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ブックマーク / aspara.asahi.com (20)

  • アピタル_内科医・酒井健司の医心電信_【第69回】 近所のおばちゃんのアドバイス

    前回は「遠くの親戚」がトラブルの元になるという話をしました。トラブルになるというほどではありませんが、「遠くの親戚」以外にも、医師患者関係の妨げとなるものがあります。素人の善意のアドバイスが治療方針に大きな影響を与えてしまうことがあります。 例を挙げましょう。慢性C型肝炎のAさんの治療が近所のおばさんのアドバイスによって中止になったことがありました。 インターフェロン療法は慢性C型肝炎の標準的な治療です。うまく治療に成功して体からC型肝炎ウイルスを排除することができれば将来肝がんになったり、肝硬変になったりする危険がかなり減りますが、副作用はありますし、うまくウイルスを排除できないこともあります。 外来でAさんに対してインターフェロン療法のメリット、デメリットを説明し、同意を得て入院の日時まで決まっていました。しかし、入院日も近くなったある日、Aさんが入院をキャンセルしたのです。その理由は

    usausa1975
    usausa1975 2012/09/03
    善意でウソや怪しい情報を教える人。
  • アピタル_もっと医療面/朝日新聞の医療記事から_お産、無痛で回復早く 高齢出産リスク軽減

    ★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ   ★ほかのアピタルブログ一覧へ 「もっと医療面」では、毎週火曜日の朝日新聞朝刊「医療面」のトップ記事をはじめ医療記事をご紹介し、執筆した記者の取材後記をあわせてお届けします。ご感想やご意見を、各記事画面一番下のコメント投稿欄からお寄せください。 出産の痛みを、麻酔で和らげる「無痛分娩(ぶんべん)」。欧米では半数以上の妊婦が選ぶ国もあるが、日では3%以下だ。情報提供が足りず、「産みの苦しみ」を重んじる意識も影響しているようだ。産後の回復が早く、高血圧などのリスクがある妊婦にも適しており、高齢出産の増加で関心が高まっている。 神奈川県の女性(36)は7月下旬、北里大病院(相模原市)で、2906グラムの男児を出産した。陣痛開始から出産まで、7時間弱の安産だった。痛みに対する恐怖感があり、4歳、1歳8カ月の子ど

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    usausa1975 2012/08/24
    意外にも、3割の施設で無痛分娩が選択できる!
  • アピタル_患者の語り 医療者の気づき/DIPEx_筋肉が溶ける病気?! “看守り”の医療を再発見

    先週、夫が突然原因不明の高熱に襲われ、強い下肢筋肉痛で歩けなくなってしまいました。週の初めに地元のクリニックに行ったときは、まだ熱があってのどが腫れていただけだったので「夏風邪でしょう」という診断だったのですが、2日後には歩くのが大変な状態になり、「これは変だ」と血液検査をしたところ、CPKという値がとても高く、筋肉が融解していると言われて、金曜日には緊急入院となりました。 「横紋筋融解症」なんて初めて聞く病名です。筋肉が溶けるなんて?! 慌てていろいろ調べたのですが、「横紋筋融解症」という病名が指し示すのは、「横紋筋細胞が融解し筋細胞内の成分が血中に流出する症状」であって、原因はウィルスなどの感染症、電解質異常、薬物、過度の運動などさまざまです。原因が薬物と特定されれば服用を中止することで原因を取り除くことができますが、あとは点滴で水分を補うくらいで、筋肉の融解そのものを止める特効薬や決

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    usausa1975 2012/08/17
    横紋筋融解症怖い。でも、これって「病気の原因がわかり、それへの対処法があること」(つまり積極的に治療できること)のありがたさが分かるエピソードだと思った。著者とは逆に。
  • アピタル_もっと医療面/朝日新聞の医療記事から_子宮内膜症、私らしく治療

    usausa1975
    usausa1975 2012/08/03
    子宮内膜症についてよくまとまってました。放置すると怖いです
  • アピタル_やさしい医学リポート/坪野吉孝_「低炭水化物」食で、心血管疾患のリスク上昇

