月間の株式ブログランキングで首位を独走する『闇株新聞』が、連休前の4月26日、『闇株新聞 the book』(ダイヤモンド社)というタイトルの本になった。 アベノミクス効果で株価が急騰、「株絡みの雑誌と書籍はなんでも売れる」という恵まれた状況下ではあるが、ブログの開始から2年半が経過、固定ファンがついていることに加え、一般投資家の投資熱が沸騰していることもあって、売り切れる書店が続出、すぐに増刷が決まった。 「闇株」と、タイトルこそ怪しいが、内容は端正である。株、為替、金利の動きを、プロの眼で読み取り解説する。株式ブログの大半が「この株を買え!」といった「カネ儲け指南」であるのに対し、相場のトレンドは指し示すものの、個別銘柄の推奨はしない。 従って、読み手にも一定レベルの知識が要求され、本の帯にあるように、「大新聞の経済記者たちやプロの金融マンたち、そしてプロ級の個人投資家が毎日読んでいる
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