AYS:笑いをクリエイトするギャグ作家がマンガ家たちの怒りを買っている http://d.hatena.ne.jp/AYS/20070208#p1 詳しくはリンク先を参照してほしいんだけど、「私の考えたギャグやネタを売りますよ」というビジネスをはじめた者がいて、いしかわじゅんをはじめとしたマンガ家諸氏に営業メールをバラ撒き、人々の失笑や怒りを買っているという話。 話題の元となっているサイトはここ「ギャグ作家 ひだけーだい」。 http://www.omogaku.com 「ひだけーだい」で検索しても、ほぼ何もかかってこないので正体は不明だ。 id:AYS氏も呆れているが、この男、驚くべきことに西原理恵子に「ダメだし」をしている。 http://www.omogaku.com/2255.html このページを下にずっとスクロールすると出てくる。 「鳥頭の城」からおそらく無断で引っ張ってきたと
1 名前:番組の途中ですが名無しです 投稿日:2007/02/01(木) 11:33:32 ID:lv+1xgYn0 ?BRZ トラブルで動かなくなったドラえもんを蘇らせようと、猛勉強してロボット工学者になったのび太くん。未来の世界でドラえもんを製作したのは、実は、大人になったのび太くんだった− こんなストーリー展開で「ドラえもん 最終話」と銘打った漫画本が平成17年末、ひっそりと発売された。ある漫画家が、ネット上や電子メールで流布されたうわさ話を描き、同人誌として制作したものだ。 その感動的な結末は、ネットなどを通じたちまち評判になり、数百部でヒットとされる愛好者向け市場では異例の1万5500部が出荷された。 マンガ・コラムニストの夏目房之介氏は、最終話を読んで「僕も泣いた。ドラえもんへの愛情にあふれる作品」と高く評価している。 ただ、この作品はドラえもんの版権を持つ小学館の許
日本SF大賞を受賞した萩尾望都の「バルバラ異界」四巻を読み終えた。「フラワーズ」連載だが、私は15年以上「プチフラワー」を毎回読んでいて、これがなくなって「フラワーズ」になってから、読むのをやめていたのだ。特に萩尾の前作「残酷な神が支配する」は辛かった。 さて「バルバラ異界」は、まあ、普通のSFで、「ドグラ・マグラ」の末裔のようなものだ。特に面白くはない。しかし気になったのは、その「オカルト風味」である。「サイエンス・フィクション」といっても、もともと、オカルト・フィクションとの区分は曖昧だ。常に科学的根拠が示されるわけではないし、ここでも、記憶が子孫に遺されるからくりは説明してあるが、夢の中に入るからくりは全然説明されていない。中でも、個人が消えてみなの心がひとつになる、というアイディアが出てくるのが気になった。 私は、1999年11月の「諸君!」に、売春をすると自我が融合するから危険で
うまくいかない日に仕込むラペ 「あぁ、今日のわたしダメダメだ…」 そういう日は何かで取り返したくなる。長々と夜更かしして本を読んだり、刺繍をしたり…日中の自分のミスを取り戻すが如く、意味のあることをしたくなるのです。 うまくいかなかった日のわたしの最近のリベンジ方法。美味しいラペを…
ひうらさとる「ホタルノヒカリ」(ISBN:406340529X)は、「20代(もしくは世間一般的に華やかな生活を送っているだろうと思われる世代)で恋愛を放棄しているような生活をしている女性」(はてなキーワードよりコピペ)通称「干物女」の恋愛を描いている漫画なのだけれど、3巻には新しいキャラクターとして「ステキ女子」というのが出てくる。「誰しもが年頃の女の子はこうであってほしいと思わずにはいられない魅力あふれる女性」。今で言ったらエビちゃん?(なの?) ふつうの漫画だったら、「干物女」と「ステキ女子」はライバルとなって、前者は後者に憧れと嫉妬を抱いて思い悩み、最終的には恋愛なりなんなりの結果で前者が後者を駆逐する、というのが基本だ。優しげな男の子が「ボクはみんながうらやむステキ女子よりキミのことが好きなんだ」とか言ってね。事実、「ホタルノヒカリ」も初めはそんなように思える展開をするのだけど、
