CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
ヤフーのPrivate PaaS、KaaS、スタディストのTeachme BizにおけるSREの取り組み SRE(Site Reliability Engineering)は、サービスやインフラの信頼性にまつわる多くの課題を、ソフトウェアの力で解決していこうとするアプローチとして注目を集めています。企業にとって、ITシステムがビジネスに大きなインパクトを与えるようになった現在、多様なシステムの「信頼性」を確保し、高めていくための取り組みは重要性が増しています。今回、ヤフーでSREに向けた取り組みを続けている水落啓太氏、増田彬氏と、スタディストで開発部副部長兼SREを務めている北野勝久氏に、それぞれの企業で、どのようにSREに取り組んでいるのか、今後SREの領域で注目すべきテーマは何かについて語ってもらいました。 Private PaaS、KaaS、B2B SaaS……それぞれのSREの役割
大規模なデータを扱う解析サービスにおいて、データベースの性質の理解や選定、配置、活用方法などはクリティカルな問題であり、サービスとして大きく差をつくる要素にもなります。本稿では考慮すべきデータベースの性質の違いから始め、解析サービスにおける考え方や活用のテクニック、構成方法について紹介したいと思います。 解析サービスにおける重要な2つの仕事 ここでは大量のデータを収集する解析サービスの仕事の中でも、重要な2つの仕事についてフォーカスして話を進めていこうと思います。 一つ目は、データを単に収集し、スケーラビリティの高いデータベース(または分散ファイルシステム)に格納し、あとで(管理画面から、もしくはスケジュールバッチなどで)Aggregateするものです。こちらは解析サービスと言われるサービスの多くが行なっている仕事と考えられます。 二つ目は、データによって振る舞いを変える、リアクションする
9月14日と15日の2日間にわたって米サンフランシスコで開催された『GitHub Universe 2016』。前回は、大企業におけるインナーソースの導入を議論するパネルの内容をお届けした。IBMやウォルマートといった現地法人、また日本からはLINEが参加していたが、こうしたGitHub導入事例のディスカッションが日本で開かれる日もそう遠くないかもしれない。さて、今回は講演の合間を縫ってGitHub Japanのカントリーマネージャーである藤田純氏にインタビューした際の模様、そしてGitHub注目の新機能についてお伝えする。 GitHub Japanは12名体制に GitHub Japan カントリーマネージャー 藤田純氏 日本は、米国の外で唯一カントリーマネージャーが置かれる、GitHubにとって期待の市場だ。LINEを含むIT業界の新興企業を中心に、日本でも法人向け「GitHub En
対象読者 Web系プログラマ AWSに興味のある方 必要な環境 AWSアカウント AWS Lambdaとは 「AWS Lambda」は、クラウド上でアプリケーションを実行する新たなプラットフォームです。AWS Lambdaを使えば何らかのイベントをトリガーに処理を実行することが可能です。Amazon Simple Storage Service(以下、Amazon S3)のバケットへのファイルのアップロード、Amazon Kinesisのストリームに届いたメッセージ、Amazon DynamoDBにおけるテーブルの更新といったイベントを受けて、事前に用意したコードを自動的に実行することができます。 従来であれば、こうしたイベントドリブンなアプリケーションの開発は非常に手間がかかりました。たとえば、変更を検知するためにポーリングし続ける仕組みや、変更を検知したらそれに応じた適切な処理を行う仕
簡単で早いGoのパワーに目覚める ――『スターティングGo言語』はすでにJavaやPHP、Cを使い慣れている方のために書かれた入門書ですが、松尾さんご自身はどのようなプログラミング遍歴があってGoを使い始めたのでしょうか。 松尾:私はこれまでさまざまなプログラミング言語に触れてきました。最初は、長崎・佐世保市に住んでいた小学生の頃で、MSX2+というパソコンをたまたま手に入れたのですが、周りに使い方を教えてくれる人はおらず、本や雑誌で知識を吸収して、一人で遊んでいました。それがプログラミングの原体験です。それ以降もプログラミングは趣味でやっていました。大学を辞めたあと、福岡のとあるSI企業に勤めることになりました。当時はJavaの黎明期で、Java Applet、Servletといった新技術が採用され始めた時期で、さまざまなことを試していた記憶があります。 24歳の頃に東京に異動しました。
