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ソフトウェア,ITサービス契約の英語による解説書の紹介。 The Tech Contracts Handbook: Software Licenses and Technology Services Agreements for Lawyers and Businesspeople 作者: David W. Tollen出版社/メーカー: American Bar Association発売日: 2012/07/23メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容は入門から基本,といった感じ。私自身は,英語をスピーディに読めるようになるための訓練として買ってみた。 法律家向きというよりは,よりエントリー向けに書いてあって,法律の条文,解説なども最小限にとどめている。IT関連契約に関する留意点は,日米で基本的レベルにおいて違いはないので,IT関連契約について知ること,読
2013年12月25日08:00 【本】クレーム対応の「超」基本エッセンス ― 「誠意を見せろ!」は“要求”ではなく“意見”です カテゴリ法務_クレーム・トラブル対応 businesslaw Comment(0)Trackback(0) レクシスネクシスのI様よりご恵贈いただきました。ありがとうございます。お手紙には「はっしーさんのお仕事にはあまり関係ないかもしれませんが」と添えられていましたが、そんなことないです!BtoCビジネスですので、日々クレーム対応の仕事もやっております・・・。 クレーム対応の「超」基本エッセンス エキスパートが実践する鉄壁の5ヶ条(ミドルクライシス(R)マネジメントVol.2) Basic Essence of Complaint Handling (ミドルクライシスマネジメント) [単行本(ソフトカバー)]株式会社 エス・ピー・ネットワークレクシスネクシス・ジ
2013-11-12 読了: DECの興亡―IT先端企業の栄光と挫折 DEC イノベーションのジレンマ 「DECの興亡」を読んだ。DECの興亡―IT先端企業の栄光と挫折作者: エドガー・H・シャイン,ピーター・S.ディリシー出版社/メーカー: 亀田ブックサービス発売日: 2007/05メディア: 単行本この商品を含むブログを見る著者のエドガー・H・シャインは、長年DECのコンサルタントを勤めた人物で、本書を見る限りCEOのケン・オルセンとの距離も非常に近く、DECの社内運営にも深く関わった人物。ある意味DECのインサイダーであり、著名な組織文化の研究家でもある著者が送る、偉大な企業・DECが潰れるに至った経緯。 この本が繰り返し主張することは、DECという企業が終始ケン・オルセンという人物の個性そのものであった、ということ。特筆すべきなのは、ケンが部下に会社としての方向性を指示することが
日本実業出版社の今野様より献本御礼。 なぜ、システム開発は必ずモメるのか? 49のトラブルから学ぶプロジェクト管理術 作者: 細川義洋出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2013/09/27メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 東京地方裁判所でIT事件担当の調停委員を努めておられる細川氏が、ご自身の経験をまとめてシステム開発のモメるポイントを整理し「人の振り見て我が振り直せ」を啓蒙する位置づけの図書になっております。 こう書いてしまうと非常に堅苦しいですが、モメるポイントをわかりやすく伝えるために「IT事例に詳しい美人弁護士に相談する」というカジュアルな設定になっています。塔子さんがその弁護士役で、厳しい指摘がコンビネーションブローのように続いており、爽快感がありました。 一部、本書の会話内容をご紹介します 彩音 「もう設計も終わる時期なのに、ま
数年前に師匠が非常に面白そうに読んでいた本。もう絶版なのだが、たまたま手に入ったので読んでみた。本当に面白い本っていうのは、誰かに勧めたりせずにただひたすら楽しむものなんだろうな。ここに感想を書くので、それを見て興味を持った人は読むといい。 この本にはステルス戦闘機のことがもちろん書いてあるが、それよりも開発したロッキード社のスカンクワークスについて詳しく書いてある。そしてスカンクワークスが開発した別の戦闘機の話もあって盛りだくさんだ。ソ連との冷戦下であり、アメリカ国内でもCIAと空軍がしのぎを削るなか、少ない予算で頭一つ二つ飛び抜けた凄まじいものを作り上げるスカンクワークス。 スカンクワークスは、50人ほどのベテラン設計技術社と100人ほどの機械工からなる、小さくとも強力なチームだった。われわれに課せられた仕事は、最新技術を駆使して、極秘の用途のための少数の飛行機をつくることだった。 ・
2013年09月24日08:00 【本】インターネットの法律問題 理論と実務 ― うつろいやすいネット法務の世界に“昔話”が杭を打つ カテゴリ法務_知的財産法務 businesslaw Comment(0)Trackback(0) 奥付によれば9/13発行,しかし本日現在Amazonでは品切れが続き,大型書店への入荷も少なく,入手困難となっているらしい『インターネットの法律問題』を運良くゲット。 インターネットの法律問題 (-理論と実務-) [単行本]岡村 久道新日本法規出版2013-09-13 労働法でいえば濱口桂一郎先生の本がそうですが,広大かつ法改正の頻度が激しい法律分野を深く有機的に理解するには,「なぜそれらの法が必要とされ、成立したのか」という背景・ストーリーとしての“昔話”を知ることが,その手助けとなると思います。この本はおそらく全著者がそれを意識しており,法案成立→改正の歴史
