが、こちらの記事で、倖田來未さんの「羊水」発言事件との類似が指摘されているのを読み、「あ、そうか」と腑に落ちた。なぜ、私はこの件が気になるのかということが、自分でわかったのだ。 毎日新聞内で「これほど事件が長引くのは、陰で糸を引いている黒幕がいるからでは」との陰謀説がささやかれている、というネット記事もあるようだが、そう、いると私は思う。誰かというと、「主婦」である。 一連の変態記事にはいろいろあるが、一番代表的なものとしてよく挙げられるのが、「母親と息子」の話である。「おまえのかーちゃん、でべそ」という昭和古典の言いまわしがあるが、英語で「おまえのか

    毎日新聞問題は「セクハラ問題」であるとの認識 - Tech Mom from Silicon Valley
    udy
    udy 2008/08/13
    ・・・みんな、この認識をベースに騒いでたものだとばっかり。
  • 取材するほうから取材されるほうへ−メディア・リスクとのつきあい - michikaifu’s diary

    佐々木俊尚さんの毎日新聞関連の記事を読んで。 毎日新聞社内で何が起きているのか(上):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan 毎日新聞社内で何が起きているのか(下):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan この話については、経緯を簡単に英訳してNewsvineに紹介した以外、特に私としては意見を公表していなかったのだけれど、佐々木さんの詳細な分析記事を読んで、感じたことをちょっと書いておく。 というのは、この話、あまりに「デジャヴュ」感があるのだ。はるか昔、80年代の終わり頃に、ビジネススクールで、こんなのとそっくりのケーススタディをやったことがある。その中では、攻撃のターゲットになったのは公害を出す企業で、攻撃するほうはテレビのドキュメンタリー番組(当時人気の高かった『60 Minutes』だったかどうか覚えていないが、なにしろそういった番組)の取

    取材するほうから取材されるほうへ−メディア・リスクとのつきあい - michikaifu’s diary
    udy
    udy 2008/08/12
    "ここで起こっていることは、「ネットだから怖い」といった、ネットの特殊性の話ではない。いつの時代もあった、「メディア・リスク」の一つに過ぎない。"
  • 携帯の世界で欧州と新興国は「一衣帯水」という重大な事実 - michikaifu’s diary

    昨日のエントリーに、Tom-Dさんからご質問をいただいたこともあり、またちょうど関連する記事を8月15日号の日経コミュニケーション用に書いたところなので、この記事を補足する内容を書いておく。 2年前に、を書こうとしてポシャった企画があり、そのために調べたときには、欧州全域をまとめると、米国を上回る市場規模をもつ、世界最大の通信市場だったので、驚いた記憶がある。例によって、携帯やブロードバンドの加入者数では今は中国が世界一だが、一人頭の金額が小さいため、欧州が一番ということだった。 さらに、メーカーという意味では、欧州メーカーは世界では圧倒的に強い。参考に携帯端末の世界シェア(今年第一四半期、ガートナーによる)は: ノキア 39.1% サムスン 14.4% モトローラ 10.2% LG 8.0% ソニーエリクソン 7.5% その他 20.8% となっている。モトローラは前年の18%から大幅

    携帯の世界で欧州と新興国は「一衣帯水」という重大な事実 - michikaifu’s diary
    udy
    udy 2008/07/22
    "iPhoneに対して、日本のマスコミは「日本市場へのインパクト」などといって、相変わらずコップの中の嵐の話を騒ぎたてているが、世界で見ると、欧州と新興国の「一衣帯水」連合の勢力がこれからますます強くなる"
  • ドコモは「幕末の日本国」なのかも - michikaifu’s diary

    明日になったら、どうせ3G iPhoneの話一色になるだろうから、その前に、日iPhoneの話関連のアンカテさんのエントリーに、ちょっとコメントを付け足しておきたい。(拙著もご紹介いただき、ありがとうございます) ドコモはアップルの出入り業者になる覚悟があるのか - アンカテ ここで「ドコモの内部方針としてこう思っているとするならば〜・・・」というくだりがあるのだけれど、問題は「ドコモの内部方針」というものが一だけ存在するのではない、というのが、ドコモに対する、アンカテさんのモヤっとした感想の原因では、と思う。 つまり、ドコモの内部で、上記エントリーで言う「鎖国派」と「開国派」が大抗争を繰り広げた(そしておそらく現在も進行中)のではないだろうか、と想像するのだ。 NTTという組織は、私が「パラダイス鎖国」で書いた日の特徴に似てるところがある。その昔ならば「積滞解消」*1とか、最近で

    ドコモは「幕末の日本国」なのかも - michikaifu’s diary
    udy
    udy 2008/06/09
    ドコモは日本の縮図であり、時は幕末であると。
  • 「日本でのiPhone」に私が期待するもの - michikaifu’s diary

