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ブックマーク / alma.mtk.nao.ac.jp (51)

  • ニュース - 若い星のフラッシュが氷の円盤を焦がす - アルマ望遠鏡

    アルマ望遠鏡による観測で、若い星オリオン座V883星を取り囲むガスと塵の円盤(原始惑星系円盤)が詳細に描き出されました。この観測からは、円盤内で水が氷として存在する領域としない領域の境界線(スノーライン、snow line)もはっきりとわかりました。氷は、塵粒子の成長や小惑星・彗星の形成、さらには惑星の成長にも非常に重要な役割を果たします。しかもこの星は、星の成長過程に特有の急増光の途中にあります。こうした星のまわりで水のスノーラインが明確に捉えられたのは初めてのことで、惑星形成を理解する上で極めて重要です。 スノーラインは、原始惑星系円盤内の温度が物質の昇華温度に達する領域のことです。これより内側では、中心の星からの光を受けて温度が高いため物質は気体の状態ですが、外側では低温のために氷の状態になっています。物質によって昇華温度は異なりますが、今回描き出されたのは水のスノーラインです [1

    ニュース - 若い星のフラッシュが氷の円盤を焦がす - アルマ望遠鏡
    uruloki
    uruloki 2016/07/15
    "ほとんどの惑星が経験する非常に重要な現象を初めて観測で捉えたもの"スノーラインの移動の話が興味深い。
  • プレスリリース - アルマ望遠鏡、観測史上最遠方の酸素を捉える - アルマ望遠鏡

    大阪産業大学の井上昭雄准教授、東京大学の田村陽一助教、国立天文台の松尾宏准教授をはじめとする研究チームは、アルマ望遠鏡を使って、131億光年かなたの銀河に電離した酸素ガスがあることを初めて突き止めました。これは、観測史上最遠方の酸素の発見です。酸素ガスは多数の若くて巨大な星によって電離されていると考えられ、いまだ謎に包まれている「宇宙再電離」を探る重要な手がかりになります。今回アルマ望遠鏡で「宇宙再電離」期の酸素を検出できることが実証されたことで、この謎の解明にアルマ望遠鏡が大きな役割を果たすことが期待されます。 研究の背景 現在の宇宙には様々な元素が存在しますが、今から138億年前のビッグバン直後には、最も軽い元素である水素、2番目に軽いヘリウムと、ごく微量のリチウム(3番目に軽い元素)しか存在しませんでした。より重い元素、例えば私たちにも身近な酸素や炭素―天文学では「重元素」と呼ぶ―は

    プレスリリース - アルマ望遠鏡、観測史上最遠方の酸素を捉える - アルマ望遠鏡
    uruloki
    uruloki 2016/06/18
    "2階電離した酸素が放つ波長88マイクロメートルの赤外線が、宇宙膨張にともなって波長725マイクロメートルのサブミリ波まで引き伸ばされ、アルマ望遠鏡で観測が可能になりました"おあつらえ向き。
  • ニュース - 惑星誕生領域で初めてメタノールを発見 - アルマ望遠鏡

    アルマ望遠鏡を使った観測により、若い星うみへび座TW星を取り巻く円盤に有機分子メタノール(メチルアルコール)が検出されました。惑星の誕生現場であるこうした円盤にメタノールが発見されたのは、今回が初めてのことです。今回の発見は、惑星誕生過程における化学反応や、最終的に生命の誕生にもつながるような化学反応の理解を助けるものといえます。 うみへび座TW星は地球から約170光年の距離にあり、惑星が誕生する円盤(原始惑星系円盤)を持つ星としては最も地球に近い星です。このため、原始惑星系円盤の研究ではよく観測されます(注)。この星は、40億年以上前の太陽系とよく似ているだろうと天文学者は考えています。 オランダ・ライデン大学ライデン天文台のキャサリン・ウォルシュ氏が率いる研究チームは、アルマ望遠鏡による観測から、この星のまわりの原始惑星系円盤で気体状態のメタノールからの電波を検出しました。メタノールは

