最近、米国の若者の間で流行っているのは、モバイルアプリを使った匿名のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)だ。 中でも、大学生ならほとんどが利用しているという「Yik Yak」が一番人気だろう。2013年にアトランタで立ち上がったYik Yakは、Twitterと似ており、「ヤック(Yak)」と呼ばれるつぶやきを投稿できる。 Twitterのように、他のユーザーをフォローしたりされたりすることはなく、自分のいるところから数キロ内のユーザーの投稿のみが表示される。いわば「地域限定のモバイル掲示板」だ(2ちゃんねるの地域限定版のようなもの)。 また、ユーザーごとのアイコンなどもなく、表示されるのはテキストのみだ。他のユーザーは、それぞれの投稿に対して賛成・反対の投票ができ、人気のない投稿は自動的に削除される。位置に関係なく、海外を含む他の大学の投稿を閲覧できるPeek(覗き)という機能も