キモオタの発祥に見るコンテンツ社会の臨界点 (ITmedia) 映像系技術評論家の小寺信良氏のコラム。ITmedia のこの人のコラムはよく読むがオタ論は初めてかも。僕的には宮台真司が酒鬼薔薇事件の時に言い出した「脱社会的」という言葉がフツーに使われているのが感慨深い(ちょっとゆるく使いすぎの感はあるが)。 このコラムはキモオタをコミュニケーションスキルに問題のある下流オタと位置付け、「キモオタ = 脱社会的存在」という図式でキモオタの問題点を論じたもの。キモオタの類型としてアイドルオタを挙げていたので僕も震える決心でキモオタを自称しようかと思ったがどうも微妙に違うっぽい。いや、違わないかな? うーん。 たとえばアイドルオタだと、アイドルを他者として見れず適切な距離感がとれないタイプがキモオタで、街で見かけた芸能人になれなれしく声をかけるオバサンなんかもある意味同類というのが小寺氏の定義。