【歴史戦】豪州シドニー郊外で慰安婦像計画が再燃 日韓合意反発の団体が進める 「日本人へ中傷やいじめの可能性」と在住邦人懸念 初めての慰安婦像の設置計画が2015年夏に頓挫したオーストラリアの最大都市シドニー郊外で、別の場所に像を設置する計画が進んでいることが分かった。一部の韓国系グループが8月6日、まず「シドニー韓人会館」に像を設置し、その後、郊外アッシュフィールド市の教会に移設する方針だ。教会の牧師は「被害女性のためで、反日ではない」と話している。(シドニー 田中靖人) 在豪日本人らで作る団体「AJCN」によると、設置を計画する韓国系グループは、慰安婦問題の解決に向けた昨年12月の日韓合意に反発。1月から第1水曜日にシドニーの日本総領事館の前で、ソウルの日本大使館前で展開される「水曜デモ」をまねた抗議活動を小人数で行っている。