皇太子ご夫妻の長女、敬宮(としのみや)愛子さまが通われる学習院初等科(東京都新宿区)は今週、1学期の終業式を迎える。愛子さまは最近でも皇太子妃雅子さまと一緒に時間を限定して授業に出席されており、約4カ月半の膠着(こうちゃく)状態解消が新学期以降に持ち越されるのは必至だ。一方、この問題を当初センセーショナルに公表した宮内庁東宮職は、通学状況の情報を大幅に制限する方針に転換。皇太子ご一家のご動静を報じる週刊誌に神経をとがらせ、抗議を繰り返す事態となっている。 野村一成東宮大夫は3月の問題公表直後、報道各社に学校周辺の取材自粛を要請。一方で通学状況を公表していた。 だが、愛子さまが3年生に進学されると、「ご通学正常化には静かな環境が必要」「できる限り静かに見守ってほしい」などと一転。徐々に詳細な通学状況や対策についての説明を拒むようになった。 こうした「公式情報」の減少と並行して、宮内庁は5月下