Image credit: NASA Image credit: NASA アメリカ航空宇宙局(NASA)は12月18日、ジャンボジェット機に赤外線望遠鏡を搭載した「遠赤外線天文学成層圏天文台(SOFIA)」を飛ばし、初めて空中で望遠鏡のドアを完全に開けた。 飛行時間は1時間19分で、赤外線望遠鏡のドアは約2分間開けられた。今回の試験について、プログラム・マネージャーのボブ・マイヤー氏(Bob Meyer)は「今日、我々は望遠鏡のドアを開けた。望遠鏡が完全に曝されたのは今回が初めてで、これはこの素晴らしい望遠鏡にとって意義ある大きな前進である」と述べた。 SOFIAはNASAとドイツ航空宇宙センター(DLR)の共同プロジェクトで、ボーイング747-SPを改造し、直径2.5mの赤外線望遠鏡を搭載している。上空1万2000メートルから観測を行うことによって、大気の影響を少なくし、より高精度の観