姥捨山問題をめぐって広がった論点のひとつが、「それを人に向けて言うこと」の妥当性だった。たとえば、uumin3氏が、自分の記事の中で自身のコメントを引用している。 uumin3 『こんにちは。私が真っ先に書いたようなんですが、私もいろいろ皆さんの意見を見ました。見た限り大体が「他人をそれで責めるのをやめれ」というご意見だったと思いましたよ。/うちのとこでも「自分に向けて言うのはありだけど」って書いてましたし、……(「詐術2」@uumin3の日記) この問題を巡っては単純化して言えば、「見殺しになるか」という問題と「見殺しになることを、口にするべきか」という問題の両方がある。これまでは前者に限った話しかしてこなかったが*1、今回は、この後者の問題について考える。 応答責任について、何度か述べた*2。このことは、この問題とも大きな関わりがある。 助けを必要とする誰かを目の前にしている。私と、そ