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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/orbitalelevator (10)

  • 軌道エレベーターによる放射性廃棄物の処分(再改訂版) - 軌道エレベーター派

    軌道エレベーターによる放射性廃棄物の処分 (再改訂版) 2008年の米国学会"2008 Space Elevator Conference"で発表した論文(の日語版原稿)を再度修正し、昨年の「第4回宇宙エレベーター学会」で発表したものです。最初のI、II章は、前回とほとんど変更していませんので、ご存じの方はII章3節目からご覧ください。前回改訂で後半のIII、IV章に、廃棄物の宇宙への投棄方法について太陽に投棄するプランと、2011年3月11日に日を襲った東日大震災で生じる廃棄物処理を行った結果を加えました。 その後、前回改訂の太陽投棄については依拠するデータが少なく根拠に欠けると判断して再び除き、既存の文献等根拠を持つ記述のみに整理して再改訂しました。 はじめに 稿では、近年注目を浴びつつある「軌道エレベーター」を使用し、高レベル放射性廃棄物を宇宙空間へ投棄する構想を検証、提案す

    軌道エレベーターによる放射性廃棄物の処分(再改訂版) - 軌道エレベーター派
    uruloki
    uruloki 2012/02/09
    改訂版。本題はIII、IV章。/現在の状況では技術的・経済的な問題よりも、感情面の問題が一番のネックな気がする。「良いこと言ってはいても結局大問題を引き起こすんじゃないか」というような。
  • Fountain式(工法)とOrbital Shield (2) - 軌道エレベーター派

    2. 稿で提示するモデル(全体図以外の画像はクリックすると拡大されます) これに対し、軌道エレベーター派が提示するモデルは次のようなものである(右図参照)。なお、これはアイデアを誇張した図であり、このままのものが即建造可能だという意味ではない。基構造や主だった特徴は次の通り。 * 地上基部に工場を設け、半永久的に体(稿では便宜的にピラーと呼ぶ)の素材を途切れなく製造し、上へ向けて送り出す。ピラーの質量バランスは、静止軌道の外側=遠心力の方がわずかに強く、この力で製造されたピラーを引っ張り上げ続ける。 * 昇降機はピラー内部を上下し、これにより対流圏での気象の影響を抑える。昇降機の動力は、重力が半減する高度までは、通常私たちが使用している巻き上げ式エレベーターと同じ方式、十分に重力が小さくなる高度より上では、リニアモーターを使用する。レールなどのリニア昇降システムの構造は、静止軌道を

    Fountain式(工法)とOrbital Shield (2) - 軌道エレベーター派
    uruloki
    uruloki 2009/12/16
    エドワーズのモデルではない軌道エレベータ。面白そうなアイデアだ。
  • 宇宙エレベーター協会の功罪 - 軌道エレベーター派

    宇宙エレベーター協会(JSEA)の活動にかかわって2年近く。とにかくやることが多く、今は12月に開く会議の準備や年会報の発行などの準備に追われている。そのこと自体は楽しんでもいる。でも、「何か違う」という気がして仕方がない。 この違和感の正体ははっきりしているし、JSEAに加わった時からわかっていた。こういうことをしていても、おそらく軌道エレベーターの実現は近づかないと考えているからだ。 JSEAは、モーターを備えたクライマーがケーブルをよじ登るモデルの模索に力を傾注している。このこと自体が間違いだとは思わない。競技会形式で楽しめるイベントにしたり、それをレゴブロックで作ったりと、多くの人の関心を喚起して軌道エレベーターを身近にした協会の功績はとても大きい。 これが問題なのではない、「これだけ」という視野狭窄が問題なのだ。JSEAが宣伝しているのは、数ある軌道エレベーターの形態のほんの一つ

    宇宙エレベーター協会の功罪 - 軌道エレベーター派
    uruloki
    uruloki 2009/11/03
    "「これだけ」という視野狭窄が問題なのだ" "結果として出る記事の多くはJSEA(あるいはエドワーズ)が特化しているこのモデルの受け売り"中の人による重要な問題提起。
  • 軌道エレベーターから日食は見えるか - 軌道エレベーター派

