こちらも多摩美卒業生である増田拓海さんの作品『解答用紙は別紙』。これを「マンガ」と呼ぶべきかは議論が分かれるかもしれませんが、見開きを1コマと見るなら、コマを追うごとに時間の流れがあり、展開があって、俺は「マンガ」と見なしていいだろうと考えます。マンガ学会でこれを発表したところ、場内大爆笑に包まれました。世の中には、見る以前には想像もつかない種類の傑作があるということを思い知らされます。いずれ「マヴォ」にも掲載したい作品です。
こちらも多摩美卒業生である増田拓海さんの作品『解答用紙は別紙』。これを「マンガ」と呼ぶべきかは議論が分かれるかもしれませんが、見開きを1コマと見るなら、コマを追うごとに時間の流れがあり、展開があって、俺は「マンガ」と見なしていいだろうと考えます。マンガ学会でこれを発表したところ、場内大爆笑に包まれました。世の中には、見る以前には想像もつかない種類の傑作があるということを思い知らされます。いずれ「マヴォ」にも掲載したい作品です。
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
You sound like there's something out there that money is better spent on. In other words, no, Japan doesn't have anything better to spend money on because this is just THAT AWESOME! [Reply]
複製技術の時代におけるアート作品 The Work of Art in the Age of Mechanical Reproduction(英訳からの重訳) ヴァルター・ベンヤミン 著 佐藤魚 (sakana@minfish.jp) 翻訳 (C) 2003 sakana sato <版権表示> 本翻訳は、この著作権表示を付すかぎりにおいて、訳者および著者に一切断ることなく、商業利用を含むあらゆる形で自由に利用し複製し配布することを許諾する。改変を行うことも許諾するが、その場合は、この著作権表示を付すほか、著作権表示に改変者を付加し改変を行ったことを明示すること。 <版権表示終わり> 「遠い昔から現在に至るまで、今のわたしたちと比べればそれほど、ものごとに対する力のなかった人々によって、わたしたちのファインアートは培われ、いろいろなタイプや、適用の仕方があみだされてきた。しかし、驚くべき技
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
著作権 フランスに於けるMADの取扱いについて少しだけのブックマークコメントでid:zoniaさんからMADが違法なら,たとえばコラージュも違法なのだろうか。http://b.hatena.ne.jp/zonia/20080704#bookmark-9183398という質問を頂いたので、エントリを起こします。 コラージュアートで思い出すのが表題にも書いた「ワラッテイイトモ、」という作品の事です。これについては以前エントリでも紹介した「なんにもないところから芸術がはじまる」の中に解説がある。 K.K、といっても、誰のことなのかわからないひとは多いと思うので、少し立ち入っておこう。K.K.のことを初めて知ったのは、わたし自身が審査員のひとりであった現代芸術の公募展「キリンアートプロジェクト2005」でのことである。そこで、匿名ともイニシャルともユニット名ともつかぬ作家名で応募して来た「K.K.