    ★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ   ★ほかのアピタルブログ一覧へ 世界中の最新医学論文から、坪野吉孝氏(山形さくら町病院精神科・早稲田大学大学院客員教授)が、興味深いものをわかりやすくかみ砕いてお届けします。 ダイエットの方法としても使われている、炭水化物の少ない事により、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患のリスクが高まるという論文が、英国医学雑誌に6月公表された。 研究の対象は、スウェーデンの30~49歳の女性43,396人。1991~92年にかけて、生活や他の生活習慣を調べた。その後、平均15.7年間の追跡調査を行い、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患1,270例の発症を確認した。 研究では、まず炭水化物(糖質と物繊維の合計)の一日摂取量によって、摂取量が多い順に上位10%のグループから下位10%のグループまで10グループに分け、そ

  • アピタル_がんを知る夜間学校_ワクチンを過信? 子宮頸がん意識調査

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    usausa1975 2012/06/12
    子宮頸がんワクチンを接種してても、健診は必要です。
  • アピタル_町医者だから言いたい!/長尾和宏_【778回】 日曜深夜に麻薬を運ぶ薬剤師

    長尾和宏 ◆往診シリーズ (その28) 死の壁の真っただ中で悶える患者さんに しょうがないので、腕枕で添い寝をしました。 しかし、深夜に激しい痛みが出て眠れなくなりました。 レスキューの麻薬を全部使い切ったことに気がつきました。 がんの激しい痛みは、麻薬でないととても収まりません。 しかし、日曜日の深夜は、日中の薬局が閉まっています。 院外処方は、こういう時に不便です。 以前は院内処方でしたから、深夜でも麻薬を調達できました。 しかし、院外処方では、どうすることもできません。 「在宅医療は24時間365日って言ったって、口だけだな。 真夜中に麻薬ひとつ調達することすらできないんだから」 研修医君に呟いたつもりが、既に帰ったあとでした。 独語を吐いている自分自身が、情けなくなりました。 結局どうしようか、と思案にくれました。 そういえば、夜中もやっている薬剤師さんを思い出し

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    usausa1975 2012/06/07
    この薬剤師さんは本当に素晴らしい方です。けどこの水準を当たり前に求めるようになると医療者は疲弊するのではないでしょうか。
  • アピタル_はい、あ~んして 駅ナカ小児科医/細田和孝_不活化ポリオワクチンを待っている方へ

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    usausa1975 2012/05/25
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  • アピタル_町医者だから言いたい!/長尾和宏_【754回】 「免疫療法だけは続けたい」と言われ

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    usausa1975 2012/05/12
    1回100万…!
  • アピタル_町医者だから言いたい!/長尾和宏_【733回】 診療所は事務員さんでもっている

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    usausa1975 2012/04/21
    これ、同サイトの真田歩氏の受付をバカにしまくったコラムへの返答でしょうか。
  • アピタル_患者の語り 医療者の気づき/DIPEx_医学論文の作られ方 その(1)

    今年、1回目のブログになりました。遅ればせながら、明けましておめでとうございます。年もどうぞよろしくお願いいたします。 私達の大学院(京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻)では毎年2月上旬に専門職学位課程(Master of Public Health: MPH)の課題研究発表会が行われます。今年も丸2日、28人の院生さんが、取り組んできた課題研究を1人25分(12分発表、13分質疑)で発表して、審査を受けます。発表される内容は、それぞれの分野の特徴や院生さんの職種の多彩さを反映して、オーソドックスな疫学研究(介入研究、観察研究)から、統計数理のシミュレーション、知的財産をめぐる産学連携の事例検討、インタビュー調査に基づく質的研究、そして実験室での基礎医学的な研究まで様々です。私の健康情報学分野からは4人(そのうち医師が2人)が発表予定で、そのまとめに追われているところです。 1月

  • ネクストエージ_あなたの悩みにおこたえしましょう/信田さよ子_ハマってしまう自分をどうすればいいのでしょう

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    usausa1975 2011/12/28
    依存と世代間連鎖に関する人生相談だけど、勉強になったし優しいアドバイスになホロリとして読んで良かった
  • アピタル_感染症は国境を越えて/高山義浩_なぜ日本人は長生きなのか? 後編

