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2013年11月23日のブックマーク (2件)

  • mp3がアングラだった時代 - 雑種路線でいこう

    Winampが公開された1997年ぼくは秋葉原の雑居ビルにある謎のDOS/Vショップで店番してた。欧州のFTPサイトで落としたMODをBGMで流してたその店で、mp3はWareZな連中がCD-Rに焼いて交換するもので、持ち運びながら聞く手段さえなかった。mp3をつくるにはリッピングと圧縮に別々の不親切なソフトが必要で、Winampで音楽を聴くのはちょっとしたステータスだった。韓国の会社がMPMANを発表するのは翌98年2月、ガジェットとしては興味深かったけれどもMDプレーヤーと較べて高いし粗削りでメリットは感じなかった。 米Nullsoft, Inc.は20日(現地時間)、マルチメディアプレイヤー「Winamp」の最新版v5.66を公開するとともに、12月20日で「Winamp」の公開を含む“Winamp.com”の全サービスを終了することを宣言した。 mp3と聞いてピンとくる人がいれば、

    mp3がアングラだった時代 - 雑種路線でいこう
  • 視点・論点 「私は絵のお医者さん」 | 視点・論点 | 解説委員室:NHK

    絵画保存修復家 岩井希久子 皆さんが目にする名画は、どのようにして現代に生きているか考えた事はありますか? 絵の一生は人の一生よりもずっと長いものです。とはいえ、絵は自然に生き延びているわけではありません。 経年による酸化、劣化、褪色、剥落、ひずみ、亀裂、物理的な損傷、時には、人為的に損なわれる事もあります。そんな病める絵画を救命し、また価値を見いだし、少しでもいいかたちで未来に残していくのが、絵画修復家である私たちの仕事です。 私が修復の道に進むきっかけになったのは、父のこの言葉でした。 小さい頃から絵が好きで、画家を目指して東京で浪人生活を送っていた時でした。当時、熊県立美館建設準備室長だった父が、西欧諸国の視察で、おびただしい量の美術品を支えているのは、アルチザン、技術者や職人であるという事を肌で感じ、女性の私に絵にかかわって生きていくもう一つの道を示してくれたのです。修復と

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