    ニュース - 惑星誕生領域で初めてメタノールを発見 - アルマ望遠鏡
    uruloki
    uruloki 2016/06/16
    "原始惑星系円盤に気体状態のメタノールが見つかったことは、星・惑星形成の初期段階に豊かな有機化学反応が存在していることの何よりの証拠"
  • ニュース - 巨大ブラックホールに吸い込まれる冷たい雲 - アルマ望遠鏡

    uruloki
    uruloki 2016/06/13
    "超巨大ブラックホールは低温のガス塊を不規則なペースで吸い込むと予測されていました。しかし観測で直接確認できたのは、今回が初めて"食べるペースにムラがあるのか。
  • ニュース - アルマ望遠鏡アンテナのフォーメーションダンス - アルマ望遠鏡

    2009年9月のアンテナ1号機(日製)のアルマ望遠鏡山頂施設(標高5000m)到着を皮切りに、2014年までに全アンテナが山頂施設に運ばれ、そして山頂施設の中で幾度となく配置換えをしてきました。今回はその履歴を、フランス国立情報学自動制御研究所INRIAとの協力により、1分間の動画にまとめました。どんどんアンテナ数が増えていく様子や、山頂施設内で大きく広がったり小さくまとまったりするようすがよくわかります。 映像:2009年9月17日から2014年12月7日までの、アルマ望遠鏡アンテナ輸送の履歴を映像化したものです。左端のOSF(山麓施設)から次々に山頂施設にアンテナが運び込まれ、山頂施設内でも配置がどんどん変更されている様子がわかります。見やすいように、山頂施設中央部が拡大されています。 アルマ望遠鏡のアンテナは、頻繁に配置換えをされています。アンテナを大きく広げれば解像度が上がります

    ニュース - アルマ望遠鏡アンテナのフォーメーションダンス - アルマ望遠鏡
    uruloki
    uruloki 2015/01/07
    "研究者は、その研究テーマに最適な解像度と視野の大きさを選択し、それに従って合同アルマ観測所がアンテナの配置を変更します"アンテナの移動が可視化されていて面白い。
  • ニュース - 惑星誕生のためのライフライン ―アルマ望遠鏡、連星系での惑星形成を示唆 - アルマ望遠鏡

    アルマ望遠鏡による観測で、若い連星系を取り囲む環から内側に流れ込むガスの流れが発見されました。連星を成す片側の星のまわりには小さな環があり、その環が今回発見されたガスの流れによってその質量を維持されていることがわかりました。天の川銀河にある星のうちの半分以上は連星を成すことが知られており、連星系における惑星形成メカニズムに迫る今回の研究は、太陽系外惑星の探査にも大きく影響する成果です。この研究結果は、2014年10月30日発行の科学誌「ネイチャー」に掲載されます。 フランス国立科学センター/ボルドー天体物理学研究所のアン・デュトロイ氏が率いる研究グループは、アルマ望遠鏡を用いておうし座GG星A(注[1])と呼ばれる星の周囲のガスと塵の分布を調べました。この天体は生まれてから数百万年しかたっていない若い天体であり、おうし座の方向に地球から約450光年の距離にあります。 おうし座GG星Aは、お

    ニュース - 惑星誕生のためのライフライン ―アルマ望遠鏡、連星系での惑星形成を示唆 - アルマ望遠鏡
    uruloki
    uruloki 2014/10/31
    "太陽系外惑星ハンターたちに新たな『狩場』を開放する結果と言えます"過去の観測データを洗い直したら発見がありそう。
  • ニュース - アルマ望遠鏡、タイタンの大気中で有機分子の偏りを発見 - アルマ望遠鏡

    アメリカ航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センターのマーティン・コーディナー氏が率いる国際研究チームは、アルマ望遠鏡で土星の衛星タイタンを観測し、その大気の中で有機分子が大きく偏って分布していることを発見しました。タイタンの大気中には強い風が吹いているため、こうした分布の偏りはすぐに拡散してしまうと考えられてきましたが、今回の発見はそうした従来の考えを覆す成果と言えます。今回の発見は、わずか3分という極めて短い時間の観測で得られたものですが、この世界で起きる複雑な化学反応の過程を理解する糸口になることでしょう。 「今回の発見はまったくの予想外で、画期的な成果につながると思います」と、コーディナー氏は語っています。「今回発見されたような東西方向の分子の偏りは、タイタンの大気ではこれまで発見されたことがありませんでした。その原因はまだ不明で、興味深い新しい謎を私たちに投げかけています。」

