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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (5)

  • 2015年「ひとり本屋大賞」発表! - 琥珀色の戯言

    ※これは僕が個人的に行っている企画で、「屋大賞」を運営されている方々とは、何の関係もありません。念のため。 参考リンク:「屋大賞」公式サイト 「2015年屋大賞」は、日、4月7日の夜に発表されます。 というわけで、今年も人の迷惑かえりみず、やってきました電線軍団! もとい、「ひとり屋大賞」!(恒例のオヤジ前フリ) 僕が候補作全10作を読んで、「自分基準」でランキングするという企画です。 あくまでも「それぞれの作品に対する、僕の評価順」であって、「屋大賞」での予想順位ではありません。 (「屋大賞」の授賞予想は、このエントリの最後に書きました) 例年「苦労してやっているわりには、全く反響がない企画なのですが、もう意地です。 では、まず10位から4位までを。 第10位 億男 億男 作者: 川村元気出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2014/10/15メディア: 単行この

    2015年「ひとり本屋大賞」発表! - 琥珀色の戯言
    urza358
    urza358 2015/04/14
  • 【読書感想】世にも奇妙な人体実験の歴史 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    世にも奇妙な人体実験の歴史 作者: トレヴァー・ノートン,赤根洋子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/07/06メディア: 単行購入: 3人 クリック: 23回この商品を含むブログ (23件) を見る 内容説明 性病、コレラ、寄生虫……人類の危機を救った偉大な科学者たちは、己の身を犠牲にして、果敢すぎる人体実験に挑んでいた! 自身も科学者である著者は、自らの理論を信じて自分の肉体で危険な実験を行い、今日の安全な医療や便利な乗り物の礎を築いた科学者たちのエピソードを、ユーモアたっぷりに紹介します。 解剖学の祖である十八世紀の医師ジョン・ハンターは、淋病患者の膿を自分の性器に塗りつけて淋病と梅毒の感染経路を検証しました。十九世紀の医師ウィリアム・マレルは、ニトログリセリンを舐めて昏倒しそうになりますが、血管拡張剤に似た効果があると直感。自己投与を続けて、狭心症の治療薬として確立す

    【読書感想】世にも奇妙な人体実験の歴史 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • ラテンアメリカ十大小説 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ラテンアメリカ十大小説 (岩波新書) 作者: 木村榮一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/02/19メディア: 新書購入: 5人 クリック: 118回この商品を含むブログ (32件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) インディオたちがのこした伝承とヨーロッパの近代をともに腐葉土としながら、夢や魔術と苛酷な現実とがふしぎに入り乱れる、濃密な物語を紡いできたラテンアメリカ。ボルヘス『エル・アレフ』、ガルシア=マルケス『百年の孤独』、バルガス=リョサ『緑の家』、そして?翻訳の第一人者として知られる著者による、待望の作品案内。 この新書の中で採り上げられている作品は、 ・ボルヘス 『エル・アレフ』 ・カルペンティエル 『失われた足跡』 ・アストゥリアス 『大統領閣下』 ・コルタサル 『石蹴り』 ・ガルシア=マルケス 『百年の孤独』 ・フェンテス 『我らが大地』 ・バルガス=

    ラテンアメリカ十大小説 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 五分後の世界 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    五分後の世界 (幻冬舎文庫) 作者: 村上龍出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 1997/04メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 137回この商品を含むブログ (148件) を見る 内容(「MARC」データベースより) 五分のずれで現われた、もうひとつの日は人口126万に激減していた。国連軍との土決戦のさ中で、アンダーグラウンド兵士の思いは…。自分の中の情報を自覚を持って言葉にしたという著者の、472枚の力作。 僕は基的に「春樹派」で、村上龍さんの小説は、『限りなく透明に近いブルー』くらいしか読んだことがありませんでした(村上龍さんのエッセイはけっこう読んでいるんですけど)。 この『五分後の世界』は、村上龍さんの作品のなかでも「傑作」であり、また「問題作」として知られている作品で、書店に平積みになっているのを見かけて、なんとなく手に取ってみました。普段読まないをあえて読んでみ

    五分後の世界 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    urza358 2009/10/12
  • ガール ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ガール (講談社文庫) 作者: 奥田英朗出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/01/15メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 33回この商品を含むブログ (118件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) わたし、まだオッケーかな。ガールでいることを、そろそろやめたほうがいいのかな。滝川由紀子、32歳。仕事も順調、おしゃれも楽しい。でも、ふとした時に、ブルーになっちゃう(表題作)。ほか、働く女子の気持ちをありえないほど描き込み、話題騒然となった短編集。あなたと彼女のことが、よくわかります。 僕がこの作品を読み終えて感じたのは、「さすがは奥田さん。読みやすいし、読後感も爽やか。でも、これって、『男からみた予定調和の範囲内の女性像』なんじゃないかな?」ということでした。 なんのかんの言っても、この物語の登場人物の女性たちは、みんな大企業に就職してプライドを持てる仕事と収入を

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