    このところ雑記が続いて恐縮ですが、これは今しか書けないので。。。 皆さん、日ご覧になりましたか? 私はぐんま天文台に行ってまいりました。曇り空の隙間から時折見えた程度でしたが、かじられたどら焼きのような太陽が確かに見えました。ぐんま天文台にはポケットブック置いてありますのでよろしく。 さてこの日、軌道エレベーター(OEV)から見えるのでしょうか? 答えは条件次第、としか言いようがないのですが、はっきり言えるのは、地上と同時に観測することはまず不可能という点でしょう。 OEVは地球の直径よりもはるかに長いので、月が地球に影を落としている地域に地上基部があったとしても、月に向かってまっすぐ伸びていない限り、構造体の大部分が影から出てしまいます。 実際は、黄道(天球における太陽の通り道。つまり地上から見た、太陽が空を横切る通り道のこと)、白道(同じく月の通り道)、赤道(OEVの立地の基位置

    軌道エレベーターから日食は見えるか - 軌道エレベーター派
    uruloki
    uruloki 2009/07/27
    シミュレーションなりで検証してみると楽しそうだけど、能力不足orz
  • 祝!「軌道エレベーター」復刊 - 軌道エレベーター派

    ご存じの方も多いと思いますが、当ホームページの「専門書・論文レビュー」の初回でも紹介している「宇宙エレベータ-宇宙へ架ける-」が早川書房から復刊されました(左)。 新装丁の文庫ですが、内容は基的に同じもので、私も所属している日宇宙エレベーター協会(JSEA)の大野会長と著者の金子隆一氏の対談が新たに収録されています。 実はけっこう前から話は聞いていて、協会として対談を受けるかどうか会長と相談もしたんですが「応じましょう」と勧め、胸に秘めつつ世に出るのを首長竜になって待っておりました。 何と言ってもタイトル。旧と違い「エレベーター」と語尾を伸ばしておりますが、「軌道」での復刊ですよ、あなた!(こちらの思いを知ってか知らずか、「軌道」の文字がやたらでかいのも嬉しい) これを書いているつい先ほどまで、JSEAの会議をしていたのですが、このの話題になり、私は「これで軌道エレベーターの名称が

    祝!「軌道エレベーター」復刊 - 軌道エレベーター派
    uruloki
    uruloki 2009/07/06
    軌道派なので買います。/これが売れたら「星ぼしに架ける橋」も復刊してくれるだろうか。/買った。売れゆき好調なのか最初から入荷してないのか、何件か本屋回った。
  • 軌道エレベーターによる核廃棄物の処分 (3) - 軌道エレベーター派

    uruloki
    uruloki 2009/07/05
    やはり太陽に落とすのは難しいね。"いずれ機会をつくって論を改めたい"とのことなので楽しみにしよう。/運用や費用についても検討されているんだな。
  • 軌道エレベーターによる核廃棄物の処分 (1) - 軌道エレベーター派

    軌道エレベーターによる核廃棄物の処分 ─高レベル放射性廃棄物の宇宙への投棄─ 「軌道エレベーター学会」の2回目。昨年米国で開催された国際会議"2008 Space Elevator Conference"に参加し、発表した論文(の日語の元原稿)を、若干修正したものです。 1日I章ずつご紹介します。最初のI章は、軌道エレベーターの基礎知識がほとんどですので、ご存じの方は、3節目のみご覧ください。なお、III章まですべて掲載した後は、上から読めるように順序を入れ替える予定です。 はじめに 稿では、近年注目浴びつつある「軌道エレベーター」を使用し、高レベル放射性廃棄物を宇宙空間へ投棄する構想を検証、提案する。 軌道エレベーターは、ロケットのように墜落や爆発、大気汚染の危険がなく、低コストで安全、クリーンな輸送機関として、世界で研究が進んでいる。 まだ実現はしていないが、理論的に

    uruloki
    uruloki 2009/07/03
    地球の公転速度(平均)が29.79km/s、高度10万kmからの離脱として、約7.7km/s 全て減速に寄与しても投射物体はまだ20km/s以上の速度で公転することになるが、これで太陽投棄は可能? 面白くなりそうなので今後の記事に期待。
  • 都市伝説 - 軌道エレベーター派

