またぞろ「洗脳」やら、「マインドコントロール」ということばが巷をにぎわしている。 きっかけは、人気お笑いコンビ、オセロの中島知子さんが、霊能者と称する女性に食い物にされており、その際に霊能者は中島さんを洗脳し、マインドコントロールしていると伝えられたことに発している。 芸能人と洗脳、マインドコントロールということでは、1990年代のはじめ、統一教会の合同結婚式をめぐって、そこに複数の芸能人が参加したことで話題になったことがある。 しかし、今回の騒動は、そのときとはかなり様相が異なっている。統一教会は世界的な組織だが、霊能者はひとりの個人にすぎない。統一教会には開祖もいれば教義もあり、日本では宗教法人として認証されている。そうした組織による行為と、霊能者個人の行動とを同列に考えることには無理がある。 だが、メディアによる報道では、もっともそれは芸能ジャーナリズムということになるが、霊能者が洗
大阪維新の会が大阪府議会に提出した、大阪府教育基本条例案が下記サイトで掲載されていました。 大阪府・大阪市 「教育行政条例」「府立学校条例」 全条文 (教育基本条例案) 教育基本条例(2011.9.21府議会提出) PDFファイル 現在の本条例案のままで、現実に執行することが難しいのは、上記のサイトでも指摘されているのですが、僕も読んでいて「これをこのままで運用しろっていうのは現実的に難しいな」と思ったところがいくつかありました。 まず1点目が、分限処分の指針について定めた第28条でして、例えば、第5項で「別表第4に掲げる教員等は、別表第2第2項に掲げる教員等に該当する可能性のあるものとして、次条及び第33条に基づく対応を開始しなければならない。」と定められています。それで別表第4を見ると、病気からの回復が難しい等の場合について記載されているのですが、対応すべきとされている条文の第33条は
「結婚したいですか?」 「彼氏はいますか?」 「将来、子供は欲しいですか?」 会社で聞いたら、即問題視されそうな質問を、戸惑うことなく口にするテレビ番組のリポーターやキャスターたち。 「金メダル取って、もてるようになりましたか?」という質問を、柔道家の塚田真希さんやレスリングの吉田沙保里選手にしたVTRを流し、スタジオで笑う人々。 いったい何なのだろうか。不愉快な気分になった。そう、女子サッカーのワールドカップで初優勝を果たし日本中に勇気と元気をくれた、なでしこジャパンのメンバーが帰国後、テレビ出演した時のことである。 「女性だけのチームをまとめるのって、大変でしょ?」 「オヤジギャグは、女性の心をつかむため?」 「全国の女性部下を持つ上司たちが、監督のノウハウを知りたがってるでしょ」 佐々木則夫監督にも、ん? という質問ばかりが繰り返された。 え~っと、つまり、女性部下は扱いにくいってこ
――風評被害と「うわさ」による被害は、異なるものだと定義されていますね。 関谷 今回の原発事故のような大きな事故が起こったときに、それが報道されることによって、「実際には放射性物質が飛散してない」にもかかわらず、流通業者や個人が買い控えなどをした結果、経済的な被害が生じる現象、それが風評被害です。 ――風評被害とは、「実際の影響はないのに経済的な被害が生じること」なんですね。 関谷 風評被害は、1990年代半ばまでは、原子力関連の事故によってもたらされる経済的被害を意味していました。原子力事業者が、原子力損害賠償法で補償される損害ではないものを「風評にすぎない損害」と言っていたんですね。それが90年代後半以降、JCOの臨界事故やナホトカ号重油流出事故、テレビ朝日の所沢ダイオキシン報道問題などが起こってくるなかで、マスコミで風評被害という言葉が定着する一方、同時に輪郭があいまいになって、何と
昨日、ウチからテレビが無くなりました。もちろんブラウン管式の受像機は今も部屋に鎮座ましましており、消えたのはアナログ放送のコンテンツです。深夜のバラエティー番組が好きな私がいつまでテレビ無し生活に耐えられるか試しつつ、何故私はネットに満足せずテレビを欲するのか、砂嵐の画面を見ながら考えてみました。 ◆ テレビがネットより優れているトコロ。それは「テレビは私の怠惰を許してくれる」事でしょう。 ネットには無限のコンテンツがあり、意思をもって何か調べたい時にはテレビには不可能な事を可能にしてくれてとても便利です。が、ただ退屈をしのぎたい時にも、何を見るか自分で考えて、検索して、選ばなければなりません。これが面倒です。苦痛です。 テレビは私に何も要求しません。ただスイッチを入れれば、勝手に一方的にコンテンツを垂れ流してきます。この怠惰、この愚鈍への寛容、この安逸がテレビの素晴らしさです。またコンテ
