今日の風景 すたみな太郎にて誕生日会でした はじめに 『算数の文化史』を読んでいたら、「あらゆる自然数は2の累乗の和としてあらわすことができる」ということが紹介されていた。証明はともかくとして、これは直感的にわかるものだ。だが、もう一つ「あらゆる自然数は3の累乗の和と差であらわすことができる」というのがある。これは直感的にはちょっとよくわからない。 例えば、5であるならば、3の累乗のリストは「9、3、1」となる。この場合、「9」から「3」と「1」を引くことで、5の数を表現できる。このように、全ての自然数は3の累乗の和と差で表現できるという。当然、このことは数学的帰納法かなにかで証明するのが正しいのかもしれないけれど、その証明はとりあえず追いておくとして、そのような3の累乗の和と差で、あらゆる自然数を表現するようなプログラムを書いてみるのが、今回の記事の目的となる。 仕様決め まず、仕様を決