    ある日の朝時、私が「ねこ鍋」の話をしたら、家族の誰も知らなかったので、「日におけるねこ鍋の定義およびその沿革」の説明をした。すると、亭主が早撃ちガンマンよろしく、腰のホルダーからiPhoneをサッと取り出し、YouTubeで検索して子供たちに見せた。動物好きの次男坊は「ふぁー、かわいい〜!」、ナナメに構えている長男は「なんじゃ、このエレベーター・ミュージックは!」との反応。「ねこ鍋」ぐらいの動画は、iPhoneで見てもちょうどよくキレイに見える。 iPhoneの魅力は、コレなんだろうと思う。「これまでの携帯電話やブラックベリーでできていた」機能を並べると、一つ一つは見劣りするところもある。でも、忙しい朝時、パソコンのないキッチンでもすぐに、はるかに遠い日で少し前にはやった「ねこ鍋」を見つけて、キレイな画面で見ることができる。「わー、こんなことができるの!」という、自分の世界が一気に

    「日本でのiPhone」に私が期待するもの - michikaifu’s diary
    udy
    udy 2008/06/05
    apple=「グローバルなロングテール商売」をする「金箔職人」
  • 「税金を上げろ」という住民運動 - michikaifu’s diary

    学校のPTAから、今日も今日とて一斉メールが来ている。中味を亭主に説明した。 私「パーセルタックス(市に対して払う不動産税)を上げろ、という話で、タウンミーティングがあるんだって。」 亭主「え?誰が?シュワルツネッガーが上げろって言ってるの?」 私「いや、そうじゃなくて、これはウチの市の・・・」 亭主「市当局が言ってる?」 私「いや、そうじゃなくて・・・州の教育予算が足りなくて、毎年毎年大騒ぎで寄付金集めしているよね。でも、これはもう一過性のものじゃないから、パーセルタックスを上げて、継続的にお金が集るようにしよう、って、ウチの学校の親たちが運動を始めているんだよ。」 そう、我々日人の感覚では、「税金とは、お上が下々から徴収するもの」であって、「住民が自ら、税金を上げてくれと運動する」という事態は想像しにくいのだ。論理を飲み込むのに、ちょっと時間がかかる。でも、アメリカではこういうことも

    「税金を上げろ」という住民運動 - michikaifu’s diary
    udy
    udy 2008/05/14
    税金を納める自分と受け取る自分をワンセットで考えることが身に染み付いてないとこういう運動にはならないのだろう。
  • 無線版「サムライの帰還」? - michikaifu’s diary

    最近パートナーとなった、The Shosteck Groupの今月のニュースレターに、私と同社CEOであるJane Zweigが共同で、下記記事を執筆いたしました。ベース情報は私が担当し、アメリカ・ヨーロッパの視点からJaneが見た分析が加わって、ハイブリッドになっています。 http://www.shosteck.com/?p=90 過去のアーカイブも見られます。いろいろ面白い話と辛口の分析が読めますので、どうぞご利用ください。 下記、この日語版です。 ================================================================ ソニーエリクソンの最近の財務発表は、携帯電話端末産業が、新興国の牽引する新しい時代に完全に突入しているという事実を、再確認するものであった。同社は、わずか数四半期前には、サムスンと世界市場シェア第三位を争って

    無線版「サムライの帰還」? - michikaifu’s diary
  • サンフランシスコ聖火・イリュージョンのカラクリ - michikaifu’s diary

    (もう、今日は超忙しいのに、こんなことやってる暇ないのに・・・) 昨日の聖火リレーで、倉庫に隠れた火をどうやって数キロ離れた地点まで運んだんだろう??と疑問だったのだが。 今朝のSFクロニクル紙によると、実は「倉庫に隠れた聖火は、結局外へ出ていない」らしい。「予備のいくつかの種火の一つをヴァン・ネスに運び、それで再度点火した」ということだそうだ。 つまり、テクニカルに言えば、いったん聖火は「消えた」ようだ。 なんかねー。こういうのアリなんでしょうか?

    サンフランシスコ聖火・イリュージョンのカラクリ - michikaifu’s diary
    udy
    udy 2008/04/11
    "実は「倉庫に隠れた聖火は、結局外へ出ていない」らしい。「予備のいくつかの種火の一つをヴァン・ネスに運び、それで再度点火した」ということだそうだ。"リレーしてないじゃんw
  • 「あなたに会えてよかった」 - Tech Mom from Silicon Valley

    私と同じくワーキングマザーの方が、「パラダイス鎖国」の感想をブログに書いてくださった。その中で、「人を育てることというのは、相手が育っていくプロセスそのものがインセンティブ」という考え方がすごくいいな、と思って印象に残った。 2008-04-04 この中で、「あなたに会えてよかった」という言葉が出てくる。異質な他人と関わることは、実はラクなことではないのだけれど、それはそれ自体で価値がある、と私も思う。"Nice to meet you" "It was nice talking to you" という英語は、社交辞令として普段何気なく使っているけれど、日語で「あなたに会えてよかった」とはなかなか気軽に言えない。それでも、日語でもそう言いたくなるような、出会いがたまにある。金銭的な見返りがあるわけでもなく、ただ、会ったこと、話したことそのものが、価値がある。 CTIAの帰り、ラスベガ

    「あなたに会えてよかった」 - Tech Mom from Silicon Valley