http://d.hatena.ne.jp/arctan/20061219/1166544299 もちろんakio71さんが書くように現実には「中学生、高校生のとき、女子より精神年齢の高い男子なんて、学年に1人か2人もいればよかった」というのは誰もが知っていることであり、 えー、これ都市伝説なんじゃねえかなあ。 女子高生は知らんが、女子小中学生てーのは排他的親友システム*1とか連れションとかの奇習に耽るよく分からん生き物なんじゃないの。で、そんな女子小中学生が学級内に張り巡らせる奇妙に精緻に制度化された人間関係ってさ、結局官僚主義的な硬直状態に陥って機能しないもんだったりしなかった? そういうのを傍目で見てバカかこいつら、って思わなかった? 俺は思った。 で、そういう官僚機構を組み上げさせる原動力ってのはさ、能力の高さだのなんだのを経由せず直接に権力を志向する、女性特有の安易で卑俗な権力欲
Hopeless Homeless - 吉田秋生への違和感 http://d.hatena.ne.jp/akio71/20061215#1166159381 とても興味深い記事だが、吉野朔実とよしながふみにはそれなりに詳しいが、メインで論じられている吉田秋生には疎く、「インテリ男性やサブカル好き男性が誉める少女漫画しか読まない男性」の典型であるオレが議論に加わっても混乱するだけなので、紹介にとどめる。 ただ個人的な関心事を書くなら、初期はハリウッド映画や海外ミステリーを思わせるサスペンス作品を描いていた吉野朔実が、『少年は荒野をめざす』(1985年)をきっかけに急速に「内面化」したきっかけは何なのだろうと、たまに考えることがある。だいたいこの時期から男性が少女漫画を読むのが珍しくない光景になり、デビュー誌が少女漫画誌ではない女性漫画家が増えたのだが、関係はあるのだろうか。 あと『純情クレイ
昨日、『零崎軋識の人間ノック』を読んでつくづく考えた。いやあ、キャラクター小説って、本当におもしろいですね。 零崎軋識の人間ノック (講談社ノベルス) 作者: 西尾維新,take出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/08メディア: 新書購入: 7人 クリック: 66回この商品を含むブログ (236件) を見る ぼくだけではないと思うが、いったんあるキャラを好きになってしまえば、そのキャラがほかのキャラと絡む、それだけである種の快楽性が生まれる。『人間ノック』でいえば、玖渚友がちらっと出てきてわがまま言っているだけで何となく楽しい。 『涼宮ハルヒの憂鬱』でいうなら、ハルヒとキョンがいつものように絡んでいるだけで一応おもしろいし、評判のよくない〈ネギま!〉の新作アニメも、お馴染みのキャラが出ているだけでそれなりに楽しく見れたりする。 涼宮ハルヒの憂鬱 1 通常版 [DVD] 出版
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
いや、そんな説はないのだけど、以前からわりと思っていたことで、 少女漫画的日常 - やはり、乙女ちっくマンガも少女マンガに入れるべき。 http://d.hatena.ne.jp/nogamin/20061020/1161320236 を読んで改めて考えてみた。島耕作と言えば先週めでたく(?)4度目の最終回を迎えて課長、部長、取締役、常務を終え、来週から専務となる、中高年を中心に安定して高い人気を誇るマンガなわけだが、その内容は基本的にファンタジー。特に部長以降にやったことと言ったらフランス行ってワイン飲んで、福岡行って祭りに出て、なぜかレコード会社でディーヴァを発掘しておまけにそいつが実の娘、中国に行ったら現地の秘書とオフィスで抱き合い、インドに行けば偶然テロの犯人を特定する、そして唐突に大臣の座を打診される、本社ロビーでリストラされた元社員が自殺したときはちょっとだけブルーになって時代
ホモフォビアの疑いで責められている本書だが。 ホモフォビア……というより、他者に対する酷薄さ、自己中心性、とでも呼ぶべきではないのか。 たとえばはてなでどなたかが指摘していたことだが、ホモフォビア疑惑で問題となっている「真面目な人には裏がある」で目に付くのは、「可愛らしい数字」の偏差値と形容されるユリアナ女子高校の生徒たちに対する登場人物たちの(そしておそらくは作者の)視線の酷薄さだ。ありていに言えばそれは差別意識などという生易しいものではなく、それ以前のもの、いわゆる「差別意識」においても普通は存在しているような、対象への関心の見事なまでの欠落である。 更にいえば、この「真面目」で最も異様に映るのは、ゲイの登場人物たち(主人公たちの兄たち)の描き方ではない。主人公日夏晶において「家族・兄弟がゲイだった」という驚きが欠如しており、あくまでも他人事としてしか感受されていない、ということだ。そ
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