米国では何年も前から、「次に流行るアルコールは日本酒だ」と言われてはきたものの、実際に人気が出たのは他の酒ばかりだった。だがここに来て、ついに「飛躍の兆し」が見えはじめたという──米紙「ニューヨーク・タイムズ」が、現地の状況を取材した。 自宅で日本酒を造ってみたら 加藤忍は若い頃、東京で初めて日本酒を飲んだ。雑味があり刺激が強くて、とても好きにはなれなかった。しかし、年上の同僚から「それは質の悪い安酒を飲んだからだよ」と言われ、上質な日本酒を知っていくうちに、彼はだんだんとそれが好きになっていった。 2004年、メリーランド大学でビジネスを学ぶために渡米した加藤は、自身が初めて口にしたような質の悪い酒しか買う余裕がなかった。そこで彼は、いっそ自分で醸造してみようと思い立った。自宅のキッチンで米を蒸し、それを発酵させた。驚いたことに出来栄えは上々で、友人たちにも好評だった。 その後、日産自動
いま、北海道で次々と日本酒の酒蔵が新設されています。その数は建設中も含めると年内に16か所となる予定で、過去5年でおよそ1.5倍に増加する見込みです。なかには、本州から移転してきたり、地域で数十年ぶりに設けられたりした酒蔵もあります。なぜ次々と増えているのでしょうか。 (旭川局記者 山田裕規、函館局記者 西田理人) 新設された酒蔵の1つは、北海道のほぼ中央に位置する東川町にあります。 町がおよそ3億5000万円をかけて去年11月に建設しました。東川町は、大雪山系の雪どけ水を源流とする豊かな地下水を利用した稲作が盛んで、自慢のコメを生かした日本酒を特産品にできないかと考えたのです。地酒を生み出し、農業や商業、観光業などの活性化につなげようというねらいもありました。 しかし、町に酒造会社はなく、酒造りのノウハウがありません。そこで、酒蔵の運営を担う民間事業者を公募。
筆者はイカが大好きで、日ごろからイカの情報を収集しています。 そんな私にぴったりの日本酒があると友人が教えてくれたのが、石川県の酒蔵、数馬酒造の「竹葉 いか純米」。 「いか」純米?? ▲「竹葉(ちくは) いか純米」(1,870円) 写真提供/数馬酒造 確かにイカと日本酒は定番の組み合わせだけれど、イカの名を冠したお酒となると前代未聞です。まさかイカが入っていたり……するのかな? 取り寄せておそるおそる飲んでみると、その美味しさに驚きました。軽く調べてみたところ、名前だけではなく、原材料や造り方にも並々ならぬこだわりが込められたお酒であるようです。 今回はこの「いか純米」をさらに深く知るべく、数馬酒造の広報担当、蔵さんにオンラインでお話を伺いました。 chikuha.co.jp 能登を活性化させるために生まれたお酒 ──いきなりですが、「いか純米」ってかなり変わった名前ですよね。友人にこのお
富山県酒造組合に加盟する16の酒造会社の地酒をブレンドした「富山ブレンド酒」が完成し、酒造組合のメンバーが県庁を訪れてPRしました。 この酒は新型コロナウイルスの影響もあって日本酒の消費が落ち込む中、業界で団結して危機に立ち向かおうと企画されたもので、県酒造組合に加盟する16の酒造会社の地酒をブレンドしてつくられました。 9日は県酒造組合のメンバーがそれぞれの蔵元のはっぴに身を包んで県庁を訪れ、桝田隆一郎会長が新田知事に対して「コロナ禍で飲食店が稼働せず、日本酒業界はかなり厳しい状況です。ブレンド酒でそんな業界を盛り上げたい」とPRしました。 酒造組合の玉生貴嗣理事は「蔵元がみんなで集まってテイスティングしながらブレンドの配合を考え、うまみと辛みのバランスが抜群の酒が出来ました。冷ではます寿司、かんでは鍋など富山の食事と一緒に味わってほしい」と話していました。 ブレンド酒は1万7000本あ
株式会社南部美人(岩手県二戸市)は、世界で初めて日本酒に瞬間冷凍の技術(スーパーフローズン)を使用し、しぼりたての生原酒を冷凍貯蔵し、冷凍のままお店や自宅に届けることが可能な瞬間冷凍貯蔵の生酒を開発しました。発売は、2019年6月の予定です。 しぼりたてのおいしさを「ゼロ時間・ゼロ距離」で世界中へ 南部美人は、日本酒世界一の称号であるインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)で、2017年のチャンピオン・サケを獲得した、高品質な日本酒を醸造する酒蔵です。 今回、2年間の研究を重ね、スーパーフローズンの技術を日本酒に導入。世界で一番おいしい蔵のしぼりたての生原酒を瞬間冷凍により時間を止め、味わいを変化させずに冷凍貯蔵し、世界中のどんな遠くまでも冷凍輸送することが可能になりました。 この瞬間冷凍した純米大吟醸生原酒「南部美人フローズンビューティー(仮)」は、2019年6月より一般販売する