    ★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ   ★ほかのアピタルブログ一覧へ 時に猛威をふるい、大きな脅威になる感染症について、医師・高山義浩さんが現場レポートをまじえ報告します。 高山義浩(感染症医) 前回、世界的に権威ある医学誌ランセットが、先月号で日特集を組んだことをお話ししました。実はこれ、医学界ではビッグニュースだったんです。これまでメキシコ、中国、パレスチナ、南アフリカなど特定の国や地域の医療をテーマに特集号が出されたことはあったんですが、「成功に学ぶ」として先進国がとりあげられたのは日が初めてでした。 編集長リチャード・ホートン氏が、日経メディカル誌のインタビューに次のように答えていました。 「日は、早くに皆保険制度を取り入れ、それを堅持するために様々な努力をしているという点で、非常に重要な事例だ。日の経験は、成功したこと、直面

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    usausa1975 2011/10/17
    現在の80歳は強烈な淘汰を受けている…確かにそうかも。精神的にもかなりタフ。寿命は伸びた、でももっともっとリスクを減らしたい…それでいいのか?私たち一人ひとりが改めて考えなければ。
  • アピタル_内科医・酒井健司の医心電信_【第19回】 ウソと真っ赤なウソと、そして統計

    「嘘には3種類ある。 ウソと真っ赤なウソ、そして統計だ」という言葉があるくらいで、統計はあまり信用されていないふしがあります。 確かに、インチキな結論に誘導するよう誤用される統計もあります。前回紹介した、JTのサイトにある「日における喫煙者率と肺がん死亡率の推移」がそうですね。「肺がん死亡率の動向は喫煙者率の推移とは多くの点で一致しません」などと、あたかも喫煙の肺がんへの影響がまだ確定されていないかのように誤解させるような統計でした。また、JTの同じページには、「各国の喫煙者率と肺がん死亡率の関係」を示す図もあります。 「各国の喫煙者率と肺がん死亡率の関係」 この図だけ見ると、なるほど、喫煙者率が高いからといって、必ずしも肺がん死亡率が高いようには見えません。他に何も情報がないのであれば、喫煙と肺がんの関係を疑ってみてもよいかもしれません。しかし、私たちは既に、喫煙と肺がんの関係を示すも

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    usausa1975 2011/09/21
    統計のウソを見つける練習問題。
  • アピタル_感染症は国境を越えて/高山義浩_新興感染症で隔離されるということ (3)

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    usausa1975 2011/09/11
    新型インフルエンザ隔離された人のインタビュー3。隔離そのものより、メディアのために家族が参ってしまったと。国民の「知る権利」が個人に対して向けられるとこうなっちゃう。
  • アピタル_感染症は国境を越えて/高山義浩_新興感染症で隔離されるということ (2)

    ★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ   ★ほかのアピタルブログ一覧へ 時に猛威をふるい、大きな脅威になる感染症について、医師・高山義浩さんが現場レポートをまじえ報告します。 高山義浩(感染症医) 検疫の目的とは、海外で発生したハイリスクの感染症について、「できる限り国内への侵入を阻止すること」にあります。そのために、感染者を水際で発見して、周囲に感染させないよう「隔離」したり、その接触者を潜伏期のあいだ「停留」させて、すでに感染していないことを確認したりするわけですね。 この検疫という方法は、黄熱、コレラおよびペストという「古典的3疾患」で長く行われていましたが、1998年に検疫法が改正されて、エボラ出血熱、ラッサ熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ出血熱という「ちょっと新しくて怖い病気」にまで広げられることになりました。 ただ、検疫という施

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    usausa1975 2011/09/11
    新型インフルエンザで隔離された高校教師のインタビューその2。現場の混乱が伝わる。
  • アピタル_感染症は国境を越えて/高山義浩_新興感染症で隔離されるということ (1)