    ニュース - アルマ望遠鏡、タイタンの大気中で有機分子の偏りを発見 - アルマ望遠鏡
    uruloki
    uruloki 2014/10/25
    強風で均されないぐらい素早く進行してるってことか。
  • ニュース - 枝分かれした有機分子をアルマ望遠鏡が発見 - アルマ望遠鏡

    ドイツ・マックスプランク電波天文学研究所のアーノルド・ベローチェ氏が率いる国際研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて星間空間に新たな有機分子を検出しました。この分子はイソプロピルシアニド(i-C3H7CN)と呼ばれる分子で、既に星間空間に大量に存在することが知られていた分子(プロピルシアニド)の異性体(同じ数・同じ種類の原子からできているが構造が異なる分子)です。 波長860マイクロメートルの電波で見た天の川銀河の中心領域。今回観測対象となったのは天の川銀河の中心「いて座A*」から300光年離れたところにある巨大な星形成領域「いて座B2」で、枝分かれした構造を持つ有機分子イソプロピルシアニド(i-C3H7CN、左)とプロピルシアニド(n-C3H7CN、右)の両方から放たれる電波が、「いて座B2」で検出されました。 Credits: MPIfR/A. Weiß, University of Co

    ニュース - 枝分かれした有機分子をアルマ望遠鏡が発見 - アルマ望遠鏡
    uruloki
    uruloki 2014/09/29
    "アルマ望遠鏡なら数分でこの分子からの微弱な電波をとらえることができた"超便利ツールと化してる。観測時間の奪い合いは熾烈そうだ。
  • ニュース - アルマ望遠鏡、アンテナを7kmの範囲に展開 ~解像度のさらなる向上へ一歩 - アルマ望遠鏡

    uruloki
    uruloki 2014/09/26
    Googleマップでわかりやすく配置が見られる。そしてさらに広く展開できる余地がある凄さ。
  • プレスリリース - 銀河衝突で作られる巨大ガス円盤—円盤銀河誕生の謎に電波で迫る - アルマ望遠鏡

    uruloki
    uruloki 2014/09/18
    "衝突の最終段階にある銀河に高い割合でガス円盤が存在することが観測で直接示されたのは、今回が初めて"
  • ニュース - アルマ望遠鏡、冥王星の精密位置測定でNASAニューホライズンズ探査機をナビゲート - アルマ望遠鏡

    アルマ望遠鏡により、冥王星とその衛星カロンの位置が非常に精密に測定されました。この位置情報は、2015年に冥王星接近を予定しているアメリカ航空宇宙局(NASA)の冥王星探査機ニューホライズンズの軌道修正に活かされます。 図. アルマ望遠鏡で観測された冥王星(中央)とその最大の衛星カロン。2014年7月11日と15日に観測されたデータを比較すると、カロンが冥王星のまわりを回っているのがわかります。この画像では、7月15日に取得された冥王星・カロンの画像に、11日に撮影されたカロンの画像を重ねています。 Credit: B. Saxton (NRAO/AUI/NSF) 冥王星の観測はこれまで大型光学望遠鏡を使って何十年も続けられてきましたが、探査機を確実に送り込むために天文学者は今も冥王星の位置と軌道の決定作業に取り組んでいます。冥王星は太陽から非常に遠くにあるので、位置測定の精度を高めるため

    ニュース - アルマ望遠鏡、冥王星の精密位置測定でNASAニューホライズンズ探査機をナビゲート - アルマ望遠鏡
    uruloki
    uruloki 2014/08/07
    "アルマ望遠鏡による冥王星の観測は、冥王星の位置測定の誤差をこれまでの半分にすることを目標として行われました"ALMAによる冥王星軌道観測の話。面白い。
  • プレスリリース - アルマ望遠鏡が目撃したダイナミックな星の誕生 - アルマ望遠鏡

    アルマ望遠鏡による観測から、星の誕生現場では星の卵となるガス塊が非常にダイナミックに運動していることがわかりました。これは、ゆっくりとガス雲が収縮して星が生まれるという従来のイメージを覆す、画期的な観測成果です。 おうし座にある濃いガス雲MC27には、過去の観測から生まれたばかりの星があることが知られていました。星の形成過程を調べるため、徳田一起氏と大西利和教授(大阪府立大学)を中心とする研究チームはアルマ望遠鏡でMC27を観測しました。観測の結果、以前から知られていた生まれたばかりの星のすぐ隣で、星を持たない非常に濃いガス塊を発見しました。このガスの塊は星が誕生する直前の段階にあると考えられます。また、付近には長く伸びたガス雲も見つかりました。2つ以上のガス塊がお互いに重力を及ぼしながら激しく移動した結果と考えられます。こうしたダイナミックな星の形成の様子が観測でとらえられたのは、これが