竹内敏雄編修 美学事典 増補版 1974 弘文堂 佐々木健一 美学辞典 1995 東大出版会 哲学辞典 1971 平凡社 日本美学会 編 雑誌 美学 季刊 1950〜 美術出版社 雑誌 日本の美学 年三回 1986〜 ペリカン社 芸術学フォーラム 西周 百一新論・美妙学説 西周全集1 1874/78(1966) 宗高書房 中江兆民 維氏美学 上下 明治文化全集補巻 1 1883/84(1970) 日本評論社 九鬼周造 いきの構造 1930 岩波書店 大塚保治 美学及芸術論・文芸思潮論(大塚博士講義集) 1933/36 岩波書店 大西克禮 美学 上下 1959/60 弘文堂 中井正一 美学入門 1954(1975) 朝日新聞社 竹内敏雄編 美学新思潮 全五巻 1965-66 美術出版社 竹内敏雄 現代芸術の美学 1967 東大出版会 − 塔と橋--技術美の美学 1971 弘文堂
門外漢だけど参加してみます。以下のエントリを読んで。 ■ 才能のない子にどうやって美術への進路を思いとどまらせるか (はてな匿名ダイヤリー) 僕は上の文章を、「アートの才能が無い生徒は、将来路頭に迷わないよう美大への進学を諦めさせるようにしている」という告白だと理解しています(書き手が教師なのか、教師だとしたらどの教育機関に所属しているのかよく分からないのですが)。その上でちょっと感想を。 以前、村上隆氏の『芸術起業論』を読んだときに、彼がいかに「売れる努力」をしているのかを知って驚きました。彼は「自分は天才肌ではない」と言い切り、欧米のマーケットで何が評価されるかを徹底的に考え、実際に評価されて日本に逆輸入する。そして、そんな戦略的な態度を取っていることを隠そうともしていません。例えば第1章からしてこんな感じ: 第1章 芸術で起業するということ 芸術には、世界基準の戦略が必要である なぜ
... .. 村上隆 講演 PO+KU ARTレボリューション .. 『DOBSF ふしぎの森のDOB君』 マンガやアニメに親しみながら東京芸術大学の日本画科に11年間席を置き、90年代の初めから現代美術作家として活動を始めた村上隆は、94年、ロックフェラー財団のACCグラントを得るとともに、P.S.1のアートプロジェクトに参加してニューヨークに滞在した。以後アメリカと日本を行き来しながら活動し、98年からは若手アーティスト集団HIROPON FACTORYを主宰。UCLA芸術学部の客員教授も務める。最近は、世界のどこかで月2回のペースで自身の展覧会が行なわれているが、若いアーティストのキュレーションや展覧会のオーガナイズ、『誰でもピカソ』(テレビ東京)の審査員なども手がける。99年9月、日本の女性アーティストを集めてアメリカで開催された企画展「ガールズ・ブラボー」は『ロサンゼルス・タイム
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「モダンデザインの歴史をざっと概観する」<1・2・3> 膨大な視覚表現資料をもとにこの18世紀を中心としたアーリーモダン研究を広範かつ精緻に行い、イメージング・サイエンスという新しい研究分野を牽引しているバーバラ・スタフォードという人がいます。彼女はこの時代の視覚中心の文化に、現代の分析的思考によって様々な分野がバラバラの状態で孤立した閉塞感を突き破る力を見てとります。 スタフォードが書いた本に『ヴィジュアル・アナロジー』という一冊がありますが、タイトルが想起させる通り、視覚表現がもたらすアナロジーの力に着目した本です。その本の中でスタフォードはこう書いている。 アナロジー化の良いところは、遠くの人々、他の時代、あるいは、現代のさまざまなコンテクストさえ、我々の世界の一部に
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 1つ前の「学問・職能領域のリデザイン」というエントリーで、「そろそろ本格的に仕事のしくみにしても学問のしくみにしても近代以降のリデザインをはじめてもよいのではないか」というようなことを書きました。 そんな問題意識をここしばらくずっと抱いているわけですが、それを考えるうえで打ってつけの一冊を運良く手に入れられました。 クラウス・クリッペンドルフという人の『意味論的転回―デザインの新しい基礎理論』という本です。 デザインとは物の意味を与えることである。 初版発行が2009年4月1日となってますので、出たばかりの本ですね。 僕自身、まだ読み始めたばかりですが、すこし紹介。 デザイナーはその職としての腕前を失ってしまったなぜ僕がこの本を気に入ったかというと、クリッペンドルフの次のよ