Amazon Web Services(AWS)は、モバイルアプリ開発におけるユーザーIDとアクセスの簡略化、およびクロスデバイス/クロスプラットフォームでのデータ同期を可能にするサービス「Amazon Cognito」を、9月22日に東京リージョンでも利用できるようにした。 「Amazon Cognito」は、パブリックなIDプロバイダや独自の認証システムと連携して、デバイスやプラットフォームをまたがるアイデンティティを生成し、任意のポリシーによる一時的なクレデンシャルの発行を可能にする「Amazon Cognito Identity」を搭載しており、パブリックなIDプロバイダとしてAmazon、Facebook、Twitter/Digits、Google+をサポートするとともに、OpenID Connect(OIDC)に準拠する。 さらに、アプリケーションの設定やゲームの状態など、あら
定額制に移行する背景としては、「近年のソフトウェア開発技術の進化が速まっている」「多様性が進み、多数の開発言語・フレームワーク・プラットフォームを使うようになった」「現行のライセンスモデルに比べ、シンプルで予算計画が立てやすく、少ない初期コストで導入しやすい」などを挙げている。 JetBrains Toolboxでは、どのツールをどれくらいの期間使うかを選ぶことができ、全製品を包括した特別割引価格のプランも用意される。価格は個人/企業向けで異なり、2016年1月末までの期間限定価格で、個人向けのIntelliJ IDEA Ultimateが11.9米ドル/月または119米ドル/年、全製品対象のAll Productsプランが19.9米ドル/月または199米ドル/年から。永続ライセンスのユーザーには、さらに年額プランの割引が2016年一杯まで適用される。 対象となる製品は次の通り。これらは、
はじめに 初めまして。Node.js日本ユーザーグループ代表の古川(@yosuke_furukawa)です。日本ユーザーグループ代表としての活動は二ヶ月に一度開催されるNode学園のオーガナイズと、一年に一度開催されるNode学園祭の開催です。また、io.jsエヴァンジェリストとして、毎週のio.js newsの記述やロードマップの公開等、io.jsを広める活動もしています。このような私が、Node.jsについて普段どんな風に情報収集を行っているかを紹介します。 Node.jsの現在 Node/io.jsは変化が激しいコミュニティであると言われております。一つその例を示すグラフを見てみましょう。 このグラフは、npmと、RubyGemsやPyPI、Mavenといった他のパッケージマネージャのライブラリの登録数を時系列で表したものです。緑のグラフがnpmですが、飛び抜けて増えているのが分かる
Perlの開発者であるLarry Wall氏が、ブリュッセルで開催中のオープンソース開発者カンファレンス「FOSDEM」において、2月1日(現地時間)に、同氏が2015年に61歳の誕生日を迎えることを明らかにするとともに、Perl 6.0のバージョン1.0を2015年のクリスマスにリリースすると発言した。 Perlは現在、最新バージョンであるPerl 5系列と、開発中のPerl 6系列に分岐しており、Perl 6の開発は2000年のスタート以来、難航している。なお、Perl 6では言語仕様の大幅な変更が行われており、Perl 4やPerl 5との後方互換性が失われる。 今回のLarry Wall氏の発言について、Perl開発者の中には懐疑的な見方もあり、今回の発言によって、2015年のクリスマスにPerl 6のバージョン1.0が確実にリリースされるわけではないが、バージョン1.0について語
はじめに 本連載では、PHP上で動作するアプリケーションフレームワークZend Frameworkについて紹介します。 今回は、サイトをユーザーの環境に合わせて多言語で表示させるパッケージ「Zend_Translate」を解説します。 最近ではサイトを日本語、英語と複数の言語で構築したいという要件が多くあり、サイトのトップページで国旗を表示してユーザーに表示させたいページを選ばせたり、「English page is here」のリンクをクリックしてもらったりといった静的な方法がよく使われます。しかしこの場合、対応する言語が増えるごとに言語の数だけサイト構成し、似たようなファイルを都度増やさなくてはなりません。 そこでサイトの国際化が必要となってきます。「国際化」とはアプリケーションに技術的変更を加えることなく多言語対応するための設計を組み込むことをいいます。 Zend_Translate
サイバーエージェントは、スマートフォンサービス開発のための、Android向け画像変換フレームワーク「GPUImage for Android」と、Webサーバとの通信テストなどを簡単に実現するモックサーバ「easymock」を、どちらもオープンソースで29日に公開した。 「GPUImage for Android」は、これまで代表的なライブラリが存在しなかったAndroid向けの画像変換フレームワークで、iOS向けの画像変換フレームワーク「GPUImage」と高い互換性を持ち、iOS/Android両方に向けたサービスを効率的に開発できる。また、独自のフィルタ機能を備えており、反応やスピードが速いという特徴を持っている。 「easymock」は、ネイティブアプリ開発に必要なWebサーバとの通信を伴う処理のテストを、サーバサイドでの開発を待つことなく、開発途中の段階で随時行えるモックサーバ
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