デジタル一眼レフカメラのライブビューには、大別して2つの方式があります。コンパクトデジカメと同じように、イメージャーに受けた光を液晶モニターにそのまま出力する方式が1つ。オリンパス、パナソニック、キヤノン、ニコン、ペンタックスが対応する機種を発売しており、Live MOS、CMOSなどの撮像素子にその能力があるかどうかが問題となります。 もう1つの方式が、撮像用とは別の小型イメージャーを使い、光学ファインダーに導かれる光を出力する「カメラinカメラ」といった方式で、α350とE-330(生産終了)の2機種が採用している方式です。 どちらの方式にも一長一短があります。イメージャーによるライブビューは、AFポイントの数を容易に増加させることが可能で、将来的にはコンパクトデジカメのように、数十・数百もの測距点を画面の隅々まで配置することも可能かもしれません。 ただしこれはコントラスト検出式でのA