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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (9)

  • 白色矮星が赤色矮星を「攻撃」、奇妙な連星を発見

    光速に近い電子のビームを白色矮星が相棒の赤色矮星に向けて放ち、まるでむちで攻撃しているかのような様子が明らかになった連星「さそり座AR星」のイメージ映像。(M. Garlick/University of Warwick/ESO) ヨーロッパ南天天文台(ESO)の超大型望遠鏡VLTなどを使って、天文学者らがこれまで観測されたことのない連星の奇妙な姿を明らかにした。「さそり座AR星」と呼ばれるこの連星では、まるでむちで攻撃するかのように、高速で回転している白色矮星が相棒の赤色矮星に向けて光速に近い電子を放つ。おかげで、連星全体が1.97分ごとに紫外線から電波までの光パルスを放射することが判明。この論文は7月27日付けの科学誌「ネイチャー」で発表された。(参考記事:「超大光度X線、発生源はパルサーだった」) 最初にこの奇妙な現象に気づいたのはドイツ、ベルギー、英国のアマチュア天文家のグループだ

    白色矮星が赤色矮星を「攻撃」、奇妙な連星を発見
    uruloki
    uruloki 2016/08/03
    ビームは白色矮星の自転軸方向に放出されているだろうから、連星の軌道面が結構ねじれてる事になるのか。
  • 太陽系外の岩石惑星に大気、初めて確認

    トラピスト1の手前を通過する2つの惑星の想像図(ILLUSTRATION BY NASA, ESA, AND STSCI) 地球からわずか40光年の距離にある超低温の暗い恒星トラピスト1のまわりに、3つの地球サイズの系外惑星トラピスト1b、1c、1dが発見されたのが今年5月のこと。以来注目を集めてきたこれら3つの惑星のうち2つについて、より詳細な事実が明らかになり、科学誌『ネイチャー』に論文が発表された。 2つの惑星トラピスト1bと1cが主星の前を横切るタイミングをハッブル宇宙望遠鏡を使って観測したところ、これらが地球のような岩石惑星で、生命が存在できる可能性があることが明らかになった。さらに、どちらの惑星も、地球や金星や火星のまわりにあるような高密度の大気に包まれていることが分かった。 トラピスト1のまわりを回る3つの惑星は、ハビタブルゾーン(生命が存在できる程度に主星から離れた領域)に

    太陽系外の岩石惑星に大気、初めて確認
    uruloki
    uruloki 2016/07/21
    "観測は完璧だった。"力強い。ハッブルの利用権を押さえ、2惑星を立て続けにトランジット分光観測して得られた成果。
  • 【解説】発見!3つの太陽をもつ奇妙な新惑星

    3つの太陽を持つ惑星HD 131399Abの想像図。(ILLUSTRATION BY ESO/L. CALÇADA) 太陽系の外に、変な惑星が見つかった。 その星では、1つの季節が約140年も続き、影はときどき3重になり、空から鉄の雨が降ってきて、日の出と日の入りが見事なまでにばらついているかもしれない。空に見える太陽の数は、1つのときも、2つのときも、3つのときもある。 これが、ケンタウルス座の方向に地球から340光年離れたところにある惑星HD 131399Abだ。(参考記事:「地球に「最も似ている」太陽系外惑星を発見」) 大きな恒星と2つの連星が描く複雑な軌道 7月7日に科学誌『サイエンス』に発表された論文によると、この惑星HD 131399Abは大きさが木星の4倍もあり、直接画像を撮影することができた数少ない太陽系外惑星の1つ。そしてこの星から見上げる空では、3つの「太陽」(大きい方

    【解説】発見!3つの太陽をもつ奇妙な新惑星
    uruloki
    uruloki 2016/07/10
    放り出されるかもしれないのか。/四重連星系にあるケプラー64bは安定してるんだろうか。
  • 祝!探査機ジュノーが木星周回軌道に、偉業を解説

    カメラや計器類はすべて眠っており、さらに目標に接近すると、スタートラッカーさえも電源を落とされて、探査機は目隠し状態で飛んだ。 理屈に合わないように思えるかもしれないが、これが探査機の安全を確保する唯一の方法なのだ。 軌道に突入するため、ジュノーは大きな試練を乗り越えなければならなかった。かつてどんな探査機も経験したことのないほどの、強力な放射線帯の中を飛行する必要があったのだ。「なによりやっかいなのは、どんな問題が起こるのか、まるで予測がつかないこと」と、同ミッションの放射線モニタリング部門を率いるハイジ・ベッカー氏は語っていた。 リスクを下げるために電源をカット 木星の磁場は非常に強力で、周辺の電子をほぼ光速まで加速させて激しい荷電粒子の嵐を引き起こし、繊細な電子機器を容易に破壊してしまう。 そのため、ジュノーの機器は重さ180キロのチタン製の保護筐体をはじめ、数々のシールドによって厳