    プレスリリース - アルマ望遠鏡が目撃したダイナミックな星の誕生 - アルマ望遠鏡
    uruloki
    uruloki 2014/07/04
    "小さなガス雲が互いにまわりあいながらそれぞれの中で星が生まれ、最終的に複数の星が互いを回りあう多重星系が作られることがある"、"そうした多重星が形成される現場を見ている可能性"
  • ニュース - アルマ望遠鏡最後のアンテナが山頂施設に到着 - アルマ望遠鏡

    アルマ望遠鏡の最後のアンテナが、標高5000mの山頂施設に設置されました。これで66台すべてのアンテナが山頂施設への移設を終えたことになります。 アルマ望遠鏡最後のアンテナが山頂施設に到着した直後の様子。中央右寄り、トランスポーターに載っているのが66台目のアンテナです。 Credit: Ariel Marinkovic / X-Cam 66台目のアンテナは、2014年6月13日に山頂施設に設置されました。この最後のアンテナは、欧州によって開発された直径12mアンテナです。すでに山頂施設に運ばれている欧州製の24台の12mアンテナ、北米製の25台の12mアンテナ、そして日が開発した16台のアンテナ(直径12mが4台、7mが12台)と一緒に、国際協力で作り上げた『人類の目』として宇宙の謎に挑みます。(ただし現在、数台のアンテナは標高2900mの山麓施設に一時的に移設されてメンテナンス作業を

    ニュース - アルマ望遠鏡最後のアンテナが山頂施設に到着 - アルマ望遠鏡
    uruloki
    uruloki 2014/06/16
    運搬動画が良い感じ。
  • プレスリリース - 塵の向こうの巨大爆発:アルマ望遠鏡で探るガンマ線バーストの発生環境 - アルマ望遠鏡

    概要 アルマ望遠鏡によって、宇宙最大級の爆発現象「ガンマ線バースト」が発生した銀河に、世界で初めて分子ガスからの電波が検出されました。さらに今回観測したガンマ線バーストが、驚くほど塵の多い環境で発生したこともわかりました。 国立天文台チリ観測所特任助教の廿日出文洋氏が率いる研究チームは、ガンマ線バーストGRB 020819B(距離は約43億光年)とGRB 051022(距離は約69億光年)が属する2つの銀河をアルマ望遠鏡で観測しました。これまでガンマ線バーストが発生した銀河で分子ガスからの電波が検出されたことはありません。今回、高感度を誇るアルマ望遠鏡によって世界で初めて検出に成功しました。 またアルマ望遠鏡の高い解像度(視力)により、GRB 020819Bが属する銀河では分子ガスと塵の分布が大きく異なることがわかりました。分子ガスは銀河の中心に多く分布しており、塵はガンマ線バーストが発生

    プレスリリース - 塵の向こうの巨大爆発:アルマ望遠鏡で探るガンマ線バーストの発生環境 - アルマ望遠鏡
    uruloki
    uruloki 2014/06/12
    "総アンテナ数の半分以下(27台)のアンテナしか使われていない初期科学観測で、しかもわずか47分の観測でこれほどの高感度観測が達成"現時点で本当に飛びぬけて性能が良いんだなあ。
  • ニュース - グーグルストリートビューにアルマ望遠鏡登場 - アルマ望遠鏡

    uruloki
    uruloki 2014/06/12
    Googleカーじゃなくて徒歩撮影。
  • ニュース - プレスリリース解説:生まれつつある原始惑星系円盤で劇的な化学変化:かつて太陽系も経験したか? - アルマ望遠鏡