橋下弁護士は、何年も前に週刊誌での発言を問題にされて懲戒請求されている。請求者は後藤民夫氏で、 彼とは出版社の縁で何度か会ったことがある。彼には、『ビートたけしは死ななきゃ治らない』(1994年、鹿砦社)、『顔面麻痺は死んでも治らない』、(1995年、鹿砦社)、『ガス室に招かれた彰晃とたけし』(1995年、鹿砦社)、 ー たけしの著書の題名をパロディにした題名で、後藤民夫のたけし三部作。たけしの言動を皮肉り,フライデー事件の原因となった女性関係について調査したうえ追及しているーなどの著書がある。 そして請求の結果は、懲戒するまでのことではないが、弁護士たる者は発言に注意すべきだ、という苦言を弁護士会に呈されるものだった。 これで恥をかき不愉快な思いをしたらしい橋下弁護士は、誰でもいいから同業者に仕返しして憂さ晴らしがしたかったのではないか。そして、たまたま光市事件があったので、便乗して懲戒
恐怖の生中継 福島原発の2度目の爆発を知り、「逃げたほうがいいか?」と動揺するCNNのアンカー(仙台) YOUTUBE 大災害は人間の本性をあらわにし、その強さを試す。一瞬にして日常が非日常に取って代わられたとき、人はどう振る舞うか。泰然と構えて冷静さを保ち、周囲に気配りを見せられるか──それとも、パニックに陥って取り乱し、自分のことだけを考えるのか。 メディアも同じだ。戦争や災害で、報道機関としての度量が試される。戦場や被災地といった危険が伴う場所で、いかに冷静に行動し、事態をあおらずに現場の生々しい情報を伝え、正確かつ思慮ある報道ができるかが問われる。 これまで、日本には外国メディアに対するある種の尊敬の念があった。ジャーナリズムの理想とあがめ、その権威に頼ることさえあった。新聞などが日本に関する論評を求める際、今でも頻繁に「米紙ワシントン・ポストによると......」といったくだりが
極限状態 すべてを失っても忍耐と礼節の精神を保ち続ける日本人(岩手県大槌町、3月21日) Aly Song-Reuters 東京からアメリカに帰国したばかりの立場として、さらに日本のメディア報道をフォローし、日本にいる多くの友人や情報源から話を聞いた立場として、私は日本を襲った今回の危機が、この国の素晴らしさと欠点の両面を映し出していると断言できる。 問題は、日本がこの危機をうまく利用して、強みを維持しつつ、システムを再構築できるかどうかだ。 言葉を失うほどの悲劇に襲われても、日本人と日本社会が忍耐と勇気、譲り合いと礼節の精神を失わない点は見事だ。世界各地の多くの危機と違って、略奪も暴動も小競り合いも起きなかった。人々はわずかな食料や物資をすすんで分け合い、長い列を作り、信号が消えた道路や突然の停電、時間厳守が当然だった鉄道や地下鉄、バスの不規則な運行状況に冷静に対処している。 これは、極
英語メディアが伝える「JAPAN」なニュースが、こんなに重みをもつ事態が起きるだなんて……。東日本大震災とそれに伴う被害に遭われた皆様、大事な人を亡くされた皆様に、心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。ご承知のように震災発生からこちら、海外メディアには「JAPAN」のニュースが溢れかえりました。悲嘆の言葉、応援の言葉、称賛の言葉、そして批判の言葉も。そこから透けて見えたのは、日本と日本人の姿もさることながら、伝える側の恐怖、そして伝える側の地金でした。(gooニュース 加藤祐子) ○最初は日本称賛で始まった 3月11日からこちら、ご承知のようにほとんどの海外メディアのトップニュースは(多国籍軍のリビア空爆が始まるまで)ずっと日本でした。その最中にあって私は、単発の記事がどうだったとストレートニュースとして伝えるならともかく、コラムという形式の難しさを痛感し、原稿を書いては何度も自らボツに