    「専門書・論文レビュー(5) 図説 50年後の日」で、「万里の長城は宇宙から見える唯一の人工物」という迷信というか都市伝説について述べました。文では、だったらピラミッドが見えると書きましたが、海外の例を出さずとも、常磐道や関越道の方が大きいですわな。スペースシャトルの元クルー、R.マイク・ミュレインによると、大きめのスタジアムさえ見えるとか。ちなみに万里の長城は、月から見えるというバージョンもあるそうで、無茶苦茶だよ。 いちおうはマジメな科学の話に、こういう迷信との区別がついていない手合いが口を出してくるとすごく疲れる。。。みんな自分の頭で考えましょう。 もっとも、笑えるも話も沢山あって、某ファストフードの肉は○○○だとか、ポール・マッカートニーがすでに死んでいるとか(ジョン・レノンが生きてるって話は聞かないのにー)。。。宇宙や科学の分野では「アポロは月へ行ってない」というのが有名です

    都市伝説 - 軌道エレベーター派
    uruloki
    uruloki 2009/06/28
    軌道エレベータのような他に類を見ない構造物は、正しく理解されないと過剰に忌避されるか、異常に有用性だけに注目されるかの両極端になりそうな悪い予感。/勉強しよう。
  • パブリックコメント出しました - 軌道エレベーター派

    先日、内閣府が宇宙基計画(案)について募集していたパブリックコメントで、軌道エレベーターの研究促進を求める内容を提出しました。 18日(月)が締め切りだったんですが、話が出たのが前日の宇宙エレベーター協会の会議。「あした締め切りだけど、宇宙エレベーターについてみんなで出そうよ」と呼びかけがありました。これに対し。。。 「私は『宇宙エレベーター』名称撲滅運動やってますんで、『軌道エレベーター』で出させてもらいます。悪しからず」 。。。と陰険極まりない発言。ええ出しましたとも。軌道派だもの、「軌道エレベーター」の名でパブリックコメントくらい出すさっ。 締め切りまで数時間しかなくて、稚拙な内容で恥ずかしいのですが、まあ余裕があっても似たり寄ったりだったかも知れません。巧遅拙速にしかず。 ちゃんと目を通してくれるのかわかりませんが、これも軌道派の務め。少しでも軌道エレベーターの普及に貢献できるこ

    パブリックコメント出しました - 軌道エレベーター派
    uruloki
    uruloki 2009/05/21
    自分もせっかく送ったんだから少しでも書いておけばよかった。
  • 「はじめに」のブログ記事一覧-軌道エレベーター派

    はじめに 「軌道エレベーター派」を訪問してくださり、ありがとうございます。軌道エレベーター派は、軌道エレベーターの理解・普及に務めるとともに、失われつつある「”軌道”エレベーター」の名を守っていくことを目指したサイトです。軌道エレベーターに関する情報発信を中心に、宇宙や自然科学に関する話題のほか、雑記としてとりとめのない日常の話題も扱っています。 なお軌道エレベーターの基礎知識について、簡潔にざっくり知りたい方は「軌道エレベーター早わかり」を、細かく知りたい方は「軌道エレベーターの基礎知識」をご覧ください。 まずは、当サイトの存在意義たる「宣言」を。 軌道エレベーター派宣言 軌道エレベーターは、地上と宇宙をエレベーターでつなぐ、安全、低コストの新しい輸送システムです。その基原理は極めてシンプルで、新たな発明や発見を要するものではなく、初歩の科学知識を持つ方なら誰でも理解できるものです。

    「はじめに」のブログ記事一覧-軌道エレベーター派
    uruloki
    uruloki 2009/05/14
    宇宙エレベーター協会(JSEA)運営スタッフの人のブログ発見。/自分も「軌道エレベーター」派。なので"コミュニケーション上やむなく「宇宙エレベーター」という言葉を使う時の~"あるある。
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