個人を特定するための鍵として使われる指紋認証や網膜認証技術。しかし、スパイ映画などでは、こうした認証技術をだますため、本人の指などを切り落として強引に認証するシーンがしばしば描かれている。米国のサウスダコタ州ラピッドシティーにある小さな大学では、上記のような解決手段を回避するための技術の運用実験が行われている。この技術では、指紋認証に加え、指をスキャンして生きているかどうかを確認することで確実な認証を行うものだという(CBCNEWS、本家/.)。 本家のコメントによると指に赤外線を照射、血液中にあるヘモグロビンの動きをスキャンすることにより生きているかどうかの判定を行っているようだ。