皆様 日頃は「ケツダンポトフ」をご覧頂きまして、誠に有難うございます。 先日の「そらの的あさのニュース」内で著しく公平性に欠いた放送を行い、当事者の方々に多大なご迷惑をおかけ致しました。誠に申し訳御座いませんでした。その責任と致しまして、「そらの的あさのニュース」を終了させて頂きます。 今後は、1メディアとしての在り方や方向性をもう一度深く考えなおし、「DDMニュース」とい新たな形で再出発を図りたいと思っております。再出発にあたって、この様な過ちは二度と繰り返さないよう社員一同心して取り組んで参る所存で御座います。 「DDMニュース」スタートは3月28日とさせて頂き、それまでの期間は再考期間とさせて頂きたいと考えております。 何卒ご理解の上、 今後とも温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。 ご迷惑おかけした方々には重ねてお詫び申し上げます。申し訳御座いませんでした。
(CNN) 携帯電話で50分間通話した時に発する電磁波で、脳のブドウ糖代謝が活発化し、脳細胞の活動が盛んになるとの研究結果を、米国立保健研究所(NIH)の研究者らが発表した。この変化が健康上どのような影響を及ぼすかは明らかでない。 NIHのノーラ・ボルコウ博士が率いる研究チームは、健康な成人47人を対象に、携帯電話を頭部に当て、スイッチを入れて50分間話した場合と、スイッチを切っていた場合を比較した。その結果、スイッチを入れて電磁波を発生させたグループでは、電話のアンテナに近い部分で明らかに脳の活動レベルが上がることが分かった。 論文は米医学誌JAMAに掲載された。ボルコウ博士は「予想を上回る結果だ」と話す。ただ、電磁波によって人工的に細胞の活動を盛んにさせることが健康に悪いかどうかは不明だとしている。 研究では50分間の通話を1回だけ試したが、これを繰り返した場合の長期的な影響についても
産経新聞を読む時は眉に唾をつけるべき - 法華狼の日記で取り上げた尖閣諸島認識をめぐる出来事が、半年もたたずに再演された。 http://sankei.jp.msn.com/world/news/110128/amr11012818280042-n1.htm 【ニューヨーク=松尾理也】沖縄・尖閣諸島をめぐり、以前から中国の主張に理解を示す記事を執筆している米紙ニューヨーク・タイムズのニコラス・クリストフ記者が、20日付同紙に再び「私の見解は、中国の領有権主張には揺るぎない歴史的根拠があるというものだ」とのコラムを掲載したことに対し、在ニューヨーク日本総領事館はこのほど、「尖閣諸島は日本固有の領土であり、極めて遺憾な内容」と抗議を申し入れた。また、佐藤悟外務報道官名の反論文が27日付同紙に掲載された。 クリストフ記者は昨年9月にも、「中国の主張に分がある」「尖閣諸島の紛争で米国が日米安全保障
2011年01月22日 台北・Eslite 誠品書店に「書店」が進むべき未来を見た。 つくづく思うが、テクノロジーというものは「残酷」なものだ。 新撰組のように、青春を捧げて剣術の修行に励んでみても、銃を手にした素人には敵わない。ロウソクの明かりに、どのような情緒があると言っても、2011年の今、ロウソクに明かりを灯すのは、誕生ケーキを前にして歌うほんの束の間であり、電灯を使わぬ生活など考えられない。 そのようにして消えていったものは多数ある。帆船、馬車、蒸気機関車、電信、タイプライター。たとえば私の記憶が鮮明にある範囲でも、ポケベルもそうだった。現在、30代の女性が「女子高生」と言われていたころには、「5643(ゴム持参)」といったように数文字の語呂合わせで、友人同士が公衆電話からプッシュ信号を押して、コミュニケーションしていたなんて、今の高校生にとっては、モールス信号なみの時代錯誤に思