    ★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ   ★ほかのアピタルブログ一覧へ 時に猛威をふるい、大きな脅威になる感染症について、医師・高山義浩さんが現場レポートをまじえ報告します。 高山義浩(感染症医) あまたある法律のなかでも、感染症法と検疫法ほど日国憲法に肉薄する法律はないかもしれません。 感染症法と検疫法では、2008年4月の改正において新型インフルエンザへの対応が新たに盛り込まれましたが、そこでは患者の隔離が可能となるともに、患者との濃厚接触者には外出を自粛するよう求めることができるようになりました。また、地域におけるまん延を阻止する目的で、集会の自粛を求めたり、交通を制限したり、建物を封鎖したりすることすらできるようになったのです。 でも、憲法には「人身の自由」が、「集会の自由」が、そして「居住移転の自由」が定められています。私は法律の専

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    usausa1975 2011/08/18
    リスコミ、報道、感染症予防と国家権力。(一応)嵐が過ぎ去った今、検証すべきことがたくさんある。
  • アピタル_ひょっとして認知症?/笠間睦_【115回】 認知症治療薬を理解する(1)

    ★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ   ★ほかのアピタルブログ一覧へ 自分自身も物忘れが多いとぼやく認知症学会の専門医、笠間睦さんが、認知症を中心とした医療問題に関し、患者さんの視点に立って語るブログです。 笠間 睦 (かさま・あつし) 『認知症疾患治療ガイドライン 2010』(監修:日神経学会 発行:医学書院, 東京, 2010)という医学専門書の第1版第1刷が2010年10月15日に発行されました。 エビデンスに基づいた認知症治療のガイドラインが網羅されており、認知症診療に関わる医師にとっては待望の 一冊と言えます。 このでは、随所に「推奨グレード」が記載されています。 推奨グレードとしては、シリーズ96回でもご紹介しましたMinds推奨グレード(メモ参照)が用いられています。このMinds推奨グレードは、認知症に限らず多くの疾患で

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    usausa1975 2011/06/20
    Minds推奨グレード
  • アピタル_患者の語り 医療者の気づき/DIPEx_「責任ある自殺報道」を願う

    今週は医学部4回生のチュートリアル(小グループ指導)です。私は毎年、「根拠に基づく医療(EBM)入門」という内容で、患者視点での臨床的疑問の設定、医学データベースの検索、研究論文の読み方の入り口まで、いくつかの課題を勉強してもらっています。ディペックスの動画も紹介しており、おおむね好評です。医療者教育でのディペックスの応用は大きな可能性のあることで、また改めてお伝えできればと思います。 さて、今日は、数日前に気になったあることから、わが国の大問題である自殺対策のことを書かせて下さい。5月12日にアイドルの上原美優さん(享年24)が命を絶たれました。種子島出身の「貧乏大家族アイドル」として活躍していた方でした。わが国では平成10年(1998年)に3万人を超え、その後も高い水準が続いていることはご存じのとおりです。私自身もこれまでに、何らかの形で関わった方々を失ったことは、残念ながら片手の数以

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    usausa1975 2011/05/19
    朝日新聞ではどのように報道してたかな?
  • アピタル_妊婦さん、いらっしゃい/今村美都_子どもの命を守るためにワクチンを~小児科医からのメッセージ

    ★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ   ★ほかのアピタルブログ一覧へ 初めて「妊婦」を経験する医療ライター今村美都が、経験したことや気づいたことをつづります。いま妊婦さんの方やその周囲の方、これから妊婦さんになるかもしれない方にお届けします。 一時接種見合わせとなっていたヒブ・肺炎球菌ワクチンも再開されたが、最近、また周囲のママ友達から予防接種に関するいろいろな不安、悩みをよく耳にするように。私自身、以前ワクチンについて取り上げた際にいただいた‘予防接種を受けることよりも子ども自身の免疫の力を信じることを大切にしたい’というコメントがずっと心にひっかかっていた。一母親としては理解できる面もある。専門家の中にもそうした意見を唱える方もいる。どう考えればよいのか云々唸っている私をみかねた、「VPD(ワクチンで防げる病気)を知って、子どもを守ろう

    usausa1975
    usausa1975 2011/05/16
    「お母さん」って、ありとあらゆる人がなるものだから、ありとあらゆる人に理解できる型の情報発信が必要。
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