July 06, 2013 企業内プロフェッショナルのためのM&Aの技術/ 四方藤治 (著) 遅くなったが読み終わったので感想などをメモ。 一言で言うと、事業会社でM&Aに関わる法務担当者にとってはおそらく必読(メーカーであれば間違いなく必須)の一冊。もっとも、一定の知識があることを前提にしているので、いきなり読むのはシンドイだろうが...。(*) 日産で200件以上のM&A案件(ほとんどがクロスオーバー案件)に関わられた著者がM&Aに関する要所について解説するもの。守秘義務の問題があり、具体的な案件に関わる記載は出てこないものの、企業の中でM&Aを取り仕切っていないとかけないような実務上のポイントについての解説が有用。法務、財務、税務、人事、知財、環境などなどの個別の分野に断片化されず、統合的に俯瞰するような形での解説及び外部専門家の起用の仕方についての説明は、おそらく「中の人」でないと
ネットベンチャー,コンサル業界の知人を中心に絶賛されている題記の本。 不格好経営―チームDeNAの挑戦 作者: 南場智子出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2013/06/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (52件) を見る 南場さんの文章はよみやすくて面白い。一気に読めそうだったが,ここのところ時間が全然とれなくて何回かに分けて読んだ。 DeNA起業のとき,出資(予定)者が,ネットオークション*1に関係する特許(出願中も)の公報が段ボール数箱分送られてきて,これらについて非抵触であることを保証するとともに,侵害時には南場さん個人がインデム(補償)せよという要求があったという話。こういう形式をとるかどうかは別として,今でも出資時にターゲット会社のサービスモデルが第三者の権利を侵害していないかどうか保証させることはよくある。それにしても,まだ立ち上がってもいないサービス
2013年06月04日07:00 【本】新 商標教室 ― あの名著の「基礎編」が「上級編」にレベルアップしました カテゴリ法務_知的財産法務 businesslaw Comment(0)Trackback(0) 弁護士会館ブックセンター出版部 LABOの渡邊さまより、以前このブログでもご紹介した商標実務の名著『商標教室』が出版社もあらたに新版となってリリースされるとのご連絡を頂戴し、ご好意によりご恵贈いただきました。ありがとうございます。 新 商標教室 [単行本] 著者:小谷 武 出版:LABO (2013-05) 頂いて、読んでみてびっくり。事前のご連絡では『商標教室 基礎編』のアップデートと聞いていたのに、別モノの本になってました。そのわかりやすい証拠がこのページ数の圧倒的な差。旧版が(商標法の条文抜粋部を除き実質)150ページなのに対して、新版は450ページと3倍になっています。 で
フィリピン旅行の帰りの飛行機で読み始めて、一気に読み切ってしまった。「マネーボール」で知られるマイケル・ルイスの本だからきっと面白いだろうと思って買ったわけだが、期待以上の面白さだ。リーマンショックなどの一連の出来事がなんだったのか非常によくわかる。 低所得者向けの住宅ローン(サブプライムローン)をまとめて金融商品にして売りさばいていたらいろいろ破綻したというあいまいな認識だったが、この本を読めばキーワード一つ一つが一気に繋がった。そんな住宅ローンは無茶だろうと思って、破綻する側に掛けた3つのグループの動向が中心となって話が進んでいく。 現状においておかしな点を見つける、それによって近い将来起きることを予測する、予測に基づいて掛ける、掛け金をきちんと回収する、という基本が非常に丁寧に描かれているのがいい。これはお金に限った話ではないし、自分で物事を考えて行動する人間にとって非常に大切な視点
採用基準 地頭より論理的思考力より大切なもの 「マッキンゼーの採用マネジャーを12年務めた著者が初めて語る - 地頭より論理的思考力より大切なもの」が表紙の惹句である。これだけで、出版社がどのような読者層に何をアピールしようとしているか、よく分かる。『マッキンゼー』という、外資系コンサルの中でも最高級のブランドにあこがれ、その採用の基準を知ってみたいと感じる読者がターゲットであろう。 ところで、実際に読んでみると、採用基準に関する話題はこの本のボリュームの4割程度で、あとの6割は『リーダーシップ』に関する説明である。著者も、もっぱらこちらを訴えたかったにちがいない。日本ではリーダーシップの概念がうまく理解されていない、と繰り返し著者は書く。しかしマッキンゼーが採用にあたって最も重視するのは、地頭の良さでも論理的思考力でもなく、「将来、グローバルリーダーとして活躍できるポテンシャルである」(
2013年05月14日08:00 『法務部門の実用知識』で弊ブログをご紹介いただきました カテゴリ法務_その他 businesslaw Comment(0)Trackback(0) 『法務部門の実用知識』P220にて弊ブログをご紹介いただいていることを人づてに聞いて知り、早速購入。商事法務や西村あさひのメルマガと同列に並べて頂けて、大変光栄に存じます。 同書は、司法書士資格を取得されてから数社の法務部門での業務経験を持つ著者が、その成功・失敗談を数多く紹介しながら、法務部門に求められる機能・役割を説明するというもの。類書として『企業法務のセオリー』がありますが、あちらが体系的にまとめられているのに対して、この本は「そこまで言ってしまって大丈夫なのでしょうか?」と読んでいるこちらの手に汗が滲むほどの生々しい描写が特徴です。 法務部門の実用知識 [単行本] 著者:堀江 泰夫 出版:商事法務 (
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