なぜプロジェクトが遅延してしまうのか、なぜ自分はうっかりミスを繰り返してしまうのか、なぜあの上司や同僚とうまくいかないのか、なぜ恋人と喧嘩ばかりしてしまうのか、なぜロクでもない男とばかり付き合ってしまうのか――その答えは、あなたの中にいまも息づく“あのころの切ない記憶”が握っている。 ストロークがもらえないと、人はその状態を正当化し始める 前回『“生き方の癖”が分かれば、仕事も人生も改善できる』では、人から何らかの働き掛けを受けたとき、その受け止め方から「自分や他人をどれだけ肯定しているか」という“承認度”――すなわち“心理的ポジションの基本傾向”が分かる「心の中のOK牧場」というマトリクスをご紹介しました。 また、そうした心理的ポジションの基本傾向は幼少期に形成されるものの、心掛け次第で「物事をより良く受け止められるようにしたり、心を良い状態に保ったりすることができる」ことも解説しました