    祝!探査機ジュノーが木星周回軌道に、偉業を解説
    uruloki
    uruloki 2016/07/05
    "カメラや計器類はすべて眠っており、さらに目標に接近すると、スタートラッカーさえも電源を落とされて、探査機は目隠し状態で飛んだ"そんな離れ業をやっていたのか。
  • オーロラから聞こえる謎の音の正体を解明

    ノルウェーの民家上空を照らすオーロラ。(PHOTOGRAPH BY SERGIO PITAMITZ, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 北極圏の空にオーロラが現れる夜、どこからか不思議な音がかすかに聞こえてくるという。実際にそれを耳にしたことのある人は、オーロラの輝きが頂点に達するほんの数分間、ラジオの雑音にも似た、パキパキ、サラサラ、シューシューという小さな音を聞いたと証言している。地元では長い間、単なる言い伝えにすぎないと考えられてきたが、フィンランドの科学者らがこのほど、音は実際に存在することを証明し、発生原因についても有力な説を提示した。 6月22日にスウェーデンのストックホルムで開かれたバルティック・ノルディック音響会議で発表された報告によると、「オーロラの音」の原因は、寒い夜に形成される「大気のフタ」によって帯電した大気が閉じ込められることにあるという

    オーロラから聞こえる謎の音の正体を解明
    uruloki
    uruloki 2016/07/01
    "オーロラ音のうち最もはっきりと聞こえる60個の音について、地上75メートルあたりで発生していることを確認"オーロラ自体の高さと比べると、かなり地上寄りで発生している現象なんだな。
  • 【研究室】研究室に行ってみた。 大林組 宇宙エレベーター 石川洋二

    宇宙へ行く方法といえばロケット。だが、ずっとコストのかからない“宇宙エレベーター”をつくる話がいま注目を集めている。当に実現できるのか。実現するとしたらいつなのか。民間企業ながら専門のプロジェクトチームを立ち上げ、研究者から「一番リアリティがある」とも評される構想を発表した建設会社の大林組に行ってみた!(文=川端裕人、写真=藤谷清美)

    【研究室】研究室に行ってみた。 大林組 宇宙エレベーター 石川洋二
    uruloki
    uruloki 2013/11/16
    あとでまとめて読む。
  • その1  緊急激論!“クマムシvs極限環境微生物”

    前回まで:「行きたいんでしょ。JAMSTEC」という奥さんの言葉で心に気付かされた高井研は、1997年の秋、特別研究員としてJAMSTECで働き始める。いよいよ深海探査の日々に突入・・・なのですが、その前にクマムシと微生物との地上最強生物を巡る考察です(というよりケンカを売っている?) 第4話には「JAMSTEC新人ポスドクびんびん物語」という、いきなり時代を感じさせるタイトルをつけてしまいました。今の若者には、全く訳の分からないタイトルだと思いますが、ワタクシの若かりし頃、「とれんでぃ」や「W浅野」なる古代語とともに黄金時代を謳歌したフジテレビ系でやっていたドラマのタイトル「教師びんびん物語」をぱくったと思って下さい。 そういえば昔のテレビ番組繋がりで思い出しましたが、「教師びんびん物語」の少し後に同じくフジテレビ系でやっていた名物番組に「料理の鉄人」という番組がありました。ワタクシ、

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    uruloki 2012/02/09
    "「へっ、なにがクマムシだよ。あんなプニュプニュのユルユル歩きなんて、相手じゃねえぜ。地球最強はアレよ、極限環境微生物よ。そらそうよ」"面白すぎるw
  • 第1回 世界初、系外惑星候補の撮影に成功!

    すばる望遠鏡が世界ではじめて惑星候補を直接捉えた画像。米TIME誌が選定する「2009年の重大な科学発見トップ10」に選ばれた。 (画像クリックで拡大) (写真提供:国立天文台) 「これは、2009年8月の観測データです。地球に似た星のまわりを近赤外線で撮影したもので、こことここ、2カ所に惑星候補があります」 国立天文台准教授で太陽系外惑星探査プロジェクト室長の田村元秀さんが、ぼくに示しているのは、こと座の方向50光年のところあるGJ758という星の周囲を撮影したという画像だ。指先にはたしかにはっきりと、粒だった小さな星、惑星らしきものが2つ写っていた。 ぼくはめまいを感じた。50光年という、わりと近い距離とはいえ、別の星の惑星が「見える」時代になったのだなあ、と。

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    uruloki 2011/09/29
    全5回。川端裕人さんが書いている。via http://news.local-group.jp/20110928.html#p04
  • 特集:まだ見ぬ生命の惑星 2009年12月号 ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP

    uruloki
    uruloki 2009/12/08
    ナショジオの系外惑星特集。距離と大きさでプロット。こうして見ると地球型惑星の発見数はまだ少ないが、そのうちの一つが今のところ最も遠い系外惑星だというのは面白い。
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