一般的に、プラスチックは半永久的に変質、分解しない材料だと思われている。少し前までは、このような一般的理解に基づく野外展示物が、あちらこちらに存在したものだった。 現在、それらプラスチック展示物が、崩壊の危機に晒されている。言うまでもなく、プラスチックもまた、時間の経過と共に劣化する普通の「物質」であり、あらゆる素材の中でも、恐らく最も野外展示に向かないものの一つだからだ。 一般的な物質の劣化は、酸化によるものが多い。金属や木に於ける錆や黒ずみ、焼けなどは、その材料を構成する分子が、酸素分子と結合することによって起こる。石材の場合、酸化に対する耐性は高いが、耐候性や、薬品に対する耐腐食性に難がある。 プラスチックの場合は、主に紫外線劣化と熱変化である(他にも水、薬品、オゾン、微生物、そして酸素も原因になる)。耐光性の強い物、そうでない物、熱に強い物、そうでない物等の差はあるが、一般的には野
(Vol.1)http://genbaken.com/contents/market_field/shirakawa/shirakawa_01.html (Vol.2)http://genbaken.com/contents/market_field/shirakawa/shirakawa_02.html (Vol.3)http://genbaken.com/contents/market_field/shirakawa/shirakawa_03.html ◇ ピエール・ブルデュー『芸術の規則〈1〉〈2〉-ブルデューライブラリー-』(藤原書店) http://www.amazon.co.jp/dp/4894340097 http://www.amazon.co.jp/dp/4894340305 ◇ 小田部胤久『芸術の条件―近代美学の境界』(東京大学出版会) http://www.amazo
どうしてロシアはこうなのか…不気味な遊具・彫刻いろいろ ロシアの遊具の異様さは、もはや伝統文化といってもいいのですが(>>参照)、やはりまだまだあるんです。 子供どころか、大人でも泣いて逃げ出しそうな、ロシアを中心とした世界の公園の遊具・彫刻をご覧ください。 このおどろしい感じは、決して古くなったためだけではありません。 キノコをこんなリアルに表現する必要あるんでしょうか。 顔に愛嬌もたせている努力は垣間見られるのですが…。 ちぎれた右腕に包帯を巻いているように見えるのですが。右は有名な童話ですよね。 ば、ばけものっ。 悪夢としか。 彼らからすると、日本のセンスが異常に見えるんでしょうね。 首取れてます(涙) この場に一人でいたら気が狂う危険を感じます。。 ソビエト時代の像。仕方ないとは言え悲しい光景です。 こちらもソビエト時代の像。はげ落ちた顔を、なんちゃってチャールズ皇太子のようにペイ
Sep 6, 2007 何がアートかなんて言ってる暇があったら (8) カテゴリ:Daily Life 僕は「何がアートか」ってことには少なくとも最近は興味がない。「どんなものが面白いか」あるいは「面白いとは何か」ってことには興味がある。ここ数年まがいなりにもアートの世界に身を置いてて驚いたのは、「こんなのアートじゃない」という理由で作品を批判する人が多いってこと。それは、自分の判断の責任を「アート」という外的な概念に転嫁することだと思う。そこでは、その「アート」という概念すら、その人自身の価値観で形成されているという点が隠蔽されてしまう。要するに、「こんなのつまらない」と言ってくれればそれでいい(へこむけど)。「アートとは何か」なんて余計なステップを踏まずに、直に「何が面白くて何がつまらないか」という話ができる。 さらに言えば、「アート」をほかのものとは違う特別なものとして扱い、「アーテ
◇ 芸術院会員になるのは大変だ - mmpoloの日記 島根県にある彫刻家内藤伸の家へ東京からはるばる画家東郷青児が訪ねてきて、現金の入った菓子折を置いていった話は前に書いた。「彫刻家内藤伸」(id:mmpolo:20061109)。 日本芸術院会員は定員制で、会員が亡くならないと補充はない。新しい会員は現会員の推薦により選ばれる。それで会員が亡くなると候補者たちは現金を持って走り回ることになるらしい。 そのことを彫刻家TWさんに話すと、おそらく1,000万円くらいの現金を届けて歩くのだろうという。芸術家にそんな大金はないので(平山郁夫は別=mmpolo注)、どこからか相当の借金をしてばらまくらしい。そんなことをするのも、芸術院会員に選ばれれば名誉のほかにそれなりの見返りが期待できるからだろう。少し話は違うが、以前私の知っている方が伊勢丹デパートから福沢一郎の薔薇の絵を買った。6Fくらいの
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