日本では、カルロス・ゴーン容疑者(64)の英雄的な存在感はとても大きく、その半生が漫画化されたこともある。 日本の由緒ある企業のトップに外国人が立つというアイデアが好奇心と憤慨にさらされ、ゴーン容疑者が窮地にあえぐ日産自動車の復興に取りかかったのは2001年のことだった。
サイクロン式の掃除機で知られるイギリスの「ダイソン」は、電気自動車を自社で開発し発売することを目指す方針を明らかにしました。 この計画には日本円でおよそ3000億円を投資するとしていて、掃除機などで培った技術を生かして400人体制で自社で電気自動車の開発を進めているということです。 ただ、電気自動車をめぐる競争が激しいことを理由にどのような車を作るかや、どこで生産するかなど、詳細については明らかにしていません。 ヨーロッパではイギリスやフランスの政府がディーゼルエンジン車などの販売を将来、禁止する方針を決めるなど、自動車の環境規制が一段と強まっています。 こうした中で自動車メーカー各社は電気自動車の開発に一斉にかじを切っていて、異業種から参入を目指す動きが今後も続くか注目されます。
茨城県稲敷市にある工場で生産されるキットカット(2017年8月24日撮影)。(c)AFP/Behrouz MEHRI 【9月12日 AFP】バーが4本連なったチョコレート「キットカット(KitKat)」の世界最大の市場である日本。独自のフレーバーは300種類に及び、中には「のど飴味」など万人向けとは思えないものまである。 キットカットは1935年に英国で誕生。日本に進出したのは1973年のことだが、日本は独自のフレーバーを次々と生み出す重要な市場となっている。 2000年にストロベリー味が発売されたのを皮切りに、フレーバーの種類は続々と拡大。毎年20種ほどの新フレーバーが数か月におよぶ改良を経て販売される。日本酒、抹茶、わさびといった和風味からメロンとマスカルポーネチーズを組み合わせたユニークなフレーバーも。 キットカットのターゲットは日本人にとどまらず増加する外国人観光客も視野に入れてい
新幹線車両がトラックに牽引されて道路を走る姿を、テレビや雑誌で見たことがある人もいるかもしれない。鉄道車両メーカーの工場で造られた車両が鉄道会社に納入される際、線路ではなく道路が使われることもある。 こうした陸上輸送(陸走)は、通常深夜に行われている。全長25メートルもの車体が交差点でカーブする際は、反対車線に大きく張り出さないと曲がりきれない。しかも時間をかけて慎重に曲がるので信号機の操作も必要となる。自動車の交通量が多い昼間の陸送は極めて困難なのだ。 こうした陸送スケジュールが事前に公表されることはまずない。珍しい光景を一目見ようと多数の人が集まり、交通の支障になるのを防ぐためだ。いつ走るのかわからず、走るとしたら真夜中。このため陸送風景を実際に見ることができるのは一部の人に限られていた。 下松と鉄道のかかわりは深い ところが3月5日、山口県下松(くだまつ)市で高速鉄道の車両が日中に道
1日、ロンドン中心部の高級ホテル、クラリッジズで会見する日立のアリステア・ドーマー鉄道システム事業グローバルCEO 【ロンドン=内藤泰朗】日立製作所のアリステア・ドーマー交通システム事業グローバル最高経営責任者(CEO)は、欧州での同社の鉄道事業戦略について説明し、英国で2017年から建設が計画されている新幹線(HS2)事業への参入に意欲を示した。一方、ライバルの中国企業が英国から新幹線車両を受注することはあり得ないとの見方を示した。 ドーマー氏は、英北部に完成した新鉄道車両工場について、「世界最高の技術が集積された山口県の日立製作所笠戸事業所が母親となって生まれた息子だ」と表現。「最高品質の車両が生産されることになる」と述べた。 そのうえで、ドイツのシーメンスやカナダのボンバルディアなど、競合メーカーとの世界的な競争にも勝てる態勢が整ったとの自信をみせた。売り上げ目標については、年間4千
「トーマスクック・ヨーロッパ時刻表」の後継となるヨーロッパ鉄道時刻表が現地で販売される見通しとなりました。事実上の復刊です。 「トーマスクック・ヨーロッパ時刻表」は、イギリスの旅行会社・トーマスクック社によるヨーロッパ全域の鉄道時刻表です。1873年に創刊し、140年間刊行を続けてきましたが2013年8月発売号を以て休刊。トーマスクック社は旅行代理店事業に注力するため、出版事業そのものから撤退しました。 トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表 2013夏・秋 しかし、ヨーロッパ全域を網羅する鉄道時刻表の販売継続を望む編集部員が、新会社「ヨーロピアン・レイル・タイムテーブル社」(European Rail Timetable Limited)を設立。トーマスクック社が版権をこの新会社に譲渡したため、新会社により「ヨーロッパ鉄道時刻表」は販売が継続される見込みになりました。ヨーロピアン・レイル・
