ヨナやっぱり引退「これからは楽しく」 エキシビションでイナバウアーを披露する韓国の金=パシフィックコロシアム(共同) 「バンクーバー五輪・フィギュアスケート・エキシビション」(27日) フィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナ(19)=韓国=が、今季限りで競技から引退し、プロスケーターに転向することを示唆した。エキシビション後「人生で1番のゴールは達成した。これからは楽しく滑りたい」と話した。来月の世界選手権(22‐28日、イタリア・トリノ)が、ライバル・浅田との最終決戦となりそうだ。 エキシビションでは、1月に用意したという金メダル仕様の演目「タイスの瞑想(めいそう)曲」を披露。ジャンプではミスもあったが、女王の貫禄漂う演技で観衆を沸かせた。「緊張したけど楽しめた。みんなに気に入ってもらえたらうれしい」と、吹っ切れたような笑顔も見せた。 世界選手権が最後の顔合わせになる可能性に、