2015年のイギリス映画「招かれざれざる隣人」。 もうすぐ第1子が生まれる予定のケイト(クレマンス・ポエジー)とジャス ティン(スティーヴン・キャンベル・ムーア)夫妻が暮らすアパートの1階 に、同じく第1子を妊娠中のテレサ(ラウラ・ビルン)とジョン(デヴィッ ド・モリッシー)夫妻が引っ越してくる。ところがケイトたちの飼い猫が 原因でテレサが階段で転倒し、子供は死産となってしまう。傷心のテレサ とジョンはドイツに引っ越していくが、ケイトが出産した頃アパートに戻 ってくる。 ある事故をきっかけに身ごもっていた子供を亡くした夫婦が、同じアパー トに住むもう1組の妊娠中の夫婦に恐るべき罠を仕掛けるサイコ・サスペ ンス。雰囲気が昔のアメリカ映画「ゆりかごを揺らす手」に似ている。物 語の細かいところは違うのだが、「逆恨み」と「復讐」がテーマであるこ とは共通している。 アパートの2階に住むケイトは妊娠