2008/05/15 インターネットの検索でエポックメーキングな出来事は2度しか起こっていない。1994年にジェリー・ヤン氏らが立ち上げたヤフーがインターネットに検索をもたらしたときと、1998年にラリー・ペイジ氏らがグーグルを立ち上げ、Webページの重要度を示す「PageRank」という概念を導入したときだ。検索連動広告の発明もビジネス的には大きなステップだったが、使い勝手の向上というユーザー視点での転回点は2つだけだ。いま、ベンチャー企業の米Powersetが注目を集め、3つ目のイノベーションを起こすかどうかが注目されている。 ネット検索の歴史:数から順位への転換 Powersetが解決しようとしている問題を明確にするために、インターネットの検索エンジンの歴史を少しだけ振り返ってみよう。 グーグルが登場する以前、各検索サイトは、自分たちがいかに多くのWebページをクロールし、検索に対し
文:Jonathan Skillings(CNET News.com) 翻訳校正:佐藤卓、矢倉美登里、高森郁哉2008年05月07日 14時24分 Googleが、現在進めている画像検索用の実用的なツールの作成に関して、より具体的な内容を明らかにし始めた。 Googleは米国時間5月1日、「Google Research Blog」の記事で、画像に関連付けられたテキストよりも視覚的な手がかりを利用して画像を分類する「VisualRank」システムについて手短に紹介した。また、その詳細を「PageRank for Product Image Search」と題する長めの資料(PDFファイル)に掲載した。これは、2008年4月下旬に北京で開かれたWeb技術に関する会議でGoogleの2人の研究者が披露した資料だ。 VisualRankシステムはまだ稼動しておらず、Googleは、この画像検索技
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く