2000年から長野県軽井沢に居を構え、東京に出てくるのは月に1回程度。日本を代表するギタリストは、澄んだ空気がそうさせるのか、柔和な顔で話す姿が自然体で力みがない。 「たまった東京の用事が済んだら、おとなしく帰りますね。東京にいる必要がないというか、なるべく早く田舎に戻りたいんですよ」 もちろん、のんびりと休んでいるわけではない。アルバムの制作に、ライブツアーが目白押し。間もなく始まる「東京JAZZフェスティバル」では6日のステージに出演する。フュージョン界の旗手というイメージが強いが、ファンからは毎年のように東京JAZZへの出演リクエストが多く寄せられていた。 「古いジャズの名曲はずっと好きでアート・ブレイキーの『アイ・リメンバー・クリフォード』はカバーもしました。メロディーがあって美しいジャズが好きなのかもしれませんね」 あるいはオールドジャズの道に進む可能性もあったのかもしれない。だ
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