今回は昨日初公開された、日立の英国高速鉄道向け車両に対する反応です。 日立は去年と一昨年に渡り、高速鉄道列車866両の更新と、 27年間の保守点検の事業を受注することに成功しました。受注総額はおよそ1兆円。 ロンドン中心部とスコットランドなどイギリス各地を結ぶ路線を走ることになり、 最高時速は201キロメートルになる予定とのことです。 イギリスの高速鉄道では電化されていない区間が残っているため、 新型車両は床下にディーゼルエンジンが搭載されています。 来年1月にイギリスへ出荷されたあと現地で走行試験が行われ、 2016年初めには量産を開始。運行は2017年に始まる計画になっています。 自国を走ることになる日立製の新型車両の姿に、 イギリス人から様々な反応が寄せられていました。 関連記事:海外「さすがは日立」 イギリスの日本製高速鉄道に外国人が称賛 翻訳元■■■ Hitachi shows
2015年からマクラーレン・ホンダが復活するとイギリスメディアがニュースを伝えている。 現在、マクラーレンはメルセデスとエンジン供給契約を結んでいるが、2014年からのV6ターボエンジン導入を控えており、そうしたタイミングでかつての黄金コンビ復活は「事実無根」ではないかもしれない。 一方、マクラーレン側は「メディアの噂についてはコメントしない」と語るだけ。マクラーレンのメルセデスとのエンジン契約には、2014年と2015年の更新オプションがあり、マクラーレンは2014年のオプション権利のみを行使するとみられている。 ホンダは、F1復帰について「勉強中」だと認めているが、F1復帰計画はまだ正式に発表されていない。 《編集部》
イギリスのレコード販売大手「HMV」が資金繰りに行き詰まり、14日、経営破綻した。 HMVは去年12月頃から銀行や株主と再建策を模索してきたが、見通しが立たず、大手監査法人を管財人として受け皿となる会社を探すことになった。 BBCテレビによると、HMVは1921年にロンドン中心部で開店し、239の店舗を展開しているが、音楽をインターネット経由でダウンロードする消費者が増えたことや、ヨーロッパ経済の低迷などで、売り上げが伸び悩んでいた。 HMVの店舗は日本国内にも現在46店舗あるが、10年に「ローソン」が買収している。このため、運営する「ローソンHMVエンタテイメント」は、「イギリスのHMVとは資本関係がなく、破綻による影響はない」としている。
電通は12日、広告業界で世界8位の英広告会社イージス社を年内にも100%子会社にすると発表した。買収額は約4千億円になる見通し。世界5位の電通は順位はそのままだが、海外での広告事業を強化できると期待する。 イージスはブラジル、ロシア、インドなどの新興国や欧州での事業に強いとされる。電通は買収すれば、単純計算で売上高に占める海外比率が今の14%から40%強に増え、世界の広告主トップ100社のうち71社が取引先になる。 電通はイージスの筆頭株主らから株式売却の同意を得ていると言い、12月には買収が成立するという。 関連記事リクルート、上場の方針 海外強化のため資金調達へ(6/25)〈東洋経済〉カカクコムは買い気配、電通の資本参加を好感し2400円注目(5/24)電通、カカクコム株15%を取得 2位株主に(5/23)広告費4年連続で前年割れ 昨年、震災後の自粛響く(2/23)〈ロイター〉電通
印刷 関連トピックスNTTドコモソフトバンク NTTドコモは20日、英携帯電話会社大手ボーダフォングループと、多国籍企業向け営業などの分野で12月をめどに事業提携すると発表した。ボーダフォンはソフトバンクモバイルと続けていた同分野での提携は解消する。ただ、ドコモ、ソフトバンクの一般利用者は、海外で電話をかけるための国際ローミングサービスが別契約のため、影響はない。 ドコモは、アジアの通信業者組織に加盟している。これまでアジアに足場が弱かったボーダフォンは、ドコモと提携することでアジアでの事業展開を強化する。ドコモは、海外支社などでの利用分も一元管理できるようになる点などを強調し、多国籍企業への営業を強化する。 関連記事〈日刊工業〉英ボーダフォン、ドコモなど11社と提携−顧客サポート広範囲に(9/20)〈kotobank・用語解説〉移転価格
印刷 ルパート・マードック氏が率いる国際メディア企業ニューズ社が、傘下の英紙が起こした盗聴事件の収拾に必死だ。マードック氏は15日、盗聴被害者の遺族に謝罪。米英両国では、側近が相次いで引責辞任した。各国の系列メディアの経営に影響が及ぶのを防ぐ狙いもありそうだ。 ニューズ社傘下の英日曜大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」(廃刊)が、2002年に英国で誘拐されて殺害された13歳の少女の携帯電話の留守番メッセージを盗聴していた疑惑が発覚。ほかの系列紙にも個人情報の不正取得疑惑が出ている。マードック氏はロンドンで少女の遺族と面会し、「恐縮し動揺した」様子で何度も謝ったという。 また、16日付の英各紙にはマードック氏の署名入りの謝罪広告を掲載し、「深刻な不正行為と傷ついた人たちの痛みについて、申し訳なく思う」と陳謝する。 関連記事FBI、米ニューズ社を捜査 電話記録不正入手の疑い(7/15)
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