さて、昨年12月に放送されたBBC「QI」で、日本の二重被爆者をとりあげてクイズにしたやりとりから、彼らの会話を聞き取り・訳出してみました。できれば映像と合わせて見てみて下さい(24日追記 ←で貼ったリンク、今日になって映像が削除。BBCサイトでは見られますが、これもいつまでかは不明)。 まずそもそもの話ですが、この番組は司会者のスティーブン・フライが、「こういう人がいるんですが、こういうことがあるんですが、何だと思いますか? どう思います?」とお題を振って、回答者たちがみんなで考えて答えをあてて、そして感想を言い合うというものです。そして出演者はみんなコメディアンです。繰り返しますが、これはコメディ番組なんです。 司会のStephen Fryのほか、回答者にAlan Davies(髪の毛くるくる)、Bill Bailey(髪の毛落ち武者状態)、Rob Brydon(アゴが長い)、Rich
(以下は、日本人がBBCの「QI」を怒っている件について日本語で連続ツイートした後、英語でブログに書いた内容を、日本語にしたものです。英語で書いた段階で、番組司会のコメディアン、Stephen FryにTwitterでメッセージしたところ、本人からたちまち返事をもらったので驚きました。私は彼の大ファンなだけに。内容はあくまでも日本人でない英語読者に向けたものなので、お含みおき下さい。英コメディひいきを強調しているのも、「私は、あなたたちが何を面白いと感じるか多少は分かってますよ」とイギリス人読者に分かって貰いたいがためです。なお,追記ですが、番組の聞き取り・訳出はこちらに掲載しました。彼らが本当は何を言ったのか把握してから、これが「被爆者への嘲笑」かそうでないか判断してください。加藤祐子) ***** 以下は、BBCのコメディークイズ番組「QI」が広島と長崎の二重被爆者をネタにしたことで日
シベリア出身で中卒の元工員というインパクト全開なプロフィールを引っさげ、1990年代、鬼畜・悪趣味ブーム前夜のサブカル界に突如として現れた怪人・村崎百郎。自らを「鬼畜系」「電波系」と称し日本一ゲスで下品なライターとして、ゴミを漁って他人のプライバシーを暴くダスト・ハンティングをはじめ様々な鬼畜活動を繰り広げた彼の出現はホントに衝撃的だった。しかし、まさかそれ以上に衝撃的な死に方をすることになろうとは......。 2010年7月23日、村崎百郎は「彼の書いた本にだまされた!」というファンによって刺殺された。「自分はキチガイだ」と言ってはばからなかった村崎百郎がリアル・キチガイに殺されるなんて、悪い冗談にもほどがある。正直、出現した当初と比べ近年の活動はいまひとつパッとしないものばかりだったので、ボクの中で村崎百郎への興味はかなり薄くなっていたのだが、それでも今回の事件には驚かされた。サブ
漫画、タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る人物から児童養護施設にランドセルの寄付が、全国各地に広がっている。同様の匿名の寄付は11日までに確認されただけで40都道府県を超え、90カ所以上に上った。別の漫画の主人公を名乗ったり、野菜を贈ったりと内容も多様になったが、圧倒的に多いのが伊達直人からのランドセルの寄付だ。背景にはどんな事情があるのだろうか。(桜井紀雄 大島悠亮) ■矢吹丈、肝っ玉かあさん、桃太郎… 「伊達直人の名でプレゼントをする人が各地でいて、感動し心が熱くなりました。北アルプスの伊達直人」。長野県松本市の児童相談所に10日夜、置かれていたランドセル2個には、各地の伊達直人に触発されたことを告白する内容の手紙が添えられていた。 「伊達直人」名のランドセルの寄付は昨年12月25日に前橋市で発見され、その後、各地へと広がった。 滋賀県湖南市役所には11日午後、トラのマスクを被っ
岩上安身 @iwakamiyasumi 今日、記者クラブメディアのカメラマンに、理不尽に怒鳴られた新人と、電話で話。「心が折れそうになりました…」と。「私は体が小さい(147センチ)から、ガキだと思われたのかも。自分なんか、会見取材に行っちゃいけないのかもと思いました」とも。 2010-12-28 23:32:01 岩上安身 @iwakamiyasumi 続き。もう少し詳細を言うと、会見後に、会見場の外の廊下の片隅で、かがんで片付けをしていた彼女に、ある局のカメラマンが、わざわざ自分でぶつかってきて、「邪魔だ!」と怒鳴ったと。そのあとに、「こいつら、一度言ってやらないと」云々と仲間と聞こえよがしに話を。作為は明らか。 2010-12-28 23:38:40
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