(冒頭VTR) 国際テロ組織アルカイダのオサマ・ビンラディン容疑者がアメリカ軍によって殺害されてから1年。アメリカのオバマ大統領は先週、アフガニスタンを訪問。対テロ戦争の成果を誇示し、撤退後も長期にわたってアフガニスタンを支援していくことを明らかにしました。 ▼アメリカ、オバマ大統領ON 「我々はビンラディン容疑者を殺害し、アルカイダ打倒の目的達成寸前まできた」。 アメリカは「アルカイダは弱体化した」と強調していますが、アフガニスタンでは治安が悪化し、アメリカの撤退戦略は揺らいでいます。ビンラディン容疑者殺害から1年が立った対テロ戦争の現状と今後を考えます。 「ビンラディン殺害1年 対テロ戦争の行方は」 Q1:殺害から1年がたちましたが、ビンラディン容疑者については何か新しいことがわかったのでしょうか? (山内聡彦解説委員) A:パキスタンではビンラディン容疑者の隠れ家が取り壊さ