日本酒と京都の伝統産業製品の祭典「京都・日本酒サミット2013 SAKE&Kyoto Cool Crafts」が、10月12日に京都市・みやこめっせで開催される。 このイベントには、全国から約150の酒蔵が集結。京都をはじめとする約50の酒蔵による対面試飲ブースに加えて、約100の酒蔵から商品が出展され、時間内で自由に試飲できる。また、京料理や京漬物、からあげ屋など、京都の人気飲食店約20店のフードも販売される。 このほか、日本酒に関するトークイベントや、女きき酒師軍団による飲み方アドバイス、京都の伝統産業製品の展示・体験など、日本酒を中心に、京都の食や伝統産業など、『飲んで、食べて、見て』楽しめる内容となっているそうだ。 10時~18時の間で、2時間ごとの3部交代制。入場料は2,200円で、フードなどは別途料金が必要。参加申し込みは Web サイトから。
〜がんばろう東北 頑張ろう日本〜 被災地応援チャリティイベント 日本酒大試飲会in大阪 6月16日(木)18:00〜20:00@グランキューブ大阪 関西の日本名門酒会有志加盟店・支部が主催する被災地応援チャリティ大試飲会が、6月16日(木)に大阪で開催。当日の会費収益は全額、被災地復興の義援金として日本赤十字社を通じて寄付されます。東日本の蔵元を囲み、100種類以上の地酒と折り詰め弁当を楽しみながら、被災地域に大阪からエールを送りましょう。 ▼詳しくはこちら! 概要 東日本の蔵元のお酒を愉しんで、会費収益は義援金に 被災地を応援するチャリティ大試飲会が6月16日に大阪で開催 2011年6月16日(木)、被災地を応援するチャリティ大試飲会が大阪で開催されます。題して「日本酒大試飲会 in 大阪」。地震で被災した東日本地域の蔵元が中心となってブース出展し、100種類以上の地酒を折詰弁当とともに
完成したばかりの新酒をチェックする菅原さん=気仙沼市魚町2の男山本店で2011年3月28日午後4時59分、茶谷亮撮影 宮城県・気仙沼港近くに本社を構えていた酒造会社「男山本店」が、東日本大震災から停止していた新酒の仕込みを再開し、初めての日本酒が完成した。社屋が全壊し、電気や水道も通じないまま再開にこぎつけた。避難所生活を送る社員もいる中、震災後に完成した日本酒に、同社は「気仙沼の復興のきっかけになってほしい」と期待を込めている。 同社は大正元(1912)年創業。県産米を使った「伏見男山」などの日本酒で知られている。 沿岸部にある本社事務所は津波で全壊。濁流は高台にある醸造所にも迫ったが、数メートル手前で止まり、昨秋から仕込みを続けてきた、「もろみ」のタンクも無事だった。 しかし、自宅が全壊したり家族が犠牲になった社員も多い。社長の菅原昭彦さん(49)は今春の再開をあきらめかけた。しかし、
◎ 蔵見学…醪(もろみ)や麹室など酒造りの工程を見学できます。(受付制) ◎ もとすり実演披露…ご好評につき、回数を増やしました! 10時・11時・13時・14時の4回行います。 ◎菰巻実演…10:20/11:20/12:20/13:20(体験) の4回行います。 ◎ 本日限定有料試飲…毎年好評の【斗瓶取り大吟醸】の有料試飲と量り売り! ◎ 有料熱燗…この寒さの中ではやっぱり熱燗!チーズをおつまみにどうぞ。 ◎キッズコーナー…けん玉・輪投げ・杉玉づくり…楽しさ盛りだくさんです! ★蔵見学専用バスを白雪本社前から定時運行していますので ご利用下さい(無料) ★約30分コースの蔵見学! ★当日しか飲めない「斗瓶取り大吟醸」の有料試飲! 1.振舞い酒…鏡開きは 10:00 と 13:00 に行ないます。 2.地ビール…白雪ビール・六甲ビール・淡路ビール他、各地のビールが大集合!
大分県杵築市南杵築の中野酒造は、ピンクの日本酒「桃色にごり酒」(360ミリ・リットル瓶入り)の出荷を始めた。 昨年初めて販売して好評だったことから、出荷予定を2倍の約3200本に増やした。 原料米はすべて地元産で、発酵する過程で発色し、酒を薄いピンクに染める「赤色清酒酵母」を使用している。通常の酵母よりも繁殖力が弱く、発酵が進みにくい難点があるため、もろみの温度を入念に管理しながら醸造した。 昨年は約1600本販売したところ、ひな祭りや花見用に買う人が多く、すぐに完売した。今年は1月と2月下旬の2回に分けて出荷する。 中野酒造の中野淳之専務は「甘口で、女性にもお勧め。食前酒に適しており、和菓子とも一緒に飲めます」と話している。 1本880円。市内外の酒類販売店などで販売している。 問い合わせは同社(0978・62・2109)へ。
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