    星は、宇宙に漂うガスと微粒子が集まることで生まれます。生まれたばかりの星のまわりにさらに降り積もったガスや微粒子は、星を取り巻く円盤となり、この中でやがて惑星が生まれます。では、宇宙に漂うガスと円盤を構成するガスは、同じ組成を持っているのでしょうか? この二つの組成は実は大きく異なっている、というアルマ望遠鏡による新しい観測の結果を、東京大学の研究チームが発表しました。この発見は、惑星やそのもとになる円盤の形成過程を理解する上で、非常に大きな意義を持ちます。ここでは、この研究成果の内容について詳しく解説します。 (文責:平松正顕 国立天文台チリ観測所 教育広報主任) 東京大学理学系研究科のプレスリリース(東京大学サイトへリンク) 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻の坂井南美助教を中心とする日・台・仏の国際研究チームは、アルマ望遠鏡を用いておうし座にある生まれたばかりの星(原始星)L152

    ニュース - プレスリリース解説:生まれつつある原始惑星系円盤で劇的な化学変化:かつて太陽系も経験したか? - アルマ望遠鏡
    uruloki
    uruloki 2014/02/14
    "これまで見過ごされてきた「原始惑星系円盤の誕生時における化学組成」というテーマに新たにスポットライトを当てる結果となりました"解説が面白い。
  • ニュース - 観測成果:爆発的星形成の終焉 - アルマ望遠鏡

    uruloki
    uruloki 2014/01/09
    "作られて20年ほどしか経っていない『できたて』の大量の微粒子を初めて検出"何年ぐらいで「できたて」と呼ばれなくなるのか。
  • プレスリリース - アルマ望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡で迫る宇宙初期の巨大天体ヒミコ - アルマ望遠鏡

    アルマ望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡という世界最高性能の望遠鏡を使って、宇宙初期の巨大天体ヒミコの謎に満ちた姿が明らかになりました。きわめて原始的な特徴を持つ3つの天体が、まさに合体してさらに大きな天体を形作ろうとしていたのです。今回の観測結果は、宇宙が星々の光で満たされ始めた「宇宙の夜明け」と呼ばれる時代において、銀河が作られる最初の過程を明らかにする上で重要な知見を与えました ヒミコは2009年にすばる望遠鏡で初めて発見された天体で、宇宙が8億歳(現在の宇宙年齢のわずか6%)だった時代に存在した巨大な熱いガスのかたまりです。日のすばる望遠鏡の観測天域にあって、ひときわ明るく輝く古代の天体であることから、邪馬台国の女王卑弥呼の名がつけられています。ヒミコの大きさは55,000光年におよび、同時期に存在した一般的な天体に比べて約10倍と極めて大きいです。またスピッツァー宇宙望遠鏡による赤外線

    プレスリリース - アルマ望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡で迫る宇宙初期の巨大天体ヒミコ - アルマ望遠鏡
    uruloki
    uruloki 2013/11/24
    電波による観測でも初期宇宙の天体であるかもしれないという結果が。研究者のコメントが熱い。
  • 超巨大ブラックホール周辺での特異な化学組成の発見—新たなブラックホール探査法の開発に向けて - ニュース&コラム - アルマ望遠鏡 国立天文台

    東京大学大学院理学系研究科の大学院生・泉拓磨氏(修士課程2年)、河野孝太郎教授を中心とする国際研究チームは、南米チリのアルマ望遠鏡を用いて、NGC1097という銀河の中心にある、活動的な超巨大ブラックホール周辺の高密度分子ガスを、過去最高の感度で詳細に観測することに成功しました。その結果、このブラックホール周辺環境ではシアン化水素(HCN)の大量生成に特徴付けられる特異な化学組成が実現しており、その原因はブラックホールの影響で周囲の環境が高温に加熱されていることだと示されました。こうした、ブラックホール周辺環境に特徴的な分子の観測を逆手に取ることで、今後は塵に埋もれて可視光などでは観測できない「埋もれたブラックホールの探査」も可能になると考えられます。 研究背景 近年の観測研究の発展により、多くの銀河の中心部には超巨大ブラックホール(注1)が存在することが明らかにされつつありますが、一体ど

    uruloki
    uruloki 2013/11/04
    "この判定手法は、約100億光年彼方の天体まで適用可能であり、遠方銀河の探査が飛躍的に進むであろう今後のアルマ時代にうってつけの観測手法です"ALMAの能力を活かしきってる。
  • ニュース - 超新星爆発で作られた大量の固体微粒子をアルマ望遠鏡が発見 - アルマ望遠鏡

    uruloki
    uruloki 2013/07/26
    "つまりスターバースト銀河は、爆発的星形成によって、自らの手でその活動に幕を引いていた"爆風消火的な。