政治的な動機に基づくWebサイトの改ざんだけでなく、便乗メールやサイトによるマルウェア攻撃も報告され始めた。 イスラエルによるガザ攻撃を受けてWebサイト改ざんなどの「サイバー戦争」が発生しているが、ニュースを装った電子メールでマルウェアに感染させようとしたり、政治的運動に見せかけたりしたWebサイトで、トロイの木馬を配布する悪質な便乗攻撃も報告され始めた。 US-CERTによると、ガザ攻撃に便乗したスパムメールはCNNから届いたように見せかけ、リンクをクリックすると偽のCNNサイトに誘導される。この偽サイトで動画を閲覧しようとするとAdobe Flash Playerを新しいバージョンに更新する必要があると促されるが、これに従うと悪質なコードがシステムにインストールされてしまう。 パレスチナ側とイスラエル側の支持をうたったそれぞれWebサイトは、必ずしも政治的動機